博多旅行2日目。
【ホテルの朝食ビュッフェ】
ホテルの朝食のビュッフェってテンションが上がる。そしてついつい食いすぎる。日本食が続いていたので、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ポテト、といった洋食的なモノを中心に、焼き魚、明太子なども織り交ぜて食い漁った。
【太宰府天満宮】
今日は太宰府天満宮にだけ行って東京に帰る日、と決めていたので、予定通り太宰府天満宮へ。
なんか、先月訪れた善光寺に近い雰囲気だった。参道の左右にみやげ物屋が並んでいるところのにぎわい方なんかが特に。強いて言えば太宰府天満宮は駅から至近で交通の便がいいのがよかった。
内部は、個人的には太鼓橋が目に新鮮でよかったかな。肝心要の歴史ある本殿も、もちろんいいのだろうけども、素人としてはどうしても変化球的な、もの珍しい部分に目がいってしまう。道真さんごめんなさい。
【寺田屋の梅ヶ枝餅】
太宰府の参道のあちこちで売られている名物のお菓子。皮が薄めの大福を上下から押しつぶす形で焼いたもの、だとおもう。1個100円。てのひら大の円盤状。
特にどの店がいいのかもわからなかったので、太宰府天満宮を出て一番近かった寺田屋で購入し、その場で早速食べてみた。
うん、大福を焼いたものだな、という想像通りの味。表面はパリッとしていて、中にモチモチの層があり、さらにその中にあんこが入っている。普通の大福を水餃子とするならば、梅ヶ枝餅はさしずめ焼き餃子といった感じ。私は普通の大福よりこちらのほうが好きかも知れない。うん、悪くない。
奇抜な内装で人目を引いていたスタバ。多くの人が店内を外から撮影していた。これでは中で飲んでるお客さんは、さぞ落ち着かなかったことだろう。
そういう意味では、デザイン的に失敗なんじゃないかね、これ。格好いいのかもしれないけどさ。
太宰府天満宮の参道沿いのみやげ物屋を冷やかしているなかで、試食をしたら美味かったのが、このチーズカステラ。
ついついお土産に買ってしまったんだけど、後で調べてみたら、ここって長崎の企業だったんだな。太宰府の店じゃないんだったら、あんまりここで買う意味がなかったじゃないか。まぁ、いいけども。
【もつ鍋おおやま】
予定していた4つの博多食い倒れフラグの、最後のフラグを立てるべく、モツ鍋屋に。
博多駅の駅ビル内にあるこの店は、昼時にいったら行列ができていた。めんどくさいなぁ、とは思ったものの、フラグ立ての義務感もあったし、どうせもう飛行機が出るまでやることもなかったし、なによりも行列ができているということが美味しさの証拠のような気もしたので、おとなしく行列に並び、30分ほど待って入店した。
そんなにしてまで食べたモツ鍋なんだけども、まぁ、予想の範疇を出ない、よくある外食の鍋だった。どうしても外食で食う鍋って、肉:その他、の比率が1:4とか1:5なんだよなぁ。肉以外でカサを稼ぎすぎて、メインの印象が薄い。
違うんだよ!私が食べたいのは、肉:その他が4:1くらいの鍋なんだよ!モツ鍋なんだからモツばっか食わせてくれよ!
ってことで、結局気分としては「モツ風味のにら白菜鍋」を食ったというところに留まり、勝手に抱いていた「もしや本場なら東京と違ってモツてんこ盛りの鍋が食えるのでは・・・」という淡い期待は、あっさりと打ち砕かれたのであった。
【ふくやの明太子】
博多駅の駅ビル内の「みやげもん市場」で、いろいろな店の明太子を試食したんだけど、結局有名なふくやが一番美味しいと判断して、こちらでお土産を買い求めた。椒房庵の柚子明太子も捨てがたかったんだけど、ふくやのぷちぷち感とか、奥に潜む王道の味とかに軍配を上げた形だ。
ま、正直インターネット通販でも同じものを同じ値段で買えるから、この機会に買う必要はまったくないんだけどね。でもこういうタイミングで買わないと、なかなか大枚をはたくテンションにならないのも事実。勢いに乗る形で、自宅と実家とに明太子を購入した。
【ボーイング787ドリームライナー】
帰りの飛行機は、事故続きの787。多少縁起が悪いというか不吉というかそんな気分もあったけど、事故が起こることもなく、無事に帰ってこれた。
さすがに787は新しいだけあって機内は綺麗だったし、ANAの名物コンソメスープを飲むこともできたし、787は見た目は格好いいし、快適な空の旅だったんじゃないかな。
787唯一の不満点は、トイレのふたが開いた状態にならないのかな、ということだ。センサーで自動的に閉じるような仕組みになってるようなんだけど、それが意図せずに勝手に起動してしまうために、立位での用便(小)に適さないようなのだ。ふたを開く、立位で小用をし始める、ふたが勝手に閉じ始める、あわやふたに尿が降りかかる大惨事、という事態に陥りそうになった。
「男性の方も座って小用をしてください」とか書いたほうがいいんじゃないかなぁ、あれ。
【帰宅】
で、帰宅。夕飯はご飯を炊いて、早速ふくやの明太子でご飯。自分で空輸したという苦労も相まって死ぬほど美味かった。
しかし、食に期待して行った今回の旅行だけど、トータル的には率直にいって期待ほどではなかったかなぁ。クオリティは東京と同じ程度だった。不味いもの、ってのがまったく無かったので、レベルは高いんだろうけど、食べるために交通費を出す、というほどでもなかった、それなら東京で間に合ってしまう。やっぱ東京すげえ、ってことなのかもしれない。
今回一番よかったのは、金印かなぁ。金印を見たというだけで、個人的には価値がある旅行になったよ。
ふぅ。おつかれさまでした。
金曜日明太子楽しみです^^
アー、アー、キコエナーイ
そして翌日月曜日に福岡発羽田行きの787が
エンジントラブルで止まったという。怖ええ