日記: 11月20日(2019年)

 沖縄旅行の話、その2【スタイル】

 基本的には、文物を観る、というスタイルだ。老夫婦連れだからね。

 沖縄といえばやはり真っ先に、「マリンスポーツを楽しむ」というようなイメージがあるものと思われる。でも、我が家の老夫婦慰安旅行の場合は、当然ながらそんなものは眼中にはない。

 大部分は「ただただなにかを眺める」というパッシブな楽しみ方になるのだ。

 なのでガイドたる私としては、元々のきっかけとなった目的地の首里城はもとより、その他の立ち寄り予定地も、眺めて楽しいもの、というような発想で選択した。

 「海が綺麗に見える」「自然が綺麗に見える」「歴史を体感できる」そんなやつだ。

 そんな諸事情を勘案した結果、沖縄旅行の中心地は北部方面とすることにした。

 南部にある首里城は行くこととしても、あとは北部の美ら海水族館、今帰仁城、古宇利島、などをめぐり、ザ・沖縄、ザ・南の島、というような景色を見るのが主目的だ。

 それにともなって訪問する時期も、マリンスポーツの盛んな混雑しそうなシーズンを避け、降水も少なく、それでいてまだ温暖な気候を味わえそうな、11月を選定した。

 続く。

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