日記: 7月2日 (2006年)

 ネタがないときのためのバイク調査報告書。その4。

 ・F650GS
  http://www.bmw-motorrad.jp/product/enduros/F650GS/index.html

 次期主力戦闘機選考の第三候補。まぁ、前述した2種にかなり心は傾いていて、ほとんど選考外ではあるんだけど、妙に気になるマシン。

 BMWのバイクはどうも、F始まりが単気筒、Rが2気筒、Kが4気筒になるようで、F650GSは650cc単気筒ということになる。高価なイメージのBMWのなかでは、最も安価な部類のバイクで、気軽に(?)買えなくもないモデルだ。

 このバイクはいわゆる「デュアルパーパス」というジャンルのバイクで、オンロードもオフロードもそこそこにこなせるように作られている。欧米では「アルプスローダー」ともいうんだったかな。現行の同排気量・同ジャンルのものには、SUZUKIのV-Stromや、HONDAのTransalpなんかがあって、F650GSも含め、どれも楽そうなポジションと、高い燃費、それに独特なスタイルを持った、魅力的なモデルだ。でも、オフロード要素があるぶん、F650GS以外はどれもシート高が高く、私のトライアルからは脱落させざるを得なかった。

 そんなF650GSの気に入った点は、特異な風貌と、非常に評判の高いポジション、そしてABSやグリップヒーターなどの豊富な装備だ。

 風貌の特異さは見てのとおり。オフ車に近いと言えば近いけど、どこか異様なデザインが目にまぶしい。サイドカバーからフロントフェンダーにかけてのラインや、埋め込まれたフロントウィンカー、人間の頭のような異様なヘッドライト&メーター&スクリーンなど、所有欲を満たすに十分すぎるスタイルをしている。

 ポジションについても、Webで調べれば調べるほど絶賛されている。特に評判がいいのがシートで、いくら走ってもケツが痛くならないとかなんとか。我がゼルビスもシートはかなり居住性がよくて、それになれてしまっているだけに、居住性の悪いシートに対しては未知の恐怖がある。だから、シートがいいっていうのは惹かれるなぁ。

 装備の充実も見逃せない。特にABSの装備は、かなり心揺れ動く項目だ。最近ではツアラーやスクーターを中心に、ABS装備車が増えてはいるけど、ミドルクラスではまだまだ少ない。私としては以前の事故の件で、急制動の重要性を知ってしまっただけに、特にABSが欲しくなってしまう。

 んが、そんなF650GSも、1)外車のクオリティに信用がおけないこと、2)乗車姿勢が「ママチャリ」で少し格好悪いこと、3)ダートを走る予定がほとんどないこと、などから私の選考からは遠のいてしまったのだった。1)は偏見かなぁ?

 あー、あと同じBMWのRocksterはメチャクチャかっこいいな。

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