カテゴリー別アーカイブ: 冒険記EW:日本語版

DDOJE: EWJE15「需要と供給」

 最近にわかにレンジャー/ローグ/ウィザードのキャラが人気を帯びてきた。

 高レベル帯のローグが不足していることと、Lv1しかとっていないマルチローグでも、それなりに仕事をこなせるという事実が浸透してきたことが原因のようだ。

 前者については、おそらくEQ等の「ローグ=高DPSクラス」という図式をそのまま想像した、アタッカー志向の人たちが、レベルが上がれば上がるほど広がる、前衛との攻撃力の差に絶望し、挫折したのではないかと想像している。逆に、最近はすごく頻繁に、ファイターを見かけるようになってきていて、このことからも、殴りをガシガシ当てたいという人たちが、どんどんファイター(またはバーバリアン/パラディン/レンジャー)に転向しているような気がしてならないのだ。

 後者については、たぶん時間が解決した問題かな? 罠鍵関係の4スキルをMAXまで上げるだけのスキルポイントさえ確保できれば、Lv1ぶんのローグでも、スキルランク的にはピュアローグと同等なはずだ、というD&Dのシステムが理解されてきた、といってもいいかもしれない。究極的にいえば、エンハンスメントぶんで負けてしまうので、ごくごく一部の、超高難度な場所では働きが劣るんだけど、それ以外の99%のシチュエーションでは、全く遜色なくローグとして働け、しかも戦闘や魔法でローグに勝ることが多い。

 ちゅーわけで、最近はLFMに飛び込んでもすんなり入れることが多くて、大変助かる。

 以前はLFMで、「クレリックだけ募集」というのが並んでいることが多かったんだけど、最近では「ローグだけ募集」というのも増えてきた。しかも、そこにマルチローグで入っても、特に何も言われないことのほうが多い。歓迎さえされる。

 うーん、世の中変わったものだ。

DDOJE: EWJE14「ヘッドセット」

 ああ、買っちゃったよ、ヘッドセット。ボイスチャット(VC)に対する好奇心に負けた。

 買ったのはロジクールのA-370。同価格帯で評価の拮抗していた.Audio90と、どっちにしようか悩んだんだけど、実際に店にいったら.Audio90が売ってなかったので、すんなりA-370に決まった。.Audio90のほうがマイクがそれっぽくて心が傾いていたんだけどね。実売価格2500円程度。

 ってなわけで、とりあえずPCにつなげてDDOにログイン。すでにログインした友人を使って実験を開始した。

 ・・・なんか緊張するな・・・「あーきこえますか?」

 ボソボソと話し始める。しかしボソボソ言っていても聞こえにくいそうなので、徐々にボリュームを上げて話していった。普通に会話をするくらいの声量にまで上げたところで、ようやくとりあえず聞こえたとのこと。案外声を大きめに出さないと聞こえないみたいだ。まぁ、電話をするときの声を考えれば、そんなものか。夜の室内での使用には、少し気を使うなこれ。

 会話をテストするための会話を続ける。私の場合、ネット上での1人称や言葉遣いと、リアルでのそれが全然違うので、「ネット上でリアル声」という場合、どういう人格で話せばいいのか迷ってしまった。結局判断がつかず、微妙にキョドったまま、1つの会話の中で複数の1人称代名詞や語調が混在しているという、美しくない日本語を話してしまった。そんな自分に軽く凹む。我ながら対応力が足りない。予断ながら、「声が若い」とかいわれてしまったけど、これは14歳女子中学生の生声なのだからして当たり前ですね。

 続いて、適当に会話をしながら、DDOの操作をしてみる実験に移った。酒場内で、通話キーをON/OFFしながら、前転、後転、斬る、跳ぶ、走る。

 ・・・これは想像していたより数段難しいな。

 慣れてないというのもあって、通話キーを押すと動きが止まってしまう。動きながら会話ができる、というVCの利点を活かすのは、少し練習が必要なようだ。普通に考えても、キー操作が1つ増えるのだから当然かな。しかし、うーむ、これは逆に面倒くさいぞ。「忙しい」を理由に話さなくていい文字チャット環境のほうが、楽かもしれないくらいだ。かといってVC垂れ流しモードもイヤだしなぁ。

 ところが、この実験の途中、こんな指摘を受けた。

 「こっちの声や、そっちのBGMが、そっちのマイクを通して聞こえるよ」

 むむむ? なぜだ?

 どうやら、こちらのスピーカーから出た音を、こちらのマイクが拾って、あちらに聞こえてくるらしい。相手からすると、自分の声がやまびこのように跳ね返ってくる感覚だ。でも、使用している機器はヘッドセットなので、よほどボリュームを上げていない限り、ヘッドフォンの音声がマイクまで届くということはないとおもうんだけどなー。内部的に伝わっているんだろうか?

 結局この不具合の謎がすぐには解けそうになかったので、この日の実験は終了することにした。不具合のあるまま使うのも気分が悪かったし(相手が不快だろう)、そもそもろくに調整もしないでつなげたので、もう少し時間をかけて導入することにしたのだ。VCを経験した、というだけで好奇心が満ち足りてしまって、「もう別に無理に使わんでもいいか」という気分になってしまったというのも、ちょっとある。飽きっぽい私に乾杯。

 その後、実験に付き合ってくれた友人ほか数名を誘い、修行のためのクエストを2回ほど実施。途中その友人に「声出さないの?ケラケラ」とそそのかされるも、なんとなくその気にならずに、使わずじまいになってしまった。

 まぁ、まずはもう少し調整してから、再挑戦かな?

 #ところでこのヘッドセット、側圧が強すぎて、
 #鉢の大きな私には耳が痛いかもしれない

DDOJE: EWJE13「愉快な仲間」

 昨日はLFMで人を集め、ハウス系の未消化単発クエを4つほどこなした。

 そのうち3つは別のキャラでやったことがあり、1つが初体験だったんだけど、いずれにしても繰り返しやるほどおいしいものではなく、過去にただ1度やったことがある、という程度のもので内容を覚えてなかったので、どのクエストも非常に新鮮に楽しめた。

 昨日プレイしたのは、人気のクエストに比べて、難易度が高く、報酬が渋いという、地味~なクエストばかり。でも報酬はともかく、その難易度のおかげで、クエストの作戦行動としては、慎重にならざるを得なくなって、斥候と本隊の区分けをしっかりできたり、罠をあえて解除せずに逆利用できたりと、メリハリのある、TRPGぽい展開を自然と行うことができた。それぞれがそれぞれの役割をこなしていて、実に楽しかったよ。

 プレイスキルという面だけではなく、コミュニケーションの面でもメンバーにも恵まれていて、阿吽の呼吸でボケ・ツッコミが展開される、初対面とはとても思えない軽妙な会話を楽しむことができた。こういう「アタリ」があると、野良がやめられなくなるんだよなぁ。ホント、昨日のメンバーは、そのまま今後も指名買いしたいほどだったよ。

 しかし、やっぱり報酬の渋さは痛い。適正レベルのクエストを4つこなしても、ランクの1つも上がらないとは、割に合わないにもほどがある。うーん、この割に合わない報酬設定のせいで、こういう良クエストが見向きもされていない現状は、すごくもったいない気がするなぁ。まぁ、次の拡張が入れば、とりあえずポイントのために一通りやることにはなるんだろうけどね。

 そうそう、今日で無料期間が過ぎるとかいうので、プロダクトキーを入力したんだけど、そうしたら「DDO Blog」なるサービスを提供された。せっかくなので、とりあえず作るだけ作ってみたよ。更新はここで行う私だから、「DDO Blog」をメインで使うことは無いと思うけどね。

 うーん、このblog、何かに使えるのかなぁ?

DDOJE: EWJE12「アイテム・アイテム」

 週末夜にプレイ。翌日に朝からの予定があったので、金、土ともにさほど深夜まではできなかったけど、英語版を含めて初のコロマーにいったり、懐かしすぎて忘れているデレーラにいったりと、目先を変えることができて新鮮に楽しめた。

 行き先が新鮮だっただけでなく、この週末は、停滞していた装備品を、ブローカー買いしたものを含めて、ガバっと変えることができたので、かなり気分を一新することができたといえる。元々アイテム運の薄い私(Lv6にもなって、ただの+2ロングソードとかつかっていた)が、やっと常人クラスになったかならないか、という程度の変化なので、実は現状でもまだまだヘコいんだけども、それでも私的にはかなり嬉しいのだ。

 特に嬉しかったのは、コレクターにもらった、+1コールドアイアン・リターニング・スローイングアックスと、デレーラの報酬でもらった罠解除アップのベルトかな。他にも、こまごまと、「持っていたものより少し強いやつ(CON2ベルトがCON3になった、とか)」が手に入って、せこせことした充実感を地味に得ることができた。

 デレーラは、まだまだ欲しい報酬がたくさんあるんだけど、面倒くさいうえに、欲しいものがないクラスが多いみたいだから、次はいついけるやら。うまいこと野良ラングループでもあればいいなぁ。

DDOJE: EWJE11「トップランナー」

 昨日は22時過ぎにログイン。24時にはログアウトしたかったので、時間的にみて、単発クエでも1個やるのがせいぜいかな、と思っていたんだけど、誘われて入った未完成パーティーでの提案は、「タングルのアイテムがほしいぞなもし」だった。

 私「ランならOK。普通にやるんだと時間がないです」
 メンバー「ふむふむ。でも道わからん」
 私「任せろ!」

 ということで、珍しく私自らが、半ば強引にタングルランの先導を実施した(経緯は少し違うけど)。残りの椅子を埋めるべくLFMをだすと、瞬く間にフルパーティーになる、なかなかの入れ食いっぷりで、すぐに出発することができた。時間がない私としては、速い展開に越したことはない。いいぞいいぞ。

 さて、自分が参加者としてランパーティーに入った時に、一番重要かつ足りないと困るのが、「リーダーの宣言」だ。

 オプションは取るのか、箱は取るのか、誰についていけばいいのか(誰が勝手に違う道に行っても無視していいのか)、リコールしていいのか…etc。こういった宣言がなされずに、リーダーが無言のまま、なんとなく一番前を走る人についていって、オプションを取ったり取らなかったりするというダルダルの展開は、非常にやりにくいし、しばしばパーティーが分裂してしまう。自分の常識他人の非常識、ということがいくらでもあるので、この辺のすりあわせが事前にないと、話している場合じゃないときの行動指針が統一されず、困るのだ。

 というわけで、しょっぱなに「安い箱無視。オプション無視」ということを宣言しておいてから、ランを開始した。

 Chapter 4くらいまでは、1桁分台のハイペースで進んでいく。「無視・無視」の方針が皆わかっているので、行動に迷いがなく、クエストが終わると同時に速やかに神殿に向かいリコールをするメンバーたち。大変よいペースだ。

 それ以降も、滞りなく進み、Chapter 7。そこで事故が起きた。

 ハイペースで油断していたせいもあり、まずしょっぱなにウィザードが死亡。さらにその直後に、プロテクションが切れたことに気がつかなかった私が、敵陣で燃やされて焼死。パーティーの戦力が激減してしまった。

 あわてる私。幽霊になりながら、万が一の事故も許すまいと、突撃するなー、Pullしろー、Buffだー、その敵は無視だー、鍵だー、罠だー、神殿だー、とあれやこれやとやかましく指揮を飛ばす。状況とメンバーの推定知識量からして、指揮をしてなかったら、神殿まで無事にたどり着けなかった可能性は高かったと思うけど、さぞや言われる側はうるさかったことだろう。

 で、そんな苦労と独裁の甲斐あって、なんとか神殿で蘇り、Chapter 7もクリア。私の先導するタングルランは、まぁ一応成功裏に幕を閉じた。

 いやー、やっぱリーダーは疲れるね。イカシたリーダーについていくだけの役回りが、やっぱり一番だ! うむうむ。頼むよ、世のリーダー諸君。

 私の感覚:
 いいリーダーについていく役
 >自分でリーダー
 >>>(バンアレン帯)>>>無言なリーダーについていく役