日記: 11月7日(2022年)

 ちょっとした娯楽、暇つぶしに、こんなゲームを買って少しずつ遊んでいる。

 For The King

 今回は、これがどんなゲームかということを紹介したい。

 For The Kingはズバリ「ボードゲーム+RPG+ローグライト」というような感じのゲームだ。

 ファンタジーRPG風のキャラを作成し、ボードゲーム的にそれを操作し、1つのシナリオをクリアするか全滅するかするまでセッションを続ける。セッションが終わったら、また1から次のセッションを始める。そのサイクルを延々ローグライクに繰り返す。そういうゲームだ。

 1つのセッションにかかる時間は数時間から十数時間だろうか。シナリオがいくつも用意されているし、難易度も3段階あるので、すべてをコンプリートするには、かなりの時間がかかるだろう。

 ファンタジーRPG風のキャラクターは、1セッションあたり3キャラクターを投入できて、それぞれにRPGにおける定番の役割分担を振り分けることができる。つまりタンク、DPS、ユーティリティー、ヒール、といった役割をを3キャラに振り分けて、ゲームをスタートするようなイメージだ。

 ゲーム中の操作や判定はボードゲームライク。ボードゲーム調のヘックス盤の上でキャラを動かし、各マスのイベントをこなすことで、シナリオを進めていく。イベントや戦闘では、すべての判定がダイスロール(ダイスは見えないけど)によって行われるので、ボードゲームらしく、ダイスの目による運不運のドラマも随所で発生する。

 キャラクターの成長は、そのセッション限りで、次のセッションをまた開始するときには、またキャラクターはレベル1からになってしまいはする。でも、セッションで得た「ロア」で、新しい有利マス、アイテム、クラス、見た目スキンなどをアンロックしてから、次のセッションに再スタートできるので、新鮮味は薄れにくいし、だんだん上の難易度に挑めるようになったりもする。その辺がローグライクたるゆえんだ。

 地味なゲームなんだけど、一旦プレイを初めると、数時間が経過していたりする。この辺の時間泥棒の感覚は、シヴィライゼーションのそれに近い。黙々とクリックし続けてしまう魔力がある。

 ってことでFor The King。今ならSteamでセール中で3桁で購入できるようなので、暇人にオススメしたい。マルチプレイも楽しそうなので、誘ってくれるとなおヨシだ。求む、ボードゲーム冒険者。

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