バイクが遠すぎるぜ!
という思いもそろそろ限界。私とよく夜な夜なオンラインゲームにいそしむ一部の人はご存知のように、私は週末になると実家に帰り、平日になると自宅に戻るという二重生活を、毎週ではないとはいえ送っていた。それはまぁ、色々と理由があるんだけど、そのうちの最も大きな部類になる理由の1つは、「バイクが実家にある」ということにあった。
で、まぁ、冒頭の叫びのように、そんな理由のために毎週帰るのも、ほとほとしんどくなってきたわけ。そこで今現在、自宅の近辺でバイクが置けないか検討しようぜ作戦、名づけてJBK作戦を実施中だ。
以下は、私の奮闘の歴史である。
【Mission 1. バトル・オブ・大家】
真っ先に試みたのは、大家さんに「マンションの脇の空きスペースに停めれないっすかね?」だった。が、この作戦は僅か5分で、大家さんの「いやー、無理よぉ、うふふふ」によって頓挫。失敗に終わった。
【Mission 2. バイクの箱に潜む罠】
やはり頼るべきは、ぼくらのインターネッツだ。「バイク」「駐車場」「(我が家の地名)」などで検索すると、何箇所かのバイク専用駐車場というものが見つかった。これはコンテナのような、バイクを収納するための箱型設備を貸し出すというもので、防風、防雨、防犯、いずれをとっても、およそ望みうる最強に近い性能だ。
しかもそのいくつかは、徒歩10分ほどの距離にあるという、まぁまぁの立地。常用するには遠いけど、週末のレジャー用途の乗り物なら、ぎりぎりセーフの距離だ。
これしかないだろ!! そう思った私だったが、しかし、この案件には重大な罠が隠されていたのだ・・・。
そう、こいつらは高いのだ。月2万円前後の費用が発生してしまう。2万も毎月の出費を増やすなら、最初っからバイクのおける家を、余裕を持って探せるわ! パスだ、パス!
一応念のため、空きがあるということだけは問い合わせて確認したけど、ここはないよなー、ということで次だ。
【Mission 3. 新たなる箱作戦】
しかしだね。このコンテナってのはなかなかいいんじゃないか。バイク専用駐車場にインスピレーションを受けた私は、ピンときたね。
実は我が家から徒歩5分ほどの場所に、貸しコンテナがあるのだ。基本的にはトランクルームだけど、ここにバイクも入れられるんじゃなかろうか。
早速問い合わせてみると、月1万~1万2千でバイクもOK、という返答を得た。安くて近くて同等の性能。これは決まりだろ!! ・・・と思ったんだけど甘かった。ここはあいにく、空きがなかったのだ。しかも思わず飛びつきかけたけど、やっぱり1万以上は高いよなぁ。
一応「空きができたら一報ください」とだけ言っておきつつ、1万円以下を基準に捜索を続行した。
【Mission 4. 大空襲】
自力調査の限界を感じた私は、無差別絨毯爆撃に作戦を切り替えた。
すなわち、最寄り駅の不動産屋7~8店に対し無差別に、「1万円以下の駐車スペース探してます」というメールを発射しまくったのだ。
この作戦は見事に功を奏した。やはり専門家に聞くのが一番だということか。
寄せられた有力な情報は2件。うち1件は、我が家から徒歩1分ほどの場所で、月5000円というすばらしい好条件だった。野ざらしなのが問題だけど、実家でも今は屋根のないところにおいてあるから問題ないだろう。やや防犯面の不安もあるけど、こればっかりは気にしだしたらきりがない。
ということで、今はその他の条件面で折衝中だけど、身近にバイクを置ける日も近そうだ。発車点が変わると、ツーリングの行き先も変わるだろうから、新鮮な感覚をしばらくは味わえそうだよ。
でも、これから冬。寒い。引きこもり確定。うへうへ。