メインミッションの最終段階として、ハイエナ、アウトキャスト、トゥルーサンズの各拠点ミッションを行った。
レベル30になることと、これらをクリアすることとが、エンドコンテンツである「侵略」モードを起動するキーになるので、エンドコンテンツ前の大一番ということになる。
・・・のだけどね。
ここまでのところ、いまいち3勢力のキャラが立ってないんだよなぁ。拠点について述べると同時に、各勢力の基本設定や特徴を見直して、エンドコンテンツに向かいたい。
【ハイエナ】
- 拠点は、ディストリクトユニオンアリーナ
- 評議会がトップなせいで、これといった記憶に残るボスがいない
- 今回のヒャッハー枠
- 前作の暴徒とライカーズを合わせたような連中
- よくヤクをキめる
- ファッションポイントはガスマスク
と、こんなところか。普通にプレイすれば、最初に遭遇する連中。ボスは「聖者」だけ覚えてる。言語はSaintだから「セイント」と音訳でよかったのになぜ意訳してしまったのか。
拠点の難易度は普通だったかな。難しさよりも、同じ競技場が原型のミッションとして、前作のマジソン野戦病院(マジソン・スクエア・ガーデン)と雰囲気が似ていたことが印象深い。
モデルはおそらくキャピタル・ワン・アリーナ。ただ、マジソン野戦病院のほうが、「ちょっと前まで人々の楽しむ場だった」感が色濃く出ていて、演出としては上だった。
【アウトキャスト】
- 拠点は、ルーズベルト島
- 親玉は、エミリーン・ショー
- 45歳の抗菌おばさん教祖
- 今回の狂信者枠
- 一応前作のクリーナーズ枠なのだが、頭のねじが外れてる
- クリーナーズは「感染を止めるために汚物は消毒」
- アウトキャストは「感染を広めるために邪魔ものは焼却」
- 元々はドルインフルに感染した疑いで隔離&見殺しにされた可哀想な人々
- その恨みを晴らすべく、全人類を感染させてやれ、という教義で団結してる
- 兵科は、自爆兵、火炎放射兵、爆発弓兵、など。めんどくさいのが多い
- ファッションポイント左胸に輝くライト。夜間に目立つ
拠点のルーズベルト島は、今作屈指のアウトドアステージ。現実世界でも手付かずの自然が残るというこの島は、特に夜の大嵐の中でプレイすると、ジャングル戦のようになって、雰囲気がでる。
難易度としては、最後の船破壊エリアの敵が無限湧き(たぶん)だと気が付くまでが長く、きつかった。いつ終わるんだよー、弾がなくなるよー、的な。船破壊ギミック自体は面白かったと思う。
割と気の毒な出自の連中なんだけど、そのあとの気の狂いっぷりにはさすがのエージェントもドン引き。親玉も爆殺するほかなしだ。
【トゥルーサンズ】
- 拠点は、キャピトル・ビル
- 親玉は、アントワン・リッジウェイ将軍
- 普通に決戦場に出てきて殺されてくれるおじさん
- 今回の軍隊枠
- 前作のLMBの枠なんだけど、こちらも頭のねじが外れている
- かなりの選民思想で、弱者は死ね、感染者は死ね、違反者は死ね、と苛烈
- 兵科的にはあまり特徴がない。普通の軍隊。地味
- いまいちLMBやブリスほどキャラが立ってない。地味
- ファッションポイントも特にない。地味
拠点のキャピトルビルは、おなじみアメリカ合衆国国会議事堂がモデル。名前はキャピトルヒルに寄せている。前作は、国連本部にせよ、マジソンスクエアガーデンにせよ、ほぼ実名採用だったのに、今作はホワイトハウス以外は少しずらしてきているな。
難易度はやっぱり普通だった。1つ前のルーズベルト島よりも簡単なんじゃないかな。ただエミリーン・ショーはその姿を最後まで現さなかったのに対して、リッジウェイはその身体を晒して決戦にでてきたので、その辺は天晴天晴。
でも、前作ブリスのヘリのほうが演出もドロップも派手だった。どこまでも地味。