Capture2Textという翻訳ツールを使ってみた。
最近よく話題に上り、興味はあったこのツール。でも、最近の洋ゲーは日本語化される傾向が強いし、オンラインゲーム系ではそんなに英語自体が重要じゃないということで、使う機会がないままだった。
そこへきてついに今回、BATTLETECHが英語版しかないという事態に至り、使ってみることができたというわけだ。
結論からすると、非常に便利だった。
使い勝手はまず問題ない。設定したホットキーで範囲を選択すると、選択範囲の画像をコピーし、そこにOCRをかけてテキスト化し、Google翻訳にかけ、その結果をポップアップしてくれる。すべてがワンパスで行われるので、操作が手軽でよかった。
またアルファベットは形状が単純だから、OCRの解析精度が高く、テキスト抽出のミスは少ないし、翻訳精度も最近のGoogle翻訳はかなり信頼性が高いので悪くない。私の英語力をもって、自力でのろのろ中途半端に読むよりは、圧倒的に早く大意をつかむことができた。
あとはBATTLETECHはCapture2Textに向いたゲームでもあった。
範囲をマウスでドラッグする、というインターフェースなので、翻訳対象がある画面でマウスが自由に動かせるゲームであることが望ましい。また、音声ベースだったり、音声の字幕ベースでストーリーが進むようなものだと、文字が取れないか、取れても処理が追いつかないので、自分のペースでページをめくっていけるような、テキストベースでストーリーが進むことも必要だ。BATTLETECHはその双方を満たしているので助かった。
低英語スキル者の洋ゲーライフの質を向上させる優良ツールとして、Fly!ではCapture2Textを応援しています。