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LoL: 冒険の旅は終わった

 しばらくは、おそらく少なくともS6の間は、LoLのランクマッチを中断することにした。

 シルバー3になって気が抜けたということもあるんだけども、それ以上に衝撃的な書き込みを見てしまったからだ。

 公式フォーラムに書かれたその内容は、ダイヤモンドの書き込み主が、「ゴールド&プラチナの格下プリメイドと対戦させられて、負けたら25LPも減った。普通は15LPくらいなのに。ゆるせん。ぷんぷん」というものだった。

 書き込みの主張は、「ウマ味のない格差マッチはやだぽーん」というような稚拙なもので、まぁどうでもいい。ランクが上がればリスキーな格下戦を安定的に料理し続けなければならないのは当然だからだ。相手がプリメイドだろうがなんだろうが、格下に負けたのが悪い、としか言いようがない。

 それよりも、ダイヤモンドの人のLPの数値的な感覚が「負けはせいぜい15LP減が妥当。25LP減はひどい」というところにあると知ってしまったことで、大いに萎えてしまった。

 今までも何度か報告したように、日本サーバーが開いてからというもの、勝率5割以上6割未満を維持しながら、ブロンズ2からシルバー3まで上がってきたわけだけど、その間LPは勝って+15、負けて-25、が当たり前だった。これは、NAの常識を基準にして考えれば異常な値だと思ってはいたものの、日本サーバー基準ではしかたがないのだろうなと、なんとか思い定めて遊んできたわけだ。

 が、上述した公式フォーラムの書き込みを読んだ結果、そういう悲惨な境遇にあるのは下々の民だけで、上位陣はNAの常識を維持しているのだと知ってしまった。待遇に差がありすぎることをまざまざと見せ付けられたかたちだ。上位様の環境を維持するために、下位陣が犠牲になっているとすら思えた。これは、萎える。

 ということで、しばらくLoLのランクマッチで遊ぶことはやめることにした。

 LoLというゲーム自体はやっぱり面白いと思っているので、遊びたくなったらサブアカウントでノーマルでも遊んで、へんなビルドを試したりという気楽な方法で行うことにしよう。

LoL: シルバー3!

 ちまちまと遊ぶこと180戦にして…。

 ようやっとシルバー3まで上がった!

 ※写真だと220戦しているようだけど、この戦績にはNAでの40戦15勝25敗ほどが含まれている

 思えば日本サーバー開幕当初、初心者が設定ミスで一律シルバー1前後という高みに配属される中で、悲しいかな経験者の私はブロンズ2に配属された、というところからこの歩みははじまった。

 それからというもの、勝って+15~17LP、負けて-22~25LPという、いじめとしか思えない過酷な設定の中で、なんとか勝率を5割以上に保ち続けてここまで這い登ってきたのだ。自分で自分を褒めてやりたい。

 配属に関しては、ライアットゲームズの設定に文句を言いたいことも多々あるけど、「上がる」という喜びを得られたことだけは、プラスと言えなくもないところだ。でもやっぱり、ここまで日本サーバーでは10勝くらいは勝ち越し続けているのに、いまだに勝って+17LPなのは納得がいかないな。NAでこの勝率だったら、もうゴールドが見えていてもおかしくないよ。人数調整のために、ブロンズ、シルバーをゴールドに上げたくないんだろうな、という意思が見えすいていて悲しくなる。

 チャンピオンはもうほとんどFizz一本でやっている。Jungle Fizzメインの、Mid Fizzサブ。ほどほどにつよくて、「BAN漏れする隠れOP」という感じで重宝している。

 しかし、最近のメタではTop運用のTanky FizzがOPになってきていて、そのとばっちりでFizzがBANされかねなくなってきた、というのが困りものだ。ちょっと前からのEkkoと同じ状況になっている。

 シルバー程度ではTop Tanky Fizzを運用するような人がレアなので、BAN率は高くないのが幸いだけど、それも時間の問題だろう。そうなる前に、「Tanky運用をしにくくなるがAP運用なら今まで通り」という、おなじみの特定レーン殺し調整をして欲しいものだ。

LoL: 日本サーバーその後

 日本サーバーが先月稼動して、それからのことなど。

 なにも言ってなかったけど、実はこっそり遊んでいるLoLJE。が、設定が厳しすぎてモチベーションが保てない、というのが今の状態かな。

 憶測で「運営が無能」とか、そういう棘のあることは言いたくないんだけど、100歩譲っても、彼らにはちょっと経験が足りなかった、と断ぜざるを得ないような出来事が頻発している。明らかに運営の舵取りの拙さが原因で、私のやる気は損なわれてしまった。

 日本サーバーのオープン以来、運営の犯した不備はいろいろとあるんだけども、そのなかでも取り返しのつかない最大の失敗は、ランクマッチ初動の人員配置を失敗した(のだろう)、ということだ。これが祟って、現時点まで続く、取り除くことのできない混乱が発生してしまった。

 彼らが侵したあやまちは、簡単に言えば、「一定の条件を満たした人たちを、不適切なランクに多数配置してしまった」ということになる。より具体的には「NAサーバーでランクをまわしていなかった人が、一律でシルバー1に配置される」という事件だった。

 「NAサーバーでランクをまわしていなかった人」というのは、大多数が実力的にはせいぜいブロンズ3~5という人たちだ。もちろん例外もいるだろうけど、こういう人たちと何度か対戦した経験では、「ブロンズレベル」が多いと言い切れる。そういうレベルの人たちが、一律でシルバー1に配置されれば、どんな混乱が発生するかは想像に難くない。

 そして、この問題が発生した後、運営が行った施策は極めて杜撰だった。そのために、2次被害、3次被害も発生してしまった。そんな状態が、現在まで続いている。

 運営が具体的に行った調整がなんなのかは、公式発表がないので想像するしかない。

 私が実際に体験したことで言えば、「ランクマッチでLPがもらえなくなった」ということになる。同じようなことを、シルバー、ブロンズの人が訴えているようなので、おそらく運営サイドは、少なくとも以下のようなことを考え、実行したのは間違いないだろう。

 「シルバー1を頂点とした人口の山を作ってしまった。この頂点はブロンズにあるべきだ。山をブロンズ方面に土砂崩れさせる必要がある。よし、シルバー以下は試合をすればするほどLPが減っていくようにして、ランクを下げまくろう」

 かなり乱暴な方法だと言わざるを得ない。

 私の話をすれば、振り分け後、調整まで6、7割ほどの勝率でランクを2つ上げるという好調を維持し、LP増減も勝って+25、負けて-15というような具合だったのに、ある日突然、勝って+12、負けて-30というようにされてしまった。勝率6割でも、徐々にランクは下がっていく数値だ。これでやる気を出すのは無理というものだ。

 運営が調整期間終了を宣言した今でも、せいぜい勝って+15、負けて-25という数値に留まっていて、まるで原状回復していない。だから、相変わらずやる気を出せない状態だ。

 余談ながら、当然この施策は成功しなかったはずだ。この調整は「対戦を重ねることで自然に行われる人口配置を、無理やり加速させるように数値をいじった」のだが、やはり前提としてはある程度の回数「対戦を重ねる」必要がある。しかし、こんな調整下で対戦を重ねる人は多くない。多くの人は対戦を控えるようになってしまい、本末転倒な結果となった。

 とはいえ、今は勝つだけなら、実は勝ちやすい。

 それには「APIが公開された」ということが大きく影響している。APIが公開されたので、試合前に外部サイトで仲間の戦績を調べること可能になったのだ。

 運営の施策があっても、今なおシルバー帯には初心者が多くいる。だから「多くの試合で場違いな初心者が混ざる」のだけれども、試合前に外部サイトで仲間の戦績を調べ、自軍に初心者っぽい人がいればドッジ、ということをすれば、「味方には初心者がおらず、敵にはいるかもしれない」という条件で試合をすることが可能になる。シルバー帯に初心者が多くいる間は、これをすることで高い勝率を維持できるというわけだ。

 楽しいかどうかは別として、勝ちたければこういう手段はとれる。

 が、はっきりいってそんな面倒をしてまで遊んでいられない、というのが本音のところだ。そんなことまでするよりも、面白いゲームは他にいくらでもあるのだ。

 ってことでLoLJE。期待していたし、成功して欲しいし、Pingや音声や和訳にも文句はないんだけど、メインコンテンツのランクマッチの設定ミスだけが手痛いせいで、いまひとつ楽しめていないのでした。

LoL: メインアカウントもJP移行

 ということでタイトルどおり、メインアカウントも日本サーバーに移行しておいた。

 で、数戦してみたんだけど、よく言われるように、プレイの傾向を表現するキーワードは、慎重、消極的、協調的、というような感じだった。大きなスローもなければ、大きなアウトプレイもない、というような、そういう試合が多くなりそうに感じられた。

 ともあれマッチングされるプレイヤーのレベルそのものは、さしてかわらないように感じられたので、MMRはそれなりに正しく機能しているんじゃないかな。同じ人と何度も当たる、ということもないので、少なくとも底辺帯においては、プレイヤー人口も十分にありそうだ。ゲームモードがノーマルブラインドしかない、という致命的な要素さえ解決してくれれば、NAサーバーよりもいい環境になるポテンシャルはある、と思えたよ。人口が減る前に、ランクとはいわないまでも、ドラフトは早く実装して欲しいものだ。

 不思議体験談としては、前回のエントリーの後、もう1回だけ日本語キッズに遭遇することができた。「もうだめ」「なにこいつ」「きるだけもってくんですかー」「ぜんぜんいいぷれいしてないのに」「。。。」とか延々愚痴り続ける人がいた。うん、うん、なかなか面白い。でもまだまだインパクトが弱かったので、もう少しパンチの聞いた、モンスターレベルの高いキッズとの、次なる遭遇を心待ちにしておこう。

 一方で、もう1つの「よく聞く異常遭遇要素」であるところの、大陸人との遭遇イベントはまだ起こっていない。彼らは新規アカウント作成からのレベル上げ過程に生息しているようで、移行アカウントでのエンカウント率は、まだ低いようだ。これに遭遇するためには、新規アカウントを作らないといけないのかもしれないなぁ。

LoL: OBTスタート

 日本サーバー稼動初日。

 私はというと、早速のメインアカウントのサーバー移動は、やめておくことにした。CBTと同じくOBTでも、日本サーバーにはゲームモードがノーマルブラインドしかないらしく、まだまだまともに遊べる環境ではなさそうだったからだ。

 サーバー移動特典は欲しいから、3月15日までには移行手続きを行うつもりだけど、その期限までは引っ張ってもいいかな、と思っている。

 とはいえ、稼動直後の雰囲気を味わいたいのは間違いない。「初日から遊んでるわー」というステータスも欲しいしね。

 ってことでこの日は、眠っていたレベル21のサブアカウントを引っ張り出して、そちらを移行することで、日本サーバー初日の雰囲気を味わってみることにした。

 移行に当たっては、前もって同名の捨てアカウントを日本側に作っておき、移行手続きを行い、名前をバッティングさせ、強制的に名前変更イベントを発生させ、無料で新しい名前をつける、という裏ワザを利用した。本来数千円かかる名前変更が、無料で行えるのはこの機会だけ。利用しない手はない。

 しかし、自分でやっておいて言うのもなんだけど、こういうグリッチをはびこらせている運営には、ちょっと不信感が募るなぁ。こんなグリッチを放置することが許容できるなら、移行時に自動的に全員リネームのほうを許容して欲しいものだ。グリッチする側にも面倒もないし、ゴミアカウントも残らないし、みんなが嬉しい手段はそっちだと思うよ。

 ともあれ、そんなこんなで移行した日本サーバー。アカウントの状態を確認してみると、ルーンページ、マスタリーページは継承、フレンドリスト、チャンピオンマスタリーは削除、という移行状態だった。チャンピオンマスタリーの削除がやっぱり悲しいかな。

 で、早速2戦ほど遊んでみた。

 ノーマルブラインドでキューを入れると、1分少々でマッチングされた。プレイしたのが午後9時ごろのコアタイムだったこともあって、なかなか優秀なマッチング時間を記録した。

 ピック画面では、何人かが希望ロールを宣言した。私はこれといって希望がなかったので傍観していたところ、都合よく一応メインロールのジャングルが余っていたので、ジャングルをすることになった。

 このときチャンピオンはポッピーを選択したんだけど、そうしたら味方の一人が、

 「で、でたー。ポッピージャングルwwwwwww」

 とか言い出した。ははははは。「でたー」はこっちのセリフだ。これが日本サーバーの洗礼か。面白いじゃないか。

 しかし、どうも若者の会話のニュアンスがつかめなくなってきている今日この頃。これがいい意味なのか、悪い意味なのか、おっちゃんにはとんとわからない。とりあえず、

 「!?」

 とか無難に返しておいた。すると、さらによくわからないノリで、味方数名がいろいろな会話やら大量の顔文字やらを展開していたのだけど、もはや全くついていけず、傍観するのみとなってしまった。

 しばし唖然としつつも、「日本とは、つまり、こういう空気なんだなー」となんだか新鮮な気分を味わえた。この時、私はおそらく、珍獣に遭遇したような顔をしていたことだろうが、これにも慣れていかなければなるまい。

 で、試合結果は、この1戦目も、その後に続く2戦目もポッピージャングルで挑み、2戦2勝と好調だった。幸先がいい。ポッピー出ましたがなにか?ふへへ。

 また、Pingの影響について、CBTの時は「よくわからないなぁ」といっていた私だけど、今回はNAとの差を、ずいぶんと感じることができた。メインロールのジャングルを選べたから、前回よりも違いがわかりやすかったのかもしれない。

 ってなわけでいよいよはじまったLoL日本語版。コミュニティのノリには、少々面食らったところもあるけど、テキトーに適応しつつ、マイペースで遊んでいこう。