ってことで軽く覗いてきたんだけど、この写真の展開には少し感動した。
この写真はキャッスルという、滅んだはずの市民コミュニティの風景なんだけども、それが今シーズンから、徐々に復興し始めていたのだ。
Division 2の開始時点でキャッスルコミュニティは、トゥルーサンズの攻撃により、多数の市民の犠牲を出しつつ壊滅させられた土地、という廃墟でしかなかった。
せっかくなので、その惨劇に関する描写を、先日購入したワールドガイドから引用してみよう。
6月上旬。市民がスミソニアン・キャッスルに築いたキャッスル・コミュニティに、トゥルーサンズが化学攻撃を仕掛ける。居住者たちの懸命の防御も虚しく、キャッスルは敵の手に落ちた。ひと握りの者たちは安全な場所に逃げ切ることができたものの、居住者の大半は交戦中に死亡。降参したものもいたが、生存が確認されたものはわずか7人だった。
トゥルーサンズの非道の象徴ともいうべき悲劇の舞台。それがキャッスル・コミュニティだった。
キャッスル・コミュニティの悲劇はまた、小説版のディビジョン・ブロークンドーンの題材でもあった。そういった点でも、Divisionファンをもって任じる私にとっては、思い入れのある場所だった。
そんな、ゲームリリース以来、廃墟のランドマークであり続けたこのキャッスルコミュニティが、シーズン11からまさかの復興を始めたのだ。
いやー、世界の時間がちゃんと動いていて、しかもそれが前向きなのは、あのニューヨークのブラックフライデーの惨劇から、ずっとエージェントを続けてきた身としては、感じ入るところがあるな。長年頑張ってきたエージェントへの、心理的な報酬という感じがするよ。
ん? ロールプレイもほどほどにしろ? ええやんけ。
ってことでシーズン11を迎えたDivision 2。ソコロフ本格参戦とか、新ギアとか、見るべきところはいろいろあるのかもしれないけど、まずはつかみのキャッスルコミュニティ復興で、ぐっと来た私なのでした。