カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2010年04月

日記: 4月22日(2010年)

 右さんが導入した香港直輸入の3000円HDMI分配器。

 聞くまで別にHDMI分配器なんて欲しくもなかったんだけど、万単位のものだと思っていたものが3000円だと聞いたら、私も思わず反射的に注文してしまった。なにをやっているのだ、私は。

 さらに、分配器を買った以上は、分配先のPCにも受け口を作らなければならない。そんな使命感に襲われた私は、続いてHDMIキャプチャカードまでも求めた。将来PS3を買うことを想定するのなら、右さん使用のHDCAPPCIEが良さそうだったんだけど、この分野では素人の私には、少々不安な流通体系だったのと、カード自体の入手性が悪かったのとで敬遠。そこそここなれてきていて、トラブル時の対処法がWeb上で発見しやすそうな、定番HDMIキャプチャカード、Intensity Proを買うことにした。

 そしてこの日、その両方がついに手元にそろった。

 Intensity Proのほうは、優秀なAmazonさんが1日半で届けてくれたんだけど、香港直輸入の分配器のほうは2週間近くかけて、普通の郵便小包で届いた。ま、時間はかかったけど、海外通販のくせに送料無料なのだから、文句をつける筋ではないだろう。

 さて、実際にこの手に取ってみると、キャプチャカードも分配器も、想像していたよりもかなり小さいものだった。特に分配器は、勝手な想像でB5ノート大のものだと思っていたのに、実物はタバコの箱くらいのもので拍子抜け。と同時に、そりゃこんなもんに1万円もだせないわなー、と3000円という低価格にむしろ納得してしまった。翻って、日本の相場はいったいどうなっているのやら。

 で、早速チャキチャキと配線をして、Xbox360でキャプチャテストをしてみた。

 この分野はまるで未知の領域だったので、最初は結構苦戦をしたけど、なんとかキャプチャソフト上でのプレビューに成功。そのまま録画にも成功することができた。なかなかの高画質で満足。まだ良く設定がわからない部分も多々あるけど、まぁそのへんはおいおい解決していくことにしよう。

 とりあずこれで、きたるスパ4やMHFβ等をネタにしたくなったときには、心置きなくスクリーンショットや動画を残せるというわけだ。衝動的な買い物だったけど、なんとなくまた1つ武器が手に入ったようなうれしさがあるな。ふふふ。

日記: 4月21日(2010年)

 大学生相手の会社説明会で、2年ぶりに壇上に立って説明する役目を担った。

 普段プレゼンといった業務とは程遠いところにいるとはいえ、自分でも満足のいく語りっぷりでこなせたと思う。100人弱の視線を前にして、自分の出番がくるまでは相当緊張していたけど、やってみたらどーってことはなかったな。案外、私は人前で話すのが苦ではないようだ。

 ってことで、これからしばらく面接の日々に入る。齢14歳にして、平均年齢21~22歳の学生を相手に語るのはなかなか楽しいものだけど、やはりスケジュール的には過酷なので大変そうだ。

 しかし新卒採用偏重の世の中というのは今日日どうなんだろうね。企業が安定していて、基本的には終身雇用というのならわかるけど、いまや、いつ企業がつぶれるかもわからないし、被雇用者のほうも愛社精神なんてなくなってきていて、人材が流動的になってきているんだから、わざわざ「未経験者」を採って、お金をかけて教育するというシステムは、リスキーに思えてならないよ。育ったころに辞められるんじゃないかという不安が拭い去れない。

 まぁ、かといって日本で海外のインターンシップのような、「未経験者を経験者にするシステム」がそうそう根付くわけでもないだろうし、そうすると「未経験者の受け皿としての新卒採用システム」はまだまだ捨てられないんだろうけどね。でも正直、新卒を採らないで、若くて少しでも経験のある中途を採ったほうが、はるかにマシだと思うことが多々ある。これは厳然たる事実だ。

 それに、「経験者を作るシステム」がないことが、学歴社会からドロップアウトすることのリスクを、必要以上に大きなものにしているとも思う。22歳、大学中退、職歴なし。こんな程度の傷しかない経歴ですら、目の前が真っ暗になる世の中は、どう考えてもおかしいと思う。

 新卒偏重のシステムは、雇用者にとっても、被雇用者にとっても、誰にとってもマイナスなになりつつあるのではないだろうか。

 ・・・って私はいったい何をこのブログで述べているんだろう。まぁ、なんとなく頼りない学生たちを見ながら、そんなことをつらつらと考えている自分がいたわけですな。あるいは某所で、こういう件に関する平等教育の誤りについて述べたのが影響しているのかもしれない。私は社会・経済の学問の専門家でもなんでもなく、ただ肌で感じたことを書きなぐっているだけなので、きっと専門家から見ると未熟な意見なのだろうけどね。

 いずれにしても、彼らが同時期の私よりは、よほどしっかりしているということは、もちろん言うまでもない!

日記: 4月20日(2010年)

 MMOフライトシム、ファイターエース(FA)のサービスが終了になる、という内容のメールが運営元より届いた。非常に短期間ではあるものの、私はFAをプレイしていた時期があったので、私のアドレスがメーリングリストに登録されていて、届いたのだと思う。

 そのメールの文面が、なぜか私の心をいたく打った。

 おそらくそのゲームの歩んできた歴史と、私の歩んできた歴史とが、同じ道の上にあったからだと思う。メールの文面を無断転載するのはどうかと思ったけど、FAの公式サイトにも掲載されているので、問題がないと判断し、その一部を紹介したい。

 私の友人たちへ、そして飛行仲間の皆様へ

 喜びと悲しみの中で、今日私は、このメッセージをしたためています。

 多くの皆様のため、このファイターエースは13年間にも渡って友情と学びの旅を続けてきました。この私にとっては、技術と哲学の両面において、大変な仕事、魅惑的な友情関係、世界旅行そして多くの知識に満ちた、20年の伝説でした。そして全ての素晴らしいものと同様、ファイターエースにもその終わりの時があります。

 私たちが住む世界は、ファイターエースの登場当初と比べて、大きく様変わりしました。ファイターエースは、Grand Theft Auto や Bejewelled といった多くの人気ゲームより、多くの歴史を重ねてきました。DVDが登場したのはもう昔のことですが、ファイターエースはそのDVDとほぼ同時期に誕生したゲームなのです。その当時は、まだ Google も、MySpace も、iPod も Facebook も存在していませんでした。それどころか、私がこの仕事に取り組み始めたのは、Jerry Yang 氏が Yahoo! を作るより前のことだったのです。あの Tiger Woods も、まだPGAツアーには参加していませんでした。

 この間の世界の変化の中で、ファイターエース・プレイヤーという立場から見て、一つの不幸な点は、PCやそのユーザー、そしてPCの標準的な周辺機器が変化したことでしょう。15年前は、PCの隣にはごく当たり前のようにジョイスティックが並んでいました (訳注:海外においては、昔は操縦桿タイプのジョイスティックがPCに標準添付されていた例が多かったようです)。しかし今日となっては、ジョイスティックを所有している家庭はあまり見なくなりました。15年前は、大人向けのゲームではPC用が主要なマーケットでした。しかし今日では、家庭用ゲーム機や携帯機へとその中心がシフトしています。今では、PCはソーシャル・メディアの利用手段としての性格が強くなり、ソファーに腰掛けてプレイできる家庭用ゲーム機のゲームでは、PC用とは大きく違った設計が要求されます。このような変化には抵抗を感じる人も居るかもしれませんが、しかしやはりこのような進化は、私たちの手を広げて、多くの利益をもたらしてくれるものです。そして、私の視点から見て、本当に残念だったことは、人々の、航空、そしてより広範には技術や科学に対する、関心の変化でした。

 私は1969年生まれなのですが、私たちが成長してきた時代には、空を飛ぶことは驚くべきことだし、パイロット達は英雄。みんな、そう思って育ってきました。今では、飛行機という存在は、あまりにも窮屈な席に不幸な魂を押し込めるための言い訳のような存在で、パイロットはバスの運転手よりやや上程度の位置付け。多くの人がそのように思っています。かつては、工学や科学は興奮、成長、そして機会に満ちた分野でした。しかし今では、工学や科学の啓蒙から離れて、部族生活やシャーマニズム、迷信や誤った認識などに傾倒するようになってしまった多くの人達の中には、科学者や工学者に対し不信感を抱き、蔑視しているような風潮さえ見られるようになってしまいました。

 このような技術や消費傾向、関心の変化は、プレイヤー層の固定化を招きました。現在の登録ユーザーの平均登録期間は、約67ヶ月、実に約5年半です。マイクロソフトからVR-1へのサービス移転 (訳注:ファイターエース2.xはマイクロソフト・ゲーミングゾーンで運営されていました) がなければ、これはより長い期間となっていたことでしょう。これは、古参プレイヤーの皆様には長らくのご愛顧を頂いているものの、新規プレイヤーの数が極めて限定的であることを意味しています。その他の判断材料からも、同様の結論が導かれます。この状況では、古参プレイヤーが去っていっても、新規プレイヤーによって補填されることがなく、プレイ人口の減少に直結しているということです。

 その一方でこれは、私たちが、非常に特別で結束力の強いコミュニティを持っている、ということでもあります。私たちは、多くのことを共有してきました。このFAの友情に満ちた空で一緒に飛行してきました。3つの戦争と、2つの経済崩壊を体験してきました。子どもが生まれ、成人する姿を見守ってきました。いくらかの大人達が、子供に戻る姿も見てきました。そして、多くの良き友人達の死を見送ってきました。

 ファイターエースのサービス終了

 そんな彼らと同様に、ファイターエースは本年8月1日に、皆様の記憶の中の存在と化します。4月19日(月)には、3ヶ月および6ヶ月フライトチケットの販売を終了させて頂きます。その2ヶ月後の6月19日(土)には、1ヶ月フライトチケットの販売も終了となります。そして、7月19日(月)から 7月31日(土)までの最後の12日間は、これまでの長らくのご愛顧への感謝を込めた特別無料期間とさせて頂きます。そして8月1日(日)、ファイターエース・サーバーは稼働を終了します。

 (以下略)

 読んでいて泣きそうになるような、それでいて微笑ましくなるような、妙な感じを覚えた。おそらく共感という感覚が最も近いのだと思う。

 FAは、1のベータの段階では面白いとは思えず、2の中期においてはコミュニティに溶け込めず、いずれも長期間プレイをすることに耐えなかった、私にとっては「いまいちな印象」のオンラインゲームではあった。しかし、それでもFAはオンラインゲーム黎明期から、その名を広く知られたゲームであり、今まで共に歩んできた盟友であると、こちらが一方的に認めているタイトルの一つでもある。

 だから、サービスが終わっても私は困らないし、残念だと思う気持ちも正直少ないけど、心からお疲れ様と言いたい。

 Fly Dukedomはファイターエースの冥福をお祈りいたします。

日記: 4月16日(2010年)

 Twitterのフォロー先を整理した。

 今まで何も考えずに、「フォローされたら、フォローし返す」ようにしていたんだけど、そういう風に無秩序に増やしてしまったフォロー先を、しっかりと要るものと要らないものに切り分けて整理したのだ。

 しかし、うーん…フォローしていたものをやめるのって、妙な罪悪感があるね。でも、まぁ、しかたがないなー。タイムライン(TL)があまりにもよくわからんことになってしまっていたので、自分の気持ちに素直になって取捨選択を行ったよ。

 思うにTwitterの個人レベルでの効用には、

  1.情報発信
  2.情報収集
  3.メッセンジャー代わり

 の3種類があるように思う。

 このうち、主に2と3を行っている人で、直接の知人とはいいがたい人は、今回ばっさりと削除した。

 2と3を行っている人は、2のために私をフォローして、3のために日々のツィートをしているわけだけど、それを私がフォローしていても、他人のメッセンジャーを覗き見しているだけにしかならないんだよね。そういう人のフォロワーに単独でなるならまだしも、そういうメッセージをやり取りしている人双方のフォロワーになってしまうと大変だ。延々と見知らぬ人々同士の、メッセンジャーによる内輪話の通信が流れてきてしまう。これはちょっと申し訳ないけど、大変邪魔だし、みょうにばつが悪い。

 そんなわけで整理を行った次第。えらくTLの更新頻度が下がって、今はやや寂しげだけど、情報のノイズは減ったのでよしとしよう。

 ちなみに、2ばっかりの人は残した。別にTLが乱れないからだ。フォローする意味もないんだけど、いつか有益な情報をつぶやいてくれるかも、という期待をこめて。無論、1の人は問題なく残存だ。

 また、私をフォローしている人の大半も、「あ、こいつはフォローしなくても良かったけど、フォローしかえされちゃったから切りにくいな」と思っておられようことは想像に難くないので、そこは気兼ねなく切っていただければよろしいかと思われます。泣いちゃうけど(嘘)。

日記: 4月10日(2010年)

 ついに私のスト4の様子が晒されてしまいました。うえっへっへ。詳しい様子は末尾のリンク先で。

 動画曰く、私は「名前だしOKのフレ」とのことなんだけども、しかしOKした覚えがまるでないぞ! いや、聞かれれば「いいよ」と答えただろうから、結果オーライなんだけどね。

 しかし、名前だしOKだと思われたということは、VCでそういう会話があったのかな? VCだと聞こえてなくても適当に返事をしていたりするので、今回の件はともかくとして、結構危ないこともありそうだな。うかつに「はい」とか言うと、アスラン空軍傭兵部隊に送り込まれるかもしれん。重要なことはVCではなく、文書に一筆でいかねばならないな。うむうむ。

 話題を少し変える。

 さて、そんなわけでXbox360でのスト4生活は、相変わらず断続的に続けているんだけども、1つ疑問と言うか、まずかったのかな、ということがある。それは、「評判を送る」というような機能の使い方だ。

 ストレートに言いますと、私はこれで対戦相手を「避けたいプレイヤー」にしたことが何度もあるんだよね。理由は単純で「避けたい」から。もう少し詳しく言えば「回線ゲージは緑だったけど、カクカクだったから」だ。

 私はスト4においては、基本的にスムーズな対戦だけをしたいので、そうではない可能性はできるだけ除外したい。だから当然、回線ゲージが緑の人としか、基本的に対戦しない。でも、緑であってもカクつく人はいて、それはもう相性か何かが原因なのだろうけど、こういうケースは非常に困るのだ。対戦品質を保証してくれるはずの、唯一の指標である回線ゲージですら判断できないトラブルなので、普通には避けようがない。だからそういう人とのマッチングを除外するには、評判システムの「避けたいプレイヤー」という項目に頼るしかないと考えて、それを多用していたのだ。

 ただ残念なことに、Xbox360の評判システムにおける、「避けたいプレイヤー」にするための「避けたい理由」には、「回線」とか「ラグ」に関する項目がない。「口が悪い」とか「戦い方が卑怯」といった悪い印象、昔の言葉で言えば「ネチケット違反」的な項目ばかりだ。だから仕方なく適当な「避けたい理由」をつけて、その人とのマッチング率を下げていたんだけども…これはもしかするとまずかったのかな、と。

 私自身としては、見知らぬ人にどんな悪評をつけられても、あんまり深刻に考えないので、他の人もそんなもんだろうと軽く思っていた。だけどよくよく考えてみると、このあたりの反応は、個人個人のもつバックボーンによるよなぁ、と思い至った次第。かくいう私も思い返してみれば、オンラインデビューした当時は、もっとオンラインでの評判に対してナイーブだった。だから、オンラインズレした私のような人ではない人も多くいるであろう環境では、そういう想定をして行動すべきだったかもしれない、と反省しているのだ。

 実際、「Xbox 評判」などのワードで検索をかけると、悪評をつけられたことに嘆いたり、悲しんだりするというような内容が多く見受けられる。あぁ、私は見知らぬ人を知らずに傷つけていたのか。

 しかしなぁ。そうであるにせよ、正直なところあれだけカクつく対戦は、2度と繰り返したくないと言うのも本心なんだよなぁ。どうすればいいのやら。トホホ。

 話を戻す。

 で、話のきっかけにしかならなかったけど、友人Mの対戦動画シリーズは以下からスタートだ。思いっきり私の名前が出ている! 14歳女子中学生ネタをコメントした人は手を挙げるように!