カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 8月5日(2023年)

 立て続けの動画回。

 今回は最近のマイブームであるところの、朝食ツーリングの様子をお届け。新しいバイクを買うと、走行の様子を動画で記録、公開(自慢)したくなりますな。

 行き先は何度も行ったことがあるし、何度もこのブログで載せたこともある山中湖。ただ、パノラマ台や朝食のお店は初登場なので、そこは少し新鮮。

 カフェでは、名物の鹿ロースト丼を食べたかったのだけど、この日のモーニングでは提供していなかった。なので動画の通り、第二希望のメニューを食べてきた。

 この動画の後は、道志みちを通って帰宅。道志みちのくねくね部分は、やっぱりこのバイクでは曲がりにくかったかな。ホイールベースが短く、キャスター角の立ったBoltの車体は、本来コーナーを曲がれるポテンシャルは十分にあるはずなんだけど、ステップ位置がかなり低く、バンクさせると低い位置のステップをすぐに地面に擦ってしまうので、物理的に曲がれない、といった感じ。

 ステップ位置を上げるカスタムパーツもあるにはあるんだけど、「危険なコーナリングを強制的に拒絶させる」という安全運転ライダー養成ギプスだと思えば、しばらくこのままでもいいかなと思っている。

日記: 7月29日(2023年)

 「積載を改善しよう」。

 今回のテーマはこれだ。

 バイクの悩みといえば「積載」なのは、太古の昔から変わらないわけなんだけど、FZ6にトップケースをつけて、その悩みから全開放された十余年前以来、そんな悩みはすっかり忘れていた。

 それが今回のBolt購入で、残念ながら復活してしまった、という次第だ。

 納車されたバイク屋からの帰路では、積載能力が皆無だったこともあって、仕方なくバッグを背負って走ってきた。だけど私の主義としては、バイクに乗る時には、体にバッグの類をできるだけ装着したくないと考えている。許せても、ホルスターバッグやシザーバッグのような、腰装備の小型のものまでだ。肩や背中への負担は断じて増やしたくない。

 ということで、バイク屋からの帰宅後、そのまま取り急ぎ、積載を改善することにした。

 今回は応急というか、つなぎの処置ということで、手持ちの2つのバイクバッグ類を検討してみた。

 まずはただ単にバイクにそれらをポンと乗っけてみて、ビジュアルの良し悪しや、実際の使用シーンの利便性を考えてみることにした。

 左上はタナックスのシートバッグ。ポンと乗せると、なかなかにいい感じ。サイズ感がパッセンジャーシートを覆い隠すくらいでちょうどいい。なるほど。

 右上はデグナーのサイドバッグ左右セット。ちょっとおさまりが悪いけど、これも案外悪くない。クルーザーには革のサドルバッグ、という固定観念があるけど、これも似合ってるな。スポーティーなクルーザーには、クラシカルではないバッグもまた似合う。知見が広がった。

 どちらも10年以上前に購入したものの割には状態がよく、どちらも私から見るとそれなりにマッチしていた。それで少し悩んだんだけども、前者のシートバッグを、しばらくは使ってみることにした。サイドバッグのほうは、装着時にテールランプに干渉して装着位置の自由度が低かったり、ヘルメットホルダーにも干渉して使えなくなったりと、デメリットとおもえる点があったからだ。

 ということで、装着作業を行った。

 ・・・というほど大層なことはしてないけど、購入して初めてのシートはずしだ。それなりに初体験が詰まっていて、興味深かった。

 というのも、Bolt(※)のシートは、キーでぱかっと開くようなものではなく、レンチを使ってボルト(※)を外してやらないと開かないものだったのだ。今まで乗ってきたバイクは、どれもキーを使えば、シートは簡単に外せる構造のものばかりだったので、こういう展開ははじめてだった。

 (※バイクの車名はBolt。ねじの一種の名称はボルト。と表記分けしていくつもり)

 また、パッセンジャーシートが別体というバイクも初めて。キーでぱかっとはいかないうえに、シートを2つも外さないといけないとは、なかなかに面倒くさいな、と感じたのもまた事実だった。パッセンジャーシートの外し方に至っては、簡易ユーザーマニュアルには載ってもいなかったし(簡単だったけど)。

 ともあれ、パッセンジャーシートを外し、外したパッセンジャーシートにシートバッグ取付用のハーネスを取り付け、シートをバイクに戻し、ハーネスとシートバッグをつないだら、シートバッグの取付完了だ。

 まったくガタ無しの、かっちりとした取り付けが行えた。見栄えも悪くないんじゃないかな。

 あまり容量の大きくないバッグではあるものの、これで私が普段するような、テケテケお散歩ショートツーリングに必要な荷物くらいは、簡単に運べるようになったことだろう。

 よしよし。

日記: 7月28日(2023年)

 新しいバイクが納車された。

 先日の契約報告で述べた通り、YAMAHA Bolt(2021年式)だ。

 写真は新旧交代の儀。こうしてみると、FZ6君のカラーは鮮やかで写真映えしますな。手前のBoltはほぼ新品で、奥のFZ6君は16年目なんだけども、FZ6君はその年齢差を感じさせない、色あせぬ輝きを放っている。それだけに、手放すのは実に惜しかったけど、新しい相棒と君とを同時に所有することはできないので、仕方がないのだ! すまん!

 で、この日は新しい相棒のBoltに跨って、真夏の道路を1時間強走って帰宅してきた。

 初ライドの感想はいろいろあるけど、トータル的にはまずまずの手ごたえ。不慣れ、という点を差っ引けば、FZ6よりはよほどおとなしい性格だと見た。雑につないでもドン突きしないし(FZ6はドン突きしやすすぎた)、エンストしそうもないモルモリのトルク感がある。全体に運転するのが容易だ。そして足つきも死ぬほどいい。それでいて鼓動感からか「大きなメカを操っている」という感覚は今まで以上に強い。気は優しくて力持ち、という印象だ。

 そして何よりも、今までと全く違う乗り味の乗り物は、乗っているだけで楽しい。渋滞すら楽しめた(暑さには辟易したが)。

 とはいえ新しい相棒には、まだまだ未知の点も多い。これから少しずつ関係を深めていって、知っていこうと思う。

 よろしくな。