カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2016年09月

日記: 9月11日(2016年)

 飲み会後に立ち寄った深夜のスーパーで、生筋子が閉店間際の特価で、半額以下で売られていたので買ってきた。

 で、ほぐして味を付けてイクラにして、翌朝食べたのがこちらだ。

 うむ、旨い。

 さて、ここで今回のテーマに入りたい。
 
 テーマは、「数年前から私の生活県内でも生筋子なるものがシーズンになると売られるようになってきた」という現象についてだ。単に意識していなかっただけで、昔から売られてたのかもしれないけど、私のイメージとしてはここ数年で登場頻度が急に上がったような気がしている。数年前まで、生筋子などというものは、その辺のスーパーで売られているものではなかったはずだ。

 なぜだろう。

 この先はそもそもの仮定、つまり「生筋子販売数が近所で増えてきている」ということが間違ってると無意味な話になってしまうんだけど、この疑問のひとつの解として、「インターネットの影響」が少なからずあると面白いな、というような夢想をしている。

 インターネットの普及によって、生筋子などという、一部の土地の人間以外には、どう扱っていいものかが伝わっていなかった、いわば口伝的なレア食材の扱い方が、誰にでも容易に知りうるものとなった。そのことによって、一般に広く需要が生じ、供給されるようになったのではないだろうか、という夢想だ。

 かくいう私も、こうして生筋子をシーズンごとに1回は利用するようになって、3、4年が経つ。でも、もしもインターネットがなかったなら、おそらく生筋子に挑戦してみようなどという気には、ついぞならなかったに違いない。

 おいしいイクラを食べながら、インターネットの功績に思いを馳せる。そんな日曜の朝なのでした。

日記: 9月10日(2016年)

 シリーズ:嫌いなカスタム。最終回。

 お題はズバリ、車検に通らないカスタムだ。

 車検に通らないカスタムをして、車検のときだけ元に戻す、というやつ。平気な顔してこういうことをする神経がわからん。考えられん。

 もっとバリバリ取り締まって欲しい。また逆に取り締まる価値のない無意味な規定ならなくして欲しい。いずれにしても車検のときだけパーツをつけはずしするなんて、こんな無駄なことないだろ、と思う。

 決まりを決めるほうもダメだし、決まりを破るほうもダメだし、破ることを援護するショップもダメだし、決めておきながら取り締まらないのもダメ。登場人物が全方位でダメすぎて取り付く島もない。

 多くを語る必要のない明確なダメ。それが車検不適合車。

日記: 9月9日(2016年)

 運転免許証の更新にいってきた。

 自慢(?)のゴールド免許なので、5年ぶりの更新になる。更新手続きが「最寄の警察署での30分講習」で済むというのは、ゴールド免許を維持している努力が報われる、数少ないシーンだから嬉しい。

 今回は現住所に引っ越して以来、はじめての免許更新になるので、はじめて利用する警察署での更新になった。運転免許証の更新を行ったことのある場所はこれで4ヶ所目になるのかな(実家最寄りのセンター、実家最寄りの警察署、前住所最寄りの警察署、今回)。今回の場所がもっとも近くて、アクセスも容易だった。自動車でいって、駐車場に停めたんだけども、平日昼だったということもあってか、道路も駐車場もすいていてノンストレスだった。

 (※とはいえ、実は免許の住所変更や、車庫証明の発行で訪れたことはある警察署だけども)

 中での手続きも、やっぱりすいていてスイスイと進んだ。唯一よろしくなかったことといえば、講習担当のおばはんの話が若干くどかったことだけども、講習というのはそういうものだろうから仕方がないな。

 5年ぶりの更新ということで、新旧の免許証の写真を見比べると、やはりそれなりの歳の積み重ねを感じてしまった。5年前は肌の張りが違う!・・・気がする。でも、まぁ、若い頃と比べると、免許証の写真写りなどは、すっかりどうでもよくなってしまったな。達観したというべきか、諦観したというべきか。

 ともあれ、これでまた5年間は面倒な更新手続きから開放されたわけだ。次もゴールドで更新できるよう、安全運転を心がけよう。

日記: 9月8日(2016年)

 先日入手した揚げ物界のアーティファクト、こと、ディープフライヤーでいろいろ実験を繰り返している。

 が、まず実験そのものよりも、使ってみてのレビューを先にしておきたい。

 いいところは、やっぱり「周囲が汚れない」ということだ。ほぼ密封状態での調理になるので、揚げ物どころか、炒め物よりもキッチンは汚れない。下手をすると、煮物より汚れない。そこに惚れ込んで買ったようなものなので、その面では期待通りだ。

 逆に、使ってみないとわからないネガティブな要素もいくつかあった。その最たるものは、揚げ網の最高位置がちょっとだけ低い、ということだ。外蓋を閉じた状態で、揚げ網を昇降できるというのが特徴のディープフライヤーなんだけども、揚げ油を最大量入れていると、その揚げ網を上げた状態にしたときに、揚げ網がギリギリ油に触れてしまう。上掲の写真の状態でも、実は肉の底面が油に触れていたりする。なぜあと1センチ、いや5ミリ上に設計しなかったのか。惜しまれる。

 ともあれ、やっぱり新しい道具は面白く、いろいろとやりたい気持ちになる。というか、やりたい放題やっている。

 そこで、そのいくつかを紹介したい。なお、以下の実験はすべて「1度も油を交換せずに1日1件を連続で」行っている。「どこまでノーメンテで油を使いまわせるか」の実験も兼ねているのだ。

 【ケース1:冷凍ポテト】

 1番期待されるのはたぶんこれだろう。期待通りに、ファーストフード店のような要領で揚げることができた。油もあまり汚れない食材なので、反復性も高い。100点。

 唯一の問題は、一般的な冷凍小売サイズ(300g?)を丸ごと揚げるには容量的にギリギリで、油が「ひたひた」くらいになってしまうところだ。その状態で手を加えなくても揚がるは揚がるものの、途中で一度ふたを開き、中身を均一にしてやるなどの手間をかけたほうがベター。

 【ケース2:牛モモブロック素揚げ】

 写真のブツ。普段なら食えたもんじゃない、豪州産のグラム100円台の牛モモを買ってきて、サイコロ状に切って揚げてみた。発想としては、「焼くより油跳ねもないし、ひっくり返したりもしなくていいから楽だろう」という安易なもの。

 できたものは、ほとんど焼いた場合と変わらない、牛サイコロステーキのようなものになった。ただし、元々が元々なので、肉自体がまずかった。あとやっぱり素揚げなので、旨みが逃げてしまった、ということもあったかもしれない。50点。

 また、肉汁流出事件の悪影響は、味が落ちるということに留まらず、油が汚れる、という大きな欠点もあった。一気に油が濁ってしまったよ。

 【ケース3:豚バラブロック素揚げ】

 発想は牛と同じ。

 でも結果はずいぶんと違っていて、こちらは美味しかった。単純に「安い牛」より「安い豚」のほうが美味いだけ、という気もするけど。75点。

 当然、油の汚れ度も高かったと思うけど、ケース2の時点で十分に汚れてしまったので、もはやなにがなんだかわからない。

 【ケース4:牛モモブロック唐揚げ】

 ケース2とまったく同じ肉を、1)前日から塩と香辛料で下味をつけておく、2)揚げる直前に片栗粉をまぶす、として調理。

 一手間かけてだいぶ美味しいものになった。十分に食える。下味が素材の悪さをごかまし、かつ、衣がうまみの流出を妨げてくれたのだろう。なぜ、人は肉を素揚げにせずに唐揚げにするのかがわかる。

 また、から揚げとはいえほぼ赤味肉なので、罪悪感が少ないのも悪くない(すいません、本当はそんなもの微塵も感じません)。70点。

 【ケース5:豚バラブロック素揚げ】

 同上。ケース3とまったく同じ肉を、1)前日から塩と香辛料で下味をつけておく、2)揚げる直前に片栗粉をまぶす、として調理。

 結果も同上。これはほとんど文句のないレベルにまで昇華した。90点。

 【ケース6:冷凍から揚げ】

 もっと簡単に! ってことで、スーパーで売っている「レンジでチン」的な冷凍食品のから揚げを、テキトーに揚げてみた。

 簡単がとりえ、って感じ。味は所詮冷凍食品。ポテトに比べて唐揚げだのハンバーグだのの冷凍は、どうしても非冷凍ものと比べたときの劣化が大きいな。これなら鶏肉を買ってきて素揚げなり唐揚げなりにしたほうが良さそうだ。55点。

 【今後の展望】

 と、こういったものをこれまで試した。

 油チェンジ、油こし、油の継ぎ足し、といったことをせずに、使用後はそのまま放置で、翌日にまた使用、という雑な油管理でも、1週間ほど連続で使えている。劣化した油を使っても、長期的にどうなるかはともかく、今のところ油による健康上の被害もない。ひとつの目安で覚えておこう。

 今後は、もっと変なものを試したいかな。脳裏に浮かんでいるのは、食パン、とか、ホルモン、とか。

 定番過ぎるということで避けてしまった鶏肉もそろそろやらないとな。唐揚げでは普通過ぎるから、懲りずにまずは素揚げしてみたい、素揚げ。皮パリパリイメージ。

 あとは、海鮮ものね。定番なら海老とかシシャモとか。変化球としては「これからの季節は秋刀魚揚げですなー」とか、聞いたことのないセリフを吐いてみたい。水分の多いものは油跳ねがひどいから、そういうものでこそ、蓋つきのディープフライヤーが活躍できるだろう。ただ、生臭い海鮮ものを揚げると、さすがに油が死ぬだろうから、ご利用は計画的に。

日記: 9月7日(2016年)

 ミニ用の別サイト(BMB)にスパムコメントが最近増えている。

 この「Fly!」と「BMB」とは、同じサーバーで同じWordpressを使っている、いわば兄弟のような立場なのに、「Fly!」にはこないスパムが、「BMB」にはばんばんくる。なぜなのだろうか。

 どちらも、Wordpressのプラグインで、大量のスパムコメントは日々はじいている。そして、その「自動ではじいているコメント」の絶対数は「Fly!」のほうが多い。でも、「Fly!」のほうはそのフィルターをすり抜けるコメントがほぼ皆無であるのに対し、「BMB」のほうではぽつぽつとすり抜けてくるのが出ているのだ。

 偶然すり抜けるスパムに見つかったのが「BMB」側だった、というだけなのかな。まぁ、たぶんそうなんだとは思うけど、他に何か要素があったら面倒くさいなぁ。

 とりあえず古典的な方法ながら、キーワードフィルターを設けて、すり抜けてくるスパムに共通して含まれるドメイン名やらなにやらをはじく設定を、数十行にわたって組み込んでおいた。これでなんとか減ってくれ、と願うとしよう。

 ・・・しかし、なんだね。こういうスパム対処作業は、どこか懐かしくもあるね。

 かつてMovable Typeを使っていたころは、もっともっとスパムコメントには悩まされていて、数十行どころか数百行のフィルターを自作したり、国別のIPではじいてみたりと、試行錯誤をしたものだった。その苦労をWordpressにしてからはほとんどしてこなかったから、昔に戻ったようなホンワカした気持ちになったりもするのだ。

 でも、やっぱり、こりごりだけどな!