日記: 2月4日(2016年)

 くるぞくるぞといわれて足掛け3年。

 ついにLoLの日本語版のクローズドベータテスト(CBT)がはじまった。ここからのスケジュールは割合に密であることが示唆されているので、本公開まで1クオーターもない段階にあることだろう。いよいよLoL日本語版が盛り上がってきた。いいぞいいぞ。

 ともあれ、今とりあえずはこのCBTだ。

 参加方法はいたって簡単だった。いつも遊んでいる海外LoL用のクライアントをそのまま起動し、リージョンを日本にあわせ、サーバー・言語間の差分ファイルをダウンロードするだけ。インストール、ダウンロードなどの手間がなく、あっという間だった。それで、いつものLoLクライアントが日本語版テストクライアントになり、テストサーバーにログインできるようになった。というよりは、本番サーバーに本番クライアントとテストアカウントでログインする、ということなのだろう。

 ログインし、適当なサモナー名をつけると、いつものロビーの日本語バージョンにたどり着いた。テストアカウントということで、RPとIPをそれぞれ50万ずつ持っている。なんでも買いたい放題だ。

 でも、数戦しかしないであろうテストのために、買い物で時間を浪費するのもだるいので、スキンなどは特に買わずに、テスト用に用意されていた「チャンピオン全部揃ってますセット」だけを買って、手早く済ませることにした。本音を言えばこれすらも面倒くさいので、「チャンピオンを全部持っているアカウントを配ってくれよ」と思ったものだけど、この場合、買い物をさせるところまでがテストなのだろうな。仕方がない。

 もっと面倒くさかったのは、ルーンとマスタリーの設定だ。これも1からやらなければならない。こうなってくると面倒くささも限界なので、ADとAPっぽいルーンとマスタリーをつくって、使いまわすことにした。なんでもええわ、と。

 で、いざ参戦だ。

 試合形式はノーマルブラインドしかないので、それで遊ぶ。

 マッチングが成立すると、おなじみのピック画面だ。ノーマルブラインドなので、宣言順でピック、という懐かしの方式のようだったんだけど、弱気な私は「自信がないので余りモノでいいっす・・・」的な態度(無言)を取って、最後に余ったADCで遊ぶことになった。チャンピオンは悩んだ末にエズリアルにした。

 試合が始まると全員普通に動き始める。完全新規の人を生暖かく見守ることを少々期待していたんだけど、そういう人はこの試合についてはいないようだった。今回のCBTは、応募者の中から海外LoLの現役プレイヤーを中心に当選させているらしく、この試合もその例に漏れず、ということのようだった。

 試合中は合間をみてはうろうろと動いてみたり、スキルを無駄打ちしてみたりしたんだけど、ラグが少なくて快適、というような感動を特別感じることはなかった。

 うーん、普段それほどシビアな操作をしていないからかな。いつもとの違和感といえば、キャラクターやアナウンスが日本語だというくらいだった。

 試合結果は上掲のとおりの勝利。他のレーンのことはわからないけど、Botに関しては、まぁ、処理だった。相手はLoL未経験者という感じではなかったけど、ブロシル勢の私から見ても、明らかに未熟な感じだったので、Coop勢だったのかもしれない。逆に味方の数名は動きがよくて「寄り早っ」とか思っていた。まだ大半の人の内部レートが適正じゃないんだろうな。味方運が良ければ勝てる、というような気配が濃厚だった(それは常に言えることでもあるけど)。

 そのあと、もう1戦。今度はTop Poppyをやって、これまた勝利。それでこの日のLoL日本語版体験を終えた。

 感想としては、軽いとかいうことよりも、良くも悪くもメンバーと会話がしやすいのがいい点かな(一言も発しなかったけど)。行動を合わせやすい。とはいえその反面、ネガティブな言葉も、心に刺さりやすくなる。

 いい面がより強調されていくことを願うばかりだ。

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