日記: 10月1日(2022年)

 5年間愛用したスニーカーを、ひび割れるまで履きつぶしたので、買い替えた。

 履きつぶしたのは、リーボックのインスタポンプフューリー。青いやつ。

 今回購入したのは、リーボックのインスタポンプフューリー95。白いやつ。

 ということで、ほぼ同じスニーカーを買い直した。

 履きつぶした青いインスタポンプフューリーは、2017年7月に購入したという記録があるので、かれこれ5年も履いたことになる。購入当初は、「ポンプ意味なし」とか「くすんだ色がいまいちだった」とか、あれこれ文句をつけていたものの、なんだかんだで結局気に入っていたようで、気楽に履けるスニーカーとして、5年もの間、長く愛用することになった。

 だいぶくたびれてきてからは、ちょうどコロナ禍に突入したこともあって、お出かけ用というよりは、お昼のご近所散歩専用機と化してしまってはいた。しかしそれだけに、コロナ禍でもコンスタントに出番があり、高頻度に使い続けられた結果、ついにはみすぼらしくアッパーがひび割れるまで、とことん使いこまれる形になって、無事、大往生と相なった。

 ここまで使われれば、捨て去られたとてフューリー君も本望に違いない。

 で、買い替えの靴を検討して、いろいろと悩んだわけだけども・・・結局またインスタポンプフューリーにしてしまったわけだ。

 そうなった1番の決め手は、「靴紐がない」ということ。もう、この1点に尽きた。

 購入から5年間。ないのだから当たり前だけど、ただの1度も「路上でほどけた靴紐を結び直す」という目に合わなかったというのは、あまりにも快適すぎた。この特権を捨てる気にはならなかった。

 靴紐がないスニーカーとしては、対立候補にメレルのジャングルモックなんかもあった。だけど、「すでに履き慣れているモデルへの安心感」とか、「くすんだ青に不満だった購入当時に白に交換したかったという記憶」とか、「ミニ乗りとしての英国ブランドへの親近感」とか、その辺が混ざり合って、白のインスタポンプフューリーを購入することに決めた次第だ。

 購入したての白いインスタポンプフューリーは、今のところ色があまりにも白すぎて、ザ・新品感が前面に出すぎている。正直ちょっと恥ずかしい。でも、スニーカーは白がやっぱり大正義な気がするので、そういう意味では気分がいい。少しヤレ感が出れば、もっといい感じになるだろう。すでにお気に入りの一側になる予感がある。いいぞ、いいぞ。

 デザインに関して言うと、今回購入したインスタポンプフューリーは、95というモデル番号が付いていて、今までの青いやつをはじめとする歴代モデルとは、少しデザインが違っているらしい。

 軽く調べたところでは、インスタポンプフューリーの歴史上、1995年にだけリリースされたマイナーモデルチェンジバージョンが、今年は復刻されているとかなんとか。つまり1995年と、2022年が、ほかの年とは別モデルということなのかな。

 私としては細かいデザインには特にこだわりがないので、不自然なほど違う、ということでもない限り、どうでもいいといえばどうでもいいかな。履き心地が変わらないのであれば、それで十分だ。

 というわけで、新しいスニーカーが手に入った。

 また5年・・・はどうかわからないけど、じっくり長く履いていこう。

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