カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2022年10月

日記: 10月14日(2022年)

 その日の夜0時ごろ。

 いつものように友人らとオンラインゲームに興じていたところ、突然ビープ音がリビングに響き渡った。

 対戦ゲームのプレイ中であり、戦況も今まさに天王山、といったシーンだったため、確認に行くこともできなかった。いや、しようと思えばできたけど、この程度のことよりは、ゲームの勝ち負けや、途中抜けによるメンバーへの迷惑、といったことのほうに重きを置いてしまうのが、オンラインゲーマーの性というもの。

 ピー、ピー、ピー、ピー、ピー、ピー。

 鳴りやまぬビープ音に心揺り動かされつつ、それでも戦闘を継続し、そして数分後、ようやく対戦を終えた。

 そしてちょうどそこでその日の集まりは解散となったので、原因究明に取り掛かった。

 まずは音の発生源を探そう。

 それはすぐに判明した。リビングに設置してあるNASからだった。より厳密に言えば、SynologyのDS215jだ。そこからビープ音が鳴り響いていた。

 正面のパイロットランプを見てみれば、ディスク2のインジケーターがオレンジ色になっている。

 ああ、これはHDDが1本死んだかな。と直感した。

 果たして、ブラウザからNASのコントロール画面にアクセスしてみると、直感通りにHDDが1本お亡くなりになっているようだった。そして、そこから無限にビープ音が出続けていたようだった。

 このNASはHDDを2本をつかったRaid 1のミラーリング構成で運用していた。なので、HDDが1本壊れただけでは、データ自体に直ちに問題は発生しはしない。データをバックアップして、新しいHDDを買ってRaidを組みなおせば、大きな被害は受けずに済むだろう。

 面倒くさくはあるけど「組んでてよかったRaid 1」だ。うむうむ。

 ビープ音を停め、再生に向けて必要な物資をAmazonでポチって、その日の対応は終えた。

 あとは後日だ。つづく。

日記: 10月12日(2022年)

 「アチーブメント獲得率が100%になったと思ったら、0%になっていた」

 な、何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった・・・。

 ってことでね。

 フィットボクシング継続300日達成から5日後。今度はアチーブメント獲得率を100%にすることができた。

 ・・・と思ったのもつかの間。

 100%のご褒美に、新しいトレーニングメニューと、新しいアチーブメントが追加されたのだった!

 おかげでアチーブメント表示は、いままでの普通のアチーブメントから、EXアチーブメントなるものに差し変わり、表示されるアチーブメント獲得率は100%から一瞬で0%に陥落したのだった。100%表示の達成感を味わえた時間は、ざっと10秒間だけ。・・・マジかよ。

 まぁ、そうなってしまったものは仕方がないか。

 これからさらにどこを目指すかはおいおい考えるとして、今は、増えた新要素それぞれについて、眺めたり試したりした感想を述べておくことにしよう。

 まず新トレーニングメニュー。

 「高難易度」というタイトルのものが3種類追加された。そのすべてをやってみたけど、さすがに今までのメニューよりも運動強度が高く、キツめ。できなくはないけど、これから日々のデイリーで、ランダムの結果これが出てくると、「今日はこれかぁ」とげんなりしそうではあった。まぁ、違うメニューが増えたこと自体は、すっかりマンネリ化していた現状を思えば、そう悪くもないけどね。

 そして新アチーブメント。EXアチーブメントというらしい。これが鬼畜だった。

 普通のアチーブメントの100%達成を目指した際、最も長く時間がかかったのは、「各トレーナーとのプレイ時間をかける」という項目だった。なにをしても進んでいく項目なのに、その要求時間が長すぎるせいで、最後までこの項目が残っていた。要するに、これを達成するのにかかった日数が、イコール、これまでの300日だったわけ。

 ところが、新アチーブメントには、「各トレーナーとのプレイ時間をもっとかける」という強化版の項目があったのだ。それが要求してくるプレイ時間は、実に今までのプレイ時間のさらに2倍。これはひどい。単純計算で、あと600日はかかるという要求時間なのだ。終わったと思ったら全く終わってなかったとか、レベルキャップ後のMMORPGかよぉぉぉ。

 これをゲーム寿命が延びたと喜ぶべきか、達成感を奪われたと悲しむべきか。

 うむむ。

日記: 10月8日(2022年)

 ジョイコン後日談。

 これまでのあらすじ:

 ジョイコンが壊れたと錯覚し、「転売割り増し価格」を支払ってまで、新しいジョイコンに買い替えた蝿さん。しかしその後、壊れたと思われていたジョイコンが、実は大して壊れてなさそうだと気が付いてしまった。新しいジョイコンを使うのか、それとも古いジョイコンは蘇るのか。今、事態は風雲急を告げる。

 べんべん。

 ということでね。

 新しいジョイコンはもちろん使えるんだけども、古いジョイコンの話をしよう。果たして、古いジョイコンは結局使えたのか、それともやっぱり駄目だったのか。

 結論としては。

 普通に使えてるんですよねー。ははははは。

 とはいえ、新しいジョイコンを買う前に、古いジョイコンに不具合が出ていたのも、また一応事実なので、なんらかの問題はあったのだと思う。

 そこで、念のためにと「ジョイコンの更新」と「センサーの再調整」というものを実施した。すると、なんだか絶好調になってしまったのだ。それから今までのところ、以前に出ていたような問題は、まるで発生していない。

 「更新」や「再調整」が、はたしていかほどの効果を上げたのかはわからないけど、それに相当するPC用ジョイスティックの「ドライバ更新」や「キャリブレーション」なんかは、PCゲーマーとしての経歴上、何度も通ってきたはずの場所。それをまず試さなかったことは、痛恨の思いだ。

 最近フライトシムから遠ざかっていたからなぁ。その辺の勘所が鈍ってしまっていた。

 ということで、地獄の淵より見事生還したジョイコン(古)。新人を迎えてなお、まだまだ現役として使われそうなのでした。

日記: 10月7日(2022年)

 フィットボクシング2のトレーニング継続日数が300日を突破した。

 というだけの記録。

 6月末の200日突破からかれこれ100日(当たり前)、つまり3か月強(当たり前)。来る日も来る日も一応フィットボクシングを起動し、トレーニングを続けた結果がこれだ。

 飽きっぽい私にしては結構すごいことだぞこれは、と自分では思っている。ちょっと意地になっている。どこまで続くのだろうか。

 この間、プレイ日数がプレイ日数なだけに、もはやこのソフトウェアに関する新しいことは残っておらず、そのためここで特筆するようなこともまた、なにもなかった。述べるべきことは、過去の記事であらかた述べ終えている。鮮度のあるネタは、すでに枯渇しきっているのだ。

 なので、記載は節目の日数記録のみに留めて、稿を終えよう。

 なお、この先は短いスパンで、別の節目がもう2つほどくる予定だ。それもまた、記録のみになるだろうけども。

日記: 10月2日(2022年)

 ジョイコンが壊れてしまったので買い替えた。

 以前から「なんとなく壊れてきているな」という兆候はあった。

 1つはフィットボクシング2のプレイ中のことだ。

 ある時期を境に、左パンチの認識がおかしくなった。発生頻度が高くはないものの、パンチをしても、それが認識されないことがあり、その頻度が少しずつ増えてきていた。とはいっても数百発に1回といった、まだ誤差の範囲内ではあったけれども。

 また別の問題もあった。

 スプラトゥーン3のプレイ中に、ジョイコンの認識そのものが寸断するという、電波障害的な症状にも、度々見舞わされていた。これについては故障というより、無線デバイスの持病であって、新品であっても起こることじゃないかな、とは思っていたものの、体感ではその頻度は、徐々に上がっていた。

 そんないくつかの小さな故障の兆候を、しかしどうにか気にしないフリをしていたところへ、今回、とても無視できない症状が、ついに襲い掛かってきた。

 スティック操作がうまく認識されなくなったのだ。

 より具体的には、スプラトゥーン3をプレイ中に、カメラ操作が満足にできなくなったのだ。

 カメラ移動のRスティックを倒しても、カメラが動かない。そうだったかと思うと、今度はRスティックを傾けたが最後、スティックを戻してもカメラが回り続けたりもする。動いたり、動かなかったり、止まったり、止まらなかったり。

 さすがにここまで明瞭な症状が出ると「これはジョイコン死んだな」と断ぜざるを得なかった。「買い替える」以外に、選択肢はなかった。

 だって、スティックが物理的に効かないんだもの。ゲームにならないんだもの。

 というわけで、買い替えだ。

 買い替えに際しては、悪名高きニンテンドー系デバイスの品薄状況に、私も困らされることになった。

 オンラインショップ界隈におけるジョイコンの販売状況はといえば、ニンテンドー公式は言うに及ばず、Amazonやヨドバシといった大手はもとより、その他の小規模な小売店であっても、定価販売の「まっとうな」オンラインショップでは、ジョイコンは軒並み、品切れ、在庫なし、の状態だった。

 となると残る選択肢は、
 
 1)割高で販売しているファッ〇ン悪徳オンラインショップ
 2)地道に足で地元の玩具売り場巡り

 のどちらかしかない。

 で、私は結局1)で購入してしまった。

 無論、私の正義のポリシー的には、こういう悪徳商法には金を回したくはない。だけど、自分の足でジョイコンを探すとしたら、時給換算したら、悪徳小売店の販売差額を優に超えてしまうよな・・・と自分に言い訳をして、安易な解決策に身を委ねた次第だ。

 ・・・というか、ごめん、ちょっと嘘です。正義とかポリシーとか悪徳オンラインショップとか言ってるけど、内心ではこういう転売的なものは、実はそんなに悪いとも思っていないんだよね。もちろん買い手たる私としては、高く買いたくはないけれど、よほどのことでもなければ、これが自由経済というものだから仕方がない、という気持ちのほうが強い。売り手も買い手も、状況に順応して、最適な生存策を模索しているだけなのだ。

 話を戻そう。

 ともあれそんなわけで、おニューのジョイコンを手に入れた。

 ジョイコンのカラーは、今持っているものと同じ色にするのもつまらないので、青と黄色のスプラトゥーンっぽい組み合わせにしてみた。なかなかポップなカラーで悪くない。

 操作感は、同じジョイコンなので、当然今までのジョイコンとほぼ同じだ。ただし、まだこなれていないせいか、各ボタンのクリック感が、今までのものに比べるとやや硬め。そんな状態だ。

 これは新品特有のものであると思えば、心地よい硬さだと前向きに受け入れられるものではある。だけど、今までよりも力を入れないと、押下判定にならないのは本当なので、今のところ割と頻繁に「押したつもりが押せてない」という事故を誘発してもいる。よくある言い訳ワードの「いまキー押したってぇぇぇ(ウソこけ)」がリアルにウソじゃなく発生する。いや、マジですよ、マジ。マジで。まぁ、すぐ慣れるだろうけど。

 ってことでジョイコンの故障と買い替えについては完了した。

 新しいアイテムを手に入れた喜びがないわけではない。でも、「すぐ壊れる」と聞いていたジョイコンが、実際に壊れたことで、「今回買ったものは次にいつ壊れるのだろうか」という不安を抱くようになってしまったことのほうが、心理面では大きいかもしれない。
 
 新ジョイコンよ。どうか長持ちしてくれ。

 ・・・。

 ・・・。

 ・・・と、稿を終えたかったのだけど、後日談がある。

 購入の翌日。旧ジョイコンをもう一度だけ確認の意味で使ってみたら、普通に使えてしまったのだ。しかも、すぐに調子が悪くなる、ということさえなく、その後も普通に1日、2日と長時間にわたって問題なく使えてしまった。

 あ、あれー? もしかして買わなくてもよかったのー? 早まったかー?

 うーん、これはどういうことなのか。ジョイコンには自然治癒能力があるのだろうか。モヤモヤするけど、もう仕方がないな。我が家には使えるジョイコンが2つある、という環境になったとしよう。

 バックアップ機があるから、突然ジョイコンが故障しても怖くないぜ! やったー!