おまちかね(?)のグルメ編スタート。
渡英後、最初の食事はホテルのレストランBrasserie Centraleでのディナーだ。
ホテルの立地が田舎の幹線道路沿い、というような場所で、周囲に繁華街があるわけでもなく、土地勘もなかったので、ホテルのレストランに頼る他なかった(ついてから落ち着いてみれば、周囲にファミレス的なものが2軒ほど見つかったが)。
ただホテルのレストランというと、フォーマルすぎたり、逆に派手すぎたりして、入りにくいケースもある。その辺の情報がウェブでも見当たらなくて少々不安だったんだけども、杞憂だった。程よくカジュアルな雰囲気で難易度が低く、渡英間もない当地の勝手のわからない時期の食事の場としては無難だった。
食べたものは、ビールとチキンティッカマサラ。
ビールはボディントン。日本で簡単に飲める「イギリスの缶エール」としては代表的な銘柄。でもこれをドラフトで飲んだのは初めてだ。缶入りのボディントンと同じく、クリーミーな泡とクセのない味わいとで、水のように飲めた。
食事はチキンティッカマサラ。イギリス版カレーと言おうか、日本でインドのカレーが日本風にアレンジされて国民食となっているように、イギリスでもインドのカレーをチキンティッカマサラなる料理にアレンジして国民食となっているらしい。ってことで、今回の渡英では、是非食べてみたかったメニューなんだけども・・・うーむ?
そこそこに美味しいは美味しいんだけど、一口食べて、この料理は「ホテルのレストラン」というフィールドではきっとダメなんだろうな、と直感した。本物を知らないから断言はできないけど、上品にアレンジされすぎで本領を発揮していない、というような気配を感じずにはいられない。ルーもライスも美味しいのに、配膳が小洒落ていて食べにくいし、ライスがあるのにさらにナンもどきがあるのも冗長に感じた。
ってことでチキンティッカマサラについては、なんとなくどんな味のものかは分かったけど、その国民食とまでなった真価を理解するには及ばなかった。残念だ。
待ってましたグルメ編!
でもイギリス料理はまずいと有名?なのが不安ですよね・・・
待ってたか!
「イギリスは料理が不味い!」のは半ば事実で
半ば過去の話っていう印象かなぁ。
個人的には他の旅行先と大差ないと感じているかな。
「金を出すことであがっていくレベルの上限」は低そうだし、
「店や料理の選択を誤ったときのダメージ」は大きそうだけど、
そこそこ店やメニュー選びのセンスがあれば、
中級レベルの料理の美味しさは他の国と変わらないと思う。