日記: 9月3日(2021年)

 4月2日の骨折、およびその翌日の通院から5か月が経過した。

 通院時に言い渡された「全治5か月」を過ごしたということになる。

 では現在の足の状況はというと・・・完全に元通り、というわけにはいっていない。

 機能面でいうと、9割方は回復している。日常生活ではほとんど骨折の後遺症を感じることはなく、通常の歩行時には少しの違和感もない。

 ただ厳密には、左足薬指周辺の筋が硬いというか、感覚としては「短くなった」という感じで、その部分を大きく伸ばす動作を取ったり、その部分に力を入れる動作を行うと、軽く痛みが走る。

 取りにくい姿勢の例としては、右足を前にしたランジを行うと、つま先立ちになる左足の指がつらい。また左足での片足立ちを維持するのも難しい。足の指で地面をつかむ、というような形の力が入らないようだ。

 形状としても以前通りではなく、左足の甲の骨が上に出っ張った状態になってしまっている。横から見て平坦あるいは凹な形状の右足に比べて、左足は横から見て凸な形状になってしまっている。そういう形で骨が結合されてしまったのかもしれない。

 そのため、座面が硬い場所で、この足の甲の出っ張り部分が当たるような座位を取るのに支障がある。つまり板の間で正座をしたり、左足が下に来る形での胡坐をかいたりする場合だ。こうすると、座面と骨の出っ張ってしまった部分とで肉が挟まれて、痛い。

 足指の筋の張りについては、今後の生活の中で、徐々になじんでくることを期待しているけど、骨の形状については、もうずっとこのままなのかなという気がしている。以前の状態に完全には戻らない、という事実は多少のショックがないではないものの、骨折後に形状が少し変わったというような話は、今までもよく聞いたことがあるし、そういうものだとあきらめたほうがよさそうだ。

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