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BT: Intermission 01 “Skill”

 このゲームのスキルは次のような仕様になっている。

  • Gunnery、Piloting、Guts、Tacticsの4系統
  • 各系統のレベル5でプライマリースキルを習得できる
  • 各系統のレベル8でマスタリースキルを習得できる
  • プライマリースキルは最初と2番目にレベル5に到達した系統のもの2つしか修得できない
  • マスタリースキルは最初にレベル8に到達した系統のもの1つしか修得できない

 プライマリースキルは以下の4種類。

  • Multi-Target(Gunnery 5): 複数の武器を複数の標的に打ち分けられるようになる
  • Evasive Movement(Piloting 5): 移動によるEVASIVEのチャージ量が増える
  • Bulwark(Guts 5): 移動しない間は正面と側面からのダメージを半減する
  • Sensor Lock(Tactics 5): センサーレンジ内の対象をそのラウンド中視界内扱いにして、かつ、EVASIVEチャージを2減らす

 プライマリースキルの中では、Evasive MovementやBulwarkは使いやすい。前者は軽量級に、後者は重量級によりマッチするけど、いずれにしてもパッシブスキルなので、損がない。

 Multi-Targetはダメージ計算が難しい。あと少しで撃破できそうな対象に小さな射撃を加えて、残りを次の対象に、などと小細工を弄すると、とどめを刺せなかったりする。複数の対象のEVASIVEを減らしたり、遠近対応機をうまく運用したりにも使えるけど、EVASIVEの高い軽量機はどうせ雑魚だし、遠近対応の半端なメックは改造してしまうしで、なくてもなんとかなる。

 Sensor Lockは偵察機&ミサイルボートのようなとがった構成なら使えるのかな。正直1ターンつぶしてまでロックすることが功を奏すシチュエーションは少ない。

 マスタリースキルは以下の4種類。

  • Breaching Shot(Gunnery 8): 対象のCOVER効果やGUARDED効果を無視できる
  • Ace Pilot(Piloting 8): 射撃後に移動できるようになる
  • Juggernaut(Guts 8): 格闘攻撃を当てた相手のイニシアチブ順が1つ下がる
  • Master Tactician(Tactics 8): イニシアティブを1得て、かつ、安定性へのダメージを1減らす

 Ace Pilotはかなり便利。イニシアチブの高い機体で行動順を最後にして攻撃して、次のターンで最初にもう一度攻撃して離脱、などといういやらしいプレイができる。鈍足機でやってもあまり効果がないかもしれないが。

 Breaching Shotも自然に効果が出るので使い勝手がいい。ただ割とAIはCOVERやGUARDEDを効果的には使ってこない気もする(人間のように突出したCOVERやGUARDEDの相手を囮にして・・・というような思考をしてない)。

 Juggernaut、Master Tacticianは上の二つに比べると効果を感じにくい。

 こうしてみると、万能感のあるのは以下のような組み合わせだろうか。

  • Bulwark→Evasive Movement→Ace Pilot
  • Bulwark→Multi-Target→Breaching Shot
  • Evasive Movement→Multi-Target→Ace Pilot
  • Evasive Movement→Multi-Target→Breaching Shot

 もちろん部隊の中にSensor Lock係がいてもいい。でもどんな機体でもそれなりに乗り換えていけそうなのは、こんな感じではないだろうか。

BT: Mission 05 “First Strike”

 【背景】

 Argo号回収作戦の真の依頼主は、死んだと思われていたKamea Aranoその人だった。Kameaは軍団の実力と信頼とを試すため、そしてなにより王座奪還のシンボルとしてArgo号を飛ばすために、Argo号の回収作戦を軍団に依頼することは重要だと語った。またAna Mariaの後援は、辺境におけるパワーバランスを保ち、大きな火種にならないための施策だったとも。

 軍団はKameaへの忠誠を誓い、その代償として抱えていた負債を解消してもらった。銀行からの束縛を脱し、ついに自由な宇宙航行が可能になった。

 自由な航行権を得た軍団は、なおも辺境で傭兵稼業で生計を立てていたが、そこへKameaからの出動要請がきた。

 極寒の惑星Weldryで、Iceboxと呼ばれる政治犯収容所に捕囚されているKamea派の有力者たちを開放して、ついに王座奪還の第一歩を踏み出そうというのだ。
 
 【自軍戦力】

  • CN9-A Centurion(Fly搭乗)
  • VND-1R Vindicator(Glitch搭乗)
  • BJ-1 Blackjack(Unity搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Salvage搭乗)

 【味方戦力】

  • KTO-18 Kintaro(Kamea搭乗)

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • Bulldog
  • Bulldog
  • Scorpion
  • Striker
  • Striker
  • Light Laser Turret *n
  • Light Sniper Turret *n

 2nd Wave

  • JM6-A Jagermech
  • CN9-A Centurion
  • TBT-5N Trebuchet
  • JR7-D Jenner

 【ミッション概要】

 収容所の敷地外と敷地内の2部構成。

 敷地外では、車両とタレットがお出迎え。開始早々左ルートと右ルートがあるが、右に進んだほうが各個撃破しやすい印象。どちらから行っても構わない。

 山の上のジェネレーターは、中央の砲台2機のもので、残りの4つの砲台は防壁そばのジェネレーターが対応している。ジェネレーターに到達する前に砲台に到達しがちなので、ジェネレーターを破壊するか、砲台を直接つぶすかは状況で判断したい。

 城壁を破って敷地内に侵入すると、メックが4機交戦してくる。次のターンで、KameaのKintaroが逆サイドの壁を破って援軍に来る。遮蔽物の少ない場所での戦いになるので、うまく弱点を狙い撃つなどして叩き潰そう。

BT: Mission 04 “Capture the Argo”

 【背景】

 Dariusは経営状況の悪化する傭兵部隊を支えるために裏方に専念することにし、代わって傭兵部隊を率いることになったのはFlyだ。Flyは前隊長に由来する部隊名Markham’s Marauderを、Nez Fly Legionと改名し、新たな隊長に就任した。

 今現在、部隊は借金の踏み倒しの防止のため、辺境の限られた星系のみにしか移動が許されていない。そんな逆境の中、日夜様々な任務をこなして生き抜いていたが、先だっての鉱山惑星での任務で約束を反故にされたことは、財政難にさらに拍車をかけることになってしまった。

 そんな破産寸前のある日、ハイパーパルス通信で正規の傭兵ネット外の怪しい依頼が舞い込んできた。この自称「カノープスの有力者」からの依頼は、海賊の罠なのか、奇跡の救い手なのか。後者であることに望みをかけ、傭兵部隊はBellerophon星系へと向かった。

 そこで待ち受けていたのは、正真正銘カノープスの貴族、Ana Maria Centrellaその人だった。

 Ana Mariaが言うには、海賊の女王Grim Sybilの支配するAxyiusの月面に、200年以上前に打ち捨てられたドロップシップArgo号が眠っているという。海賊の支配域での作戦は危険が伴うものの、Argo号を回収する仕事を完遂すれば、借金の肩代わりとともに、これ大きなコネクションを得ることができる。もとより財政難の部隊には、引き受ける以外の選択肢はなかった。

 彼女の配下のDr. Farah MuradをArgo号までエスコートし、Argo号を手に入れるのだ。

 【自軍戦力】

  • BJ-1 Blackjack(Fly搭乗)
  • VND-1R Vindicator(Glitch搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Unity搭乗)
  • SDR-5V Spider(Salvage搭乗)

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • Bulldog
  • Scorpion
  • Scorpion
  • Striker
  • Striker
  • Light Laser Turret
  • Light LRM Turret

 2nd Wave

  • JR7-D Jenner
  • LCT-1S Locust
  • COM-2D Commando
  • Galleon
  • Scorpion

 3rd Wave

  • QKD-4G Quickdraw
  • SHD-2H Shadow Hawk

 【ミッション概要】

 最初のフェーズは2か所の防空レーダーの破壊。防衛線力は車両のみなので難しくはない。レーザー砲台はジェネレーターを壊せば黙るが、LRM砲台は黙らないので注意。

 Argo前の防衛線は最初に敵機5、あとで敵機2追加になる。防衛ポイントに入る段階でうまく陣形を作って、待ち伏せ気味に戦うと簡単。敵のボスははじめての対重量級メックになるかもしれない。

BT: Mission 03 “Three Years Later”

 【背景】

 Espinosa家によるクーデターによって、Kameaは行方不明、Rajuは戦死した。Flyは気が付くと見知らぬドロップシップに救護されていた。Dariusと名乗るドロップシップの副船長によれば、彼らはKameaの父Tamatiに雇われていた傭兵部隊であり、彼らの隊長のMarkhamは先のクーデターに巻き込まれ、死亡したらしい。DaruisはFlyを一族の故郷であるドラコ連合領に連れて行こうかとも提案してくれたが、Flyはすでに自分のアイデンティティをドラコではなく辺境に見出していたため、隊長を失ったDariusらの部隊にしばらく同行することにした。

 そして3年の月日が流れた。

 ある辺境の惑星で、鉱山を主産業とする自治体の守衛任務を行うところから、Flyの物語は再開する。Flyはこの3年で、Dariusらの傭兵部隊を率いる立場にまでなっていた。

 【自軍戦力】

  • BJ-1 Blackjack(Fly搭乗)
  • VND-1R Vindicator(Glitch搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Behemoth搭乗)
  • SDR-5V Spider(Dekker搭乗)

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • SDR-5V Spider
  • COM-2D Commando

 Aplha Point-Beta Point

  • Light Sniper Turret *n
  • Light LRM Turret *n

 2nd Wave

  • SHD-2H Shadow Hawk
  • Scorpion
  • Scorpion

 IPL Base

  • Galleon
  • Striker
  • Scorpion
  • Light Shredder Turret
  • Light Shredder Turret
  • Light Shredder Turret
  • Light Shredder Turret

 【ミッション概要】

 ポイント・アルファまでに軽量級が2機現れる。これ自体は弱いもののセンサーロックされると、ミサイルタレットからのLRMが降り注いで地味に痛い。短期決戦以外に対処法はないので、とっとと倒す。

 ポイント・アルファのジェネレーターを破壊すれば、エリア内のタレットは無力化するので、ちまちまとタレットを始末しなくても、一気に駆け寄って壊せば早い。

 ポイント・ベータに向かうと、Shadow Hawkと車両2台が現れる。安全にやるならある程度Reserveで待ち伏せて、相手の行動後に一気に襲い掛かれば、損耗を少なくできる。

 最後の拠点での戦いは、ジェネレーターを壊せば砲台が黙るので楽になる。

BT: Mission 02 “Coronation Day”

 【背景】

 かつての師Rajuに救われ、九死に一生を得たフリーのメック戦士Flyは、Rajuの誘いでAurigan Coalitionの次期女王Kamea Aranoの護衛任務を手助けすることにした。Rajuの支援にを得て、破損したメックを修理し、機体チェックを終えたFlyは、RajuやKameaと合流して、戴冠式を行う首都に向けて移動を開始した。

 しかし、その行く手には、破壊され黒煙を上げる無残なアウトポストが見えていた・・・。

 【自軍戦力】

  • BJ-1 Blackjack(Fly搭乗)
  • CN9-A Centurion(Raju搭乗)
  • KTO-18 Kintaro(Kamea搭乗)

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • SHD-2H Shadow Hawk
  • PNT-9R Panther

 2nd Wave

  • Galleon
  • Scorpion
  • Striker
  • Striker

 3rd Wave

  • CDA-2A Cicada
  • SDR-5V Spider
  • LCT-1S Locust

 4th Wave

  • Scorpion
  • Striker

 5th Wave

  • WVR-6R Wolverine
  • Light Laser Turret
  • Light Laser Turret

 【ミッション概要】

 続チュートリアルミッション。特に難しいことはない。

 最初のチェックポイントに到達すると、味方機2機が敵対になる。何も考えずに正面から叩き潰せる。

 次のチェックポイントへ向かうと、途中で車両が4台出現する。これも何も考えずに叩き潰せる。

 次のチェックポイントに到着すると、至近距離に軽量級メックが3体ドロップアウトしてくる。これも簡単に叩き潰せるはず。最初にどれかのメックが到着すると現れるので、足並みをそろえて進むと楽。しょせん軽量級、弱い。

 最後のチェックポイントへ向かうと、車両が2台立ちはだかる。雑魚。

 最後のチェックポイントの直前で、突然最後のメックがわく。不意打ち気味になるので、慎重に行くなら進む前に排熱しておくといい。そこまでしなくても余裕で勝てるけど。