Twitterで「EQ1を久しぶりにプレイしてみた」的なことを言っている人がいた。
懐かしい。
そして気が付いたら、私もNorrathに降り立っていた!
そんなお話回。
EQは現在F2Pなので、遊ぼうと思えば無料でも遊べる。だけども、今回はAgnarrサーバーという、「少しずつコンテンツが解放される5月下旬くらいにオープンしたばかりの新サーバー」「現在RoKまで」「有料プランアカウントでしか選べない」ってなところがあるというのが魅力的で、どうせならそこで遊びたかったので、1か月分の1500円ほどだけ支払いをして、遊んできた。
以下はその記録である。
Nezfly。Halfling。Warrior。懐かしむことが目的なので、昔の設定を再現した。ただしキャラクターモデルはニューモデル(10年以上前だろうけど)。風貌に面影はない。
懐かしのMisty Thicketで修行開始。レベル上げをしつつも、優先的にBlack Wolfを倒し、Ruined Wolf Peltを集め、Patchwork Armorを揃えるという、昔ながらの強化プランを進めていった。
ちなみに初心者アーマークエストは未導入なため、無意味なクエストアイテムも大量に拾えて困る。
ここでピラニアを退治して牙を集めまくり、錆武器や研ぎ武器よりも、ほんのちょっとだけ強い程度の、非魔法武器を手に入れるというクエストに臨んだ。
懐かしの「オートランで泳ぎ続けたままAFKして自動でSwimmingスキルをあげてる人」なんかがいて和んだ。そういう人が動き出すと、辻Buffをくれたりもして、助かる。
1か月目のサーバーなのに、もうすでに高レベルの人も多く、辻Buffも割と頻繁にもらえる世界になっているようだった。辻Buffがこんなにありがたいゲームも、EQ以来ないよなぁ・・・。
レベル5~くらいで通過することになる、「ブレル・セリリスの長城」。
その城門にて、そこを守護するはずのDuptyの死体があちこちに散乱していた。
周囲を見ると、レベルの高いダークサイドの冒険者が、不届きにもDupty狩りでソロレベリングをしていた。こいつのせいか!
若きハーフリングはピンチになるとここに逃げ込み、Duptyに敵を倒してもらうのが常なんだけど、上述のせいでDuptyがいないので、このタイミングで逃げてきたルーキーはDuptyの助けを得られず、討ち死にしていた。
ダークサイダー許すまじ。
でも、ダークサイダー氏が拾いそびれたDuptyの持ち物(1.5pで売れる盾)を、いくつも勝手に拾わせてもらえたから、今回は許そう。地獄の沙汰も金次第。
週末プレイの締めくくりとして、Faydwer島へのバカンス旅行開始。
まずはKithicor Forest。定番の壁沿い駆け抜け法によって進んでいく。
EQリリース直後は平和だったこの地も、RoK導入済みの時系列である今となっては、すでに呪いの地モードに変容していた。夜だったこともあって、強そうなアンデッドがうじゃうじゃ徘徊していた。時折、壁沿い駆け抜け法でも危なそうだったので、平地を恐る恐る迂回しつつ、森を通過していった。
コ・モ・ン! ラーーーーンドッ!
・・・のはずだったんだけどね。懐かしさが薄い。
というのも、どうもこのゾーン、リメイクされたようなのだ。
まず1番違うのは、マップが東西に分かれていない、ということ。往時はWest Commonlandと、East Commonlandに分かれていたはずなんだけど、今となってはCommonlandという1つのマップに成り代わっていた。
いつゾーンするのかな、と思って走っていたら、East Commonlandではなくて、West Freeportについてしまったので拍子抜け。
うーん、懐かしくない。基本壁沿いだったので、GrifinもHill Giantも未確認。
フ・リー! ポー・・・
どこやねん、ここ?
さっきCommonlandが変わってしまった、という話をしたばかりなんだけどね。あんなもんはFreeportに比べたら些末な問題だったよ。
Freeportに至っては、さらに大幅に全面改修されたようで、かつての面影が全くない、謎の町に変貌していた。建物から壁から、色も高さもぜんっぜん違う。なんだこれは。
・・・違う、違う、違う。私が見たかったのはこんなFreeportじゃないんだよおおおお!
もっと素朴で、砂漠の田舎町みたいな雰囲気のFreeportを見たかったんだ。かつて人々が集結していた、あのNorth Freeportの銀行前に座りたかったんだ。飛び降り自殺のメッカだったTempleの塔に上りたかったんだ。くそぅ。
はい、一気に場所は移動して、BBMことButcher Block Mountains。
はるばる船旅できました。
・・・と言いたいところなんだけど、今ではそんな苦労はいらないようだ。さっきのFreeportの写真にも写りこんでいる、TranslocatorというNPCに話しかけることで、一瞬で対岸のFaydwer島までここまで飛んでこれる仕様になっていた。
写真の場所は、一応有名地点だったはずの通称Crossroad。どうやらBBMは2ゾーンぶりにリメイクされていない、昔ながらのゾーンでいてくれたらしく、勝手知ったる地形を楽しめた。
旅のゴールは近い。
ゾーン名Greater Faydark。通称Gfay。
ここもBBM同様に、昔ながらの姿だと思われる。迷いなく行動することができ、また、都市で流れる音楽も昔ながらのもので、たいへん懐かしかった。
今まで通った場所の中で最も人口が多く、にぎやかな場所でもあった。今も昔もGfayは広く、にぎやか。
ここで、写真にも写っている「Soulbinder」なるNPCに、死亡時の蘇生地点設定をしてもらって、今回の旅は終了だ。
ってことで、土曜日に丸1日、懐かしのEQの世界を満喫しましたよ。
感想としては、やっぱり不思議な魅力があるね、このゲームは。今遊んでも面白いゲームだった。
ただ、まぁ、先を知っているというか、もうこの先何がどうなるのかわかっているという、わくわく感のなさがあるから、私においてはそんなに長続きしなそうでもあるかな。
基本的に成長曲線がなだらかなゲームなことも相まって、厳しめな過程を純粋に楽しめるかというと、ちょっと難しいように感じた。
1日どっぷりやっといて言うのもなんだけど、あんまり頑張れそうにない。その証拠に、翌日以降はあんまり起動できていなかったりする。
ってなわけで、EQ@Agnarr。1か月ぶんは支払い済みなので、まだまだちょこちょこNorrathを覗きに行くかもしれないけど、2か月目はないかなぁ。
なにこのフリーポート!!?
Highelfだった私にはBBMは記憶にあるな
ほかにもチェスボードとか
とりあえず私はFarpointが来るまで遊ぶゲームが無い!
フリーポートはちょっと違いすぎたなー。
「壁が高い」というのが一番感じた。
Freeportの壁って昔はやたら低かった記憶がある。
立体迷路の壁程度。
確かにそうかも
壁の上に登るのが当時流行った遊びの一つ
いま思えば、成長が遅いから狩場が固定されやすく
知り合いが出来やすいメリットもあったな
そうだね。効率を求めると反強制的にLFGになるし。
あとやってて思うのは、1戦1戦が長く、かつ、操作が忙しくない。
DAoC以降の戦闘中にスキルボタン叩きまくるゲームと違って、
戦闘中に会話したりが余裕でできる。これも懐かしい。