カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 1月22日(2022年)

 まん延防止等重点措置がでたので、プチツー程度の近所走行へGO。

 となると・・・そう。行き先はいつもの相模湖。ただちょっと走りたいだけー、の時の相模湖。

 家で昼食を取った後に、ささっと行って、ささっと帰ってきた。

 この季節は、午後になるとすぐに太陽が低くなってきて、西向きに走るとまぶしくて前が見えなくなる。相模湖行きの場合は、往路が午後遅いとまずい。今回の午後1時半ごろの時間では、まだなんとか大丈夫だったけど、到着後の相模湖での写真は、低くなりつつある太陽の影響で、思いっきり逆光になってしまった。まぶしい。

 相模湖畔は、さすがにまん延防止措置下では人出も少なく、でもそのおかげで安心して寒空の下で冬の太陽を浴びるという、長閑なアウトドアのひと時を過ごせた。

 湖畔のベンチに座り、陽光に輝く湖面を眺めながら、自販機で買ったホット缶コーヒーを両手で包み、かじかんだ手をじんわりと解きほぐしていく時間は、穏やかで静かな、いいものだ。

 さて今回は、新しく買ったグローブのテストを兼ねて走ったわけだけど、寒さの底と言っていい大寒のこの時期でも、寒さ対策という面に関しては、従来グローブと同じかそれ以上の性能があった。少なくとも1、2時間程度なら十分走れる感じ。合格だ。

 ただ、サイズというか、型というか、その辺がきつめで硬めに感じられた。さすがに15年使ったグローブの馴染みっぷりと比べると、どうしても違和感、束縛感はあって、慣れるまでは少し操作がぎこちなくなってしまった。

 最も問題だったのは、指を伸ばす動作が引っかかること。バイクグローブは、もともとやや甲を曲げた「ハンドルを握った状態」の形状に裁断されているわけだけど、そこから「パー」の形に指を伸ばすときに、多少の引っ掛かりが感じられた。例えばとっさにブレーキレバーに手を伸ばすようなときに、ちょっと違和感があるというわけだ。これはよくない。

 それと手のひらの小指側の底に、耐衝撃用と思しき樹脂製のパッドがついているんだけど、それがハンドルを握る際に、硬質な感触を返してくる。そういうパッドのあるグローブを使った経験が今までなかったので、手のひらがコツコツとするたびに、「ん?」とこれまた違和感の元になった。

 前者は使っていって生地が馴染んでいくことで、後者はもうただ単に慣れていくことで、それぞれ問題としては小さくなっていくと思うけど、まぁ、今のところはそういう感じで、ちょっとだけだけど、しっくりは来ていない感じ。15年選手のグローブとのギャップは、やはりなかなか埋まらないわなぁ。

 ともあれ、防寒性には問題がなく、違和感も言うほど大きな問題ではないから、まぁ、一応現時点で85点くらいのスコアはあげられるかな。違和感が解消すれば、90点をつけられるだろう。

日記: 1月18日(2022年)


 年末年始に行った八王子周辺の2つのお城ツーリングの動画。

 ツーリングの意味的には、寒さ対策に装備したハンドガードの具合の確認と、初詣と、単なる寝正月回避との、3つがあった気分。

 ハンドガードは防寒具としてはまぁないよりマシかな、という程度。ハンドガードうんぬんよりも、前にここで書いたように、グローブがボロボロだったことのほうが問題だった。

 初詣ということについては、実はもともとは城攻めを考えてはいなくて、「初詣に八王子神社に行ってみよう」という部分こそが、ツーリングの発端だった。で、「八王子神社に行く」なら、「八王子城に行く」ことになるなら、「滝山城も行こう」となった次第だ。

 しかし、行ってみてわかったことは、八王子神社は立地が立地だけに、気軽にホイホイ初詣に行くのは難しいらしい、ということ。つまり少なくとも正月三が日だからといって混む合うような場所ではないらしい、ということだった。実際この日は1月3日だったんだけど、早朝だったことも手伝ってか、まったく人がいなかったし、正月特有の飾り気もまるでなかったし、要するに正月もクソもないという割り切った場所だった。ただその人気のない感じが、逆に静謐な気分で1年の始まりを迎えることにつながって、それはそれで悪くなかった。コロナ対策の面でも無敵な感じだったし。

 寝正月は無事回避できた。

日記: 1月5日(2022年)

 バイク用冬グローブを買い換えた。

 というのも写真(右下ワイプ)のように、長年使い続けた冬グローブが、ついに破けてしまったからだ。

 いや、よく使ったなコレ、この破れたグローブ。

 いつ買ったのかも覚えてないくらい、冬はずーっとこのグローブだった。冬はバイクに乗る機会が少ないから、使用頻度が低くて、長持ちしてしまうんだろうな。この前のさらに先代の冬グローブについては、もはやまったく記憶がないから、下手すると15年以上前のゼルビス時代のものかもしれない。我ながら物持ちがいいというか、引き伸ばしすぎというか。

 そんな長い付き合いとなった今までのグローブは、ゴールドウィンの冬グローブ。タグを見るとGSM6655と書いてある。ググってもヤフオクのログがでてくるくらいで、今となってはウェブ上にすらその記録がないような骨とう品だ。

 昔はバイクギアにろくなデザインがなかった、という話は何度かしたかと思うんだけど、そんな中ではゴールドウィンのものは飾り気がなく地味で、無難なものが多かったので、一時期は好んで買っていたんだよなぁ、ということを思い出した。今でも使っている、これまた年代物のメッシュジャケットはゴールドウィンだし、先々代のメッシュグローブもゴールドウィンだった。
 
 最近のゴールドウィンは、バイクギアメーカーとしてはなんだか存在感がないというか、高級志向に寄り過ぎて大衆向けではなくなってしまっているような、遠い存在になった気がするけど、元愛用者としてはもう少し身近なメーカーに戻ってきてほしいものだ。

 で、新しく買ったのは、コミネのグローブだ。型番はGK-801。

 コミネはもう本当に元気なメーカーというか、ゴールドウィンとはうってかわって、身近も身近な、大衆寄りのメーカーだ。コスパのいいバイクギアを探せば、必ず選択肢に入ってしまうような優良メーカー。今年は、メッシュグローブも買い替え、冬グローブも買い替えたわけだけど、どちらもコミネになってしまった。さらに冬ジャケットもコミネだし、もう私も立派なコミネマンだな。

 新しいグローブの使用感は、実はまだ試走していないのでわからない。ゴールドウィンのグローブは、もうボロボロだったこともあって、だいぶ寒いものだったから、その辺が少しでも改善されていることを期待しているよ。

日記: 12月26日(2021年)

 ハンドガードをつけてみた話。

 いつ買ったのか覚えてない、長らく所有だけしていた海外製のハンドガードを、今更ながらに取り付けてみた。

 元々、冬の手の防寒対策として購入したはずの品なんだけど、付けるのが面倒くさいし、格好もいまいちだし、そもそも冬には乗らないし、ってことで買ったくせにずっとつけていなかった。それを意を決してつけてみた次第だ。

 セットアップはほぼほぼポン付け。というかポン付けもなにも、22径のパイプにならなんでもつくわけで、当然ついた。

 ただ、もうハンドル上はいろいろなものでいっぱいいっぱいなので、セットアップに当たっては、少しブレーキのリザーバータンクを移動させたり、束ねてあったケーブル類を一度ほどいたりと、多少の整理整頓をしないといけなかった。大した作業ではなかったけど、一応制動系の重要なパーツ群なので慎重に。

 で、完成。

 いやー・・・・・・・・・・・ダサ。

 アンダーカウルとハンドガードで、一気に見た目の印象がゴテっと重たくなったな。さらにリアケースも含めて、黒樹脂の安っぽさも前面に出てしまった。なんというか業務用バイクって感じが強まった。全然スポーティーじゃないよ、スポーティーじゃ。

 正直こういうゴテゴテしたのもそんなに嫌いではないけど、FZ6の軽いムードや青いカラーのスマートさには合ってないんだよなぁ。オリーブとかタンカラーでミリタリー色だしたりするのに適した外装だ。1周回ってプロ感あると思いこむしかないな。

 ともあれ、これでヘルム(ツーリングスクリーン)をつけ、ブレストプレート(アンダーカウル)を付け、ガントレット(ハンハンドガード)をつけた。防御力はまんてんだ。カタフラクトだ。

 その後、少し走ってみたんだけど、防寒性能はどうだろうな。手に当たる風はさすがに減ったような気がするけど、試走したのが昼の14時くらいという、一番暖かい時間帯だったので、よくわからなかった。早朝の極寒地獄に走らないと真価はわからないな。

 あと、ちょっとした問題として、ハンドルをフルロックするとカウルと干渉した。フルロックターンなんてできないし、停車時には干渉しつつもハンドルロックをかけられるくらいだから、大きな問題ではないけど、一応、完全にフィットしているわけではないということは記しておこう。

日記: 12月22日(2021年)

 (※2021.12.23 画質を上げて動画アップしなおした)

 鹿野大仏まで参拝ツーリングに行った。という動画。

 みなさん、鹿野大仏って知ってましたか?

 私は知らなかったんだよなぁ。ほんのつい先日まで。

 鹿野大仏は、東京都西多摩郡日の出町に、2018年にできたという新しい大仏。生まれたてのほやほやと言っていいかもしれない。

 驚くべきはそのスペックで、坐仏としてはあの有名な鎌倉の大仏よりも大きく、日本で2番目のサイズだとか(1位は奈良の大仏)。

 しかしそれだけのスペックを誇りながら、宣伝が甘いのか、はたまたアクセスが悪いのが問題なのか、全然知られていない気がするのがもったいない。

 私が知らなかったのは、私のアンテナが低いせいばかりではあるまい。たぶん知名度自体が低いのだ。まぁ、まだ4年目だから、知られていくのはこれからなのかもしれないけど。

 そんなわけで今回は、知ったからには行ってみたい、とばかりに訪問した次第。そのうえで、なかなかいいところだったので、是非もっと知られてほしいと(?)紹介したというわけ。

 実際のところ、プチ観光の目的地としてはオススメの場所でしたよ。奥多摩ツーリングの途中なんかにも立ち寄りやすいしね。

 しかしムービー制作では、鹿「野」大仏なのに、ずーっと鹿「谷」大仏として作ってしまうという、致命的なやらかしをしてしまった。だって、どう見ても周囲の地形は「野」じゃなくて「谷」じゃんさぁぁぁ(いいがかり)。

 誤りに気が付いたのは、動画編集が終わり、YouTubeにもアップロードし終わり、公開前に確認して、問題がないと思ってしまい、中間ファイルを削除して、すっきりした気分になった後で、再確認的にもう一度眺めていた、という段階。気づくのがあまりにも遅すぎた。

 というか、いつもは中間ファイルをしばらく取っておくのに、今回に限ってなぜか消してしまったんだよなぁ。始末に負えないとはまさにこのこと。もはや、どうしようもない。

 1から作り直すか、間違いのまま行くか。

 という究極の選択を迫られた私は、結局、間違えたムービーの上に、正しい文字をのっけてごまかすという、ダサい仕事をして切り抜けることにしたのでした。なので、ムービー中に2回登場する「鹿野大仏」の文字は、なんだかちょっと汚いです。すんません、すんません。

 ともあれ、今年はだいぶツーリング動画を撮れたし、そのいくらかは公開もできた。バイクの動画を撮っておきたい、という動機で買ったGoProの元が、だいぶ取れてよかったよ。骨折事件のせいで、かなり予定とは違うペースになってしまったけどね。

 そして、さすがにバイクツーリングには寒くてツライ季節にもなってきた。特に早朝が寒い。手がかじかむ。

 この先、冬が深まれば、さらにどんどん走るのがツラくなってくるだろうし、なによりも山間部に出かけると、道路凍結による転倒、というリスクも出てくるから、行く先も厳選しなければならなくなる。しばらくはこういったショートツーリングが関の山になってくるかもしれないな。

 もともとお前は近場ばかりだろうって? まぁ、そうだけども。