カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2006年07月

日記: 7月25日 (2006年)

 15日の大型二輪教習でこけた時に傷めた手が、まだ痛い。

 内出血らしき変色や腫れはすぐに引いて、今やみため上は右手も左手も変わらない。だけど右手の親指の付け根がいまだに完治していないらしく、力を加えると痛い状態が続いている。

 具体的には、キーボードのスペースキーを、右手親指で打つような力の加え方をすると痛い。辞書のような重い本を、右手で水平に保持すると、親指を下側に向けると痛くないけど、親指を上側に向けると痛い。ベッドから起き上がるときに、右手をつくと痛い。

 日に日に痛みは小さくなってきているし、もう実生活上困ることはあまりないんだけど、靭帯(?)の傷の癒えにくさは侮れないなぁ。

日記: 7月24日 (2006年)

 父が北海道へ行ってきたので、おみやげを頼んだ。

 そのおみやげは、「じゃがポックル」。

 北海道土産といえば、「白い恋人」か「マルセイバターサンド」というのが定番だったわけだけど、その牙城を突き崩すべく、彗星のごとく現れたのが、この「じゃがポックル」らしいのだ。

 フライドポテト好きを再三表明している私としては、是が非でも見逃せないこの一品。なんでも、ジャガイモのシャリシャリ感を生かした、シューストリング状のスナック菓子らしい。甘いものよりしょっぱいものを好む私には、白い恋人よりも嬉しいおみやげとなるはずだ。期待は高まる。

 そして先日、父が戻り、私はおみやげを受け取った。包みから現れた小箱には、こうプリントされていた。

 「じゃがりこ」

 うああああああ。違う、違うよパパン! 確かにカルビーだと伝えた。確かにジャガイモのスナックで細長い。確かに北海道限定味だ。でも違うんだよぉぉぉぉ。

 というわけで、第1次じゃがポックル入手作戦は失敗に終わった。ま、本当に欲しければ通販で買えるんだけど、そこまで食いたいわけでもないしなぁ。次のナチュラルなチャンスを待つか。

 追伸:じゃがりこは普通に美味かった。ありがとうオヤジ。

日記: 7月23日 (2006年)

 先日、廃棄処分に出すためのPCを5台ほど分解し、個人情報保護の観点からハードディスクのみを摘出・保管しておいた。

 で、今日はそのハードディスクをさらに分解し、内部のディスクを修復不可能なように物理的に破壊することにした。分解せずとも、クギでも撃ちこんでやればよかったのかも知れないけど、分解したほうが楽しいはずだ。うむうむ。

 ところが、作業自体は滞りなく進んだんだけど、その過程で面白いおもちゃを発見してしまったせいで、作業が停滞してしまった。そのおもちゃとはズバリ、磁石である。

 ハードディスクの分解経験のある人がどれだけいるかわからないんだけど、私は今回が初めてだった。未知の構造を楽しみながら、いろいろいじくっていると、中から磁石のついたパーツが出てきたのだ。インターネットで調べてみると、これはかなり強力な磁石とのコト。

 ハードディスク1個あたり、2個の磁石が取りだせた。その磁石をお互いに向かい合わせにして貼り付けてみると、インターネットの情報どおり、すさまじい引力を発揮し、引っぺがすのにかなりの力を要するではないか。

 こ、これはおもしろい。

 すっかり童心に返った私は、5個のハードディスクから10個の磁石を次々と摘出。いろいろなところに引っ付けては剥がすという、単細胞きわまる楽しみに、小一時間を費やした。まるでサルである。

 ところが、あるタイミングで唐突に我に返ってしまった。ふと気がつけば、手元には全く用途の見当たらない強力磁石が10個。一時のハイテンションが去ってみると、いったいなにが楽しかったのか、全くわからない。こんな磁石を持っていても、なんの役にも立たないどころか、PCや磁気カードのデータを破損しかねない危険物にしかならない。

 私はなにもなかったかのような顔で、冷静かつ迅速に10個の磁石を取りまとめ、物理的にディスクを破損されたハードディスクともに、まとめて処分したのであった。さらば、磁石たち。

日記: 7月22日 (2006年)

 帰路。普段&バイク用のジーパンの1本が老朽化してきて、股間のヤバイところが破ける寸前になってしまっていたので、服飾量販店に寄って、新しいのを1本買ってきた。

 買う型番は決まっていたので、色とサイズだけをちゃっちゃと決めて買ってしまおうと、壁に並ぶジーパンを物色していた。すると、どこからともなく現れた店員が、ふらふらーと近寄ってきた。やばい。

 案の定、やってきた店員は、「なにかお探しでしょうか」を皮切りに、どうでもいいウンチクを披露しはじめる。申し訳ないんだけど、邪魔だ。もーちょい高度(?)な店なら、相談相手がいてもいいんだけど、ジーパンごときのチョイスに君は必要ないのだよ。裾上げ(不要な人は人間のクズに違いない)のときだけ来てくれ。

 私は「早く去れ」オーラを出しつつ、投げやりに相槌を打つ。

 が、敵もさるもの、なかなか立ち去らない。ばかりか、ニヤニヤと笑いながら、「このタイプは○○年変わらないなんたらかんたら」とか、「破れそうなんですか? ジーパンはやぶれてないとー」とか、自分の知識披露やポリシー宣言に夢中で、楽しそうに動くその口は、休まるところを知らない。どうもこやつ、ジーパンマニアのようだ。マニアにありがちな、「知識披露大好き症候群患者」と見える。しかも、言ってる内容が自己満足的で、私にとって全く購入のアドバイスになっとらん。だめきち。

 やがて、「適当に相槌」作戦がついに功を奏したか、彼は去っていったけど、私はその頃にはもう、すっかり意気消沈してしまっていたのだった。

 その後、かなり投げやりなテンションで、無難な色のジーパンを購入して帰路に着いたんだけど、その間中、あの店員のニヤケ面を思い出しては、気分が悪かった私なのでした。

日記: 7月21日 (2006年)

 宮崎駿の息子とスタジオジブリが、あの「ゲド戦記」を題材にアニメ映画を作る。

 ということで、期待していたファンタジーファンの人も多いかと思う。特にゲーム好きとファンタジー好きやアニメ好きは、かぶることが多いから、このサイトの閲覧者にも、そういう人は多いはずだ。

 かくいう私も、ゲーム好きでファンタジー好き。アニメはガンダムだけ好き。週1でやるTVアニメは、最後に見たのはたぶん「YAWARA」かなぁ。ああ、総集編まじりで「十二国記」もみたか。・・・ん、話がそれた。

 とにかく、そんなわけでゲド戦記には、そこはかとなく期待していたんだけど・・・。

 ヒドイみたいだ。

 原作を読んだわけではないんだけど、存在は昔から知っていて、レビューや解説サイトを読むかぎり、3大古典ファンタジー(指輪、ナルニア、ゲド。どれも読んだことはないけど)のなかでは、一番なじめそうな作品だと、勝手に思っていた。私がMMORPGのキャラに、「ゲド」とか「Ged」とか「Gedd」ってつけているのを、見たことのある遊び仲間も多いはず。そんな(繰り返すけど読んだこともないクセに)愛着のある作品だったのに、コレはないよなー。映画を観る前からガッカリだ。

 あーあ。ジュニアってだけでこんなメチャクチャな金儲けが出来て、うらやましい話だ。ぐちぐち。