月別アーカイブ: 2010年8月

日記: 8月23日(2010年)

 こまごまとしたネタ:欲しいもの編。

 【欲しいもの:Xacti】

 私の愛用しているデジカメはXacti DMX-C6だ。今までの旅行やツーリングの写真も、動画も、ほとんど全てこいつで撮ってきた。そこそこな画質の写真と、そこそこな画質の動画を、気楽に保存できるハイブリッドな器用貧乏デバイス。そんなSHDっぽいXactiは、私のお気に入りなのだ。

 しかしそんなXactiも購入5年目となると、だいぶ最新機種に見劣りするようになってきた。そこで、ちょっと電気店でXactiの最新機種を触ってみたんだけど・・・うーん、微妙だなぁ。ずばりゴツイ。ゴツ過ぎる。スペック的にはどうやらかなり向上しているようではあるんだけど、この大きさはなぁ。秋の旅行を前に、買い換えるかどうか迷うところだ。

 ぽちっちゃおうかなー。ふふふ。

 【欲しいもの:PC】

 実家マシンの老朽化が激しいので、部品交換を画策中。万が一FF14がヒットした場合、実家でもやりたいしね。

 今検討中の構成はざっくりと以下程度。

 CPU: Core i7 870
 メモリ: DDR3 4GB
 ビデオ: 460GTXかなぁ?
 マザー: これらが乗るやつ。P7P55かな?

 挙げていないパーツは現状維持。実家マシンなので家族のデータも入っていて、バックアップ管理がめんどくさいから、HDDとその中身はそのまんま全移植という、不安定になることが容易に想像されるリプレイスをしようと思っている。基本的に使用頻度の低いPCだから、すごくハイスペックにはしないつもり(コスパが悪すぎる)。

 とはいえ、これで合計7-8万円くらいすると思われる。CPUは1段階落としてもいいかなー。ビデオカードは、ちょっともうなにがなんだかわからないんだよね。型が多すぎて選べない。ミドルレンジのやつにしようとは思っているけど、それが460GTXなのか自信がない。OSは現用のXPのままなので、メモリも4GBの実質3GB縛りで運用予定だ。

 ぽちっちゃおっかなー。ふふふ。

EQ2JE: 冷やかし呼ばれ

 久々にEQ2をプレイした。

 今回プレイしたきっかけは、「レイドやらねー?」という誘いを受けたからで、しかもその誘いきっかけでログインをしておきながら、時間が合わなかったのと、レイドをやる気があまりわかなかったので、「やらねー」という返事をして去っていったという、実に冷やかし態度満点の行動をとってしまったんだけども、とにかく久しぶりにそんな様子見の動機で、ノーラスに降りたった。

 FF14のβテストで遊んだ直後にEQ2をプレイして、真っ先に感じたことは、EQ2はやっぱりがんばったんだなぁ、ということだ。スペックの問題が大きかったのだろうけど、6年前のEQ2のファーストインプレッションでもやっぱり、FF14で今感じているのと同じような、動作の重さや、UIのとっつきにくさというような、ネガティブなものが多々あった。でも、それから6年を経て、スペック要求には無理がなくなり、UIの改善(カスタムUIの功績も大きいけど)も施され、実にスムーズなプレイ環境を提供するようになっている。がんばったがんばった。

 さて、そんなEQ2。久々すぎて若干浦島太郎状態だったんだけど、とりあえず主要3キャラのリサーチが終わっていたので、リサーチ依頼を更新しておいた。貧乏性なので、こういうのは慌ててやってしまう。しかし、そろそろA3になっているアーツやスペルがなくなってきたから、次のリサーチの前には散財が必要になりそうだなぁ。でも先立つものがない・・・困った困った。

 また、どうも離れている間にゲームアップデートもあったようで、少し仕様も変わっていた。気が付いたのは主に3点で、1つはミニマップウィンドウと時刻ウィンドウが統合したこと。1つはペーパードールとステータスのウィンドウが統合したこと。1つは公共交通機関の利便性が向上したことだ。

 このうち前の2点は、特に良くも悪くもない。GUによるものか、カスタムUIのverUPによるものかもよくわからない。正直もうステータス関係は、なにを上げればいいのかよくわからんほどに複雑で、私はとっくについていけてないので、どうせ見ないからなんでもいいという気分だ。

 最後の1点は、前のアップデートで私が要求したとおりの内容だ。当然こうあってしかるべきという形に落ち着いたと言える。今更の対応を遅いとするか、しっかり修正してきたことを評価すべきかは、半々だな。でも、これは明確に改善だと思うよ。

 ってことで、久々のEQ2。結局ログインしたはいいものの、なにをするでもなく、リサーチの更新と、バージョンアップ後の世界を少しだけチェックして、世間話に花を咲かせただけで、さっさと落ちたのでした。レイドをしないとなると、やっぱりLv90キャラはやることがないなぁ。うむむ。

FF14: 8月22日(2010年)

 FF14のクローズドβテストを少しだけ触ったよ。

 当然NDAがある。規約をみると「本テストにより知り得た『ファイナルファンタジーXIV』の仕様、技術に関する情報及びバグに関する情報」を漏洩してはいけないそうだ。なので、他の経路ですでに知ることが可能な情報、およびそれに対する個人の感想は、無理矢理よしとしてもらおう。

 本音を言えば、すでに喧伝されている内容を、参加したがために言えなくなるのはアホらしい、と思っているだけだけども。

 ってことで、2時間くらいかな? 格闘士でプレイ。少しソロでクエストをこなしたあと、友人と組んで、ギルドリーブという受注型クエストをこなした。

 ソロでこなした本シナリオっぽいクエストは、ところどころムービー演出が入るという、最近流行のスタイル。さすがにFFシリーズは、こういう演出には一日の長があって、EQ2のへっぽこ演出とは比べ物にならないほど、しっかりと魅せてくれた。

 一方、友人とこなしたギルドリーブは、単調な受注型クエストで、凡百のものだったかな。私は別にこういう、レベル上げのためのクエストに過度な面白さは期待していないので、ま、単調なのはべつに仕方ないと割り切れてしまうかな? ただ、このギルドリーブというものの制限、そしてギルドリーブというものへのゲームデザイン自体の依存性の高さが、大きな問題のようにも見えた。まぁ、建前上規約もあるし、細かくは言わん!

 短い時間の感想をトータル的にいえば、完成度がまだ低い、ってとこじゃないかと思う。私の合格ラインを100%としたら、40%くらいだね。この辺の未完成感は、Vanguardのそれに似ている。惜しい感じがするのも同じ。それだけに結末も同じになりそうなのが気がかりだ。

 さて、そのあとちょっと採集とか生産もやってみた。この辺はきっと、本番では私はやりもしないとこだろうから、こういうときにちょっと触っておいたのだ。

 下に動画で釣りの様子を上げてみたけど(いいのかな?)、生産まわりのノホホンオーラはUOを思わせるものがあるね。操作感が致命的に悪くて、全体で言えば褒められたもんじゃないけど、結構素質は良さそうに思えた。

日記: 8月19日(2010年)

 こまごまとしたネタ:今後のゲームを整理してみた編。

 【FF14】

 不評ばかりが耳につくので、めっきり期待感が薄れている。流出している動画をみても、撃沈してきたクリックゲームと同じか、それ以下のクオリティしか感じ取れないというのが、その評判の信憑性を強めていて、さらに期待感が下がってしまう。

 心のどこかではまだ、「所詮開発中、きっと製品版ではやってくれる」などと自己暗示をかけるがごとく唱えてはいるんだけど、うーん。

 【VO4】

 少し前のコメントで教えられたんだけども、バーチャロンフォースなるものが出るらしいね。2on2のバーチャロンらしい。

 マッチメイクの仕方がポイントのような気がするなぁ。「友人と組んで上を目指すぜ!」という期待感よりも、「知らない人と組んだ上に足を引っ張って晒される、という恐怖感で野良しにくいんじゃなかろうか!」という不安感のほうがはるかに強い。どうなんだろうか。

 【EQ3】

 これもコメント由来のネタだけど、EQ3らしきものの計画が着々と進んでいるらしい。

 方向性としては、EQ2というよりはEQ1寄りにするらしい。どちらもそれぞれ好きだけど、EQ1の衝撃は大きく、その後継には常に期待しているので、EQ1路線だというのはより一層楽しみになる。ただ、どうしても脳裏をよぎるのはVanguardの失敗なんだよね。EQシリーズへの思い入れは深く、EQ1もEQ2も楽しんだ身としては、是非成功させて欲しいものだ。

 【The Secret World】

 Anarchy OnlineでおなじみのFuncomが発売予定のMMORPG、The Secret World。かつてβテスター登録らしきことをしたっきり、いまやすっかり未追跡の状態にある。このゲームに関する追跡を熱心にしないのは、まだよくわからんってのもあるけど、こういう暗い世界観は、私にとって魅力が薄いってのが大きい。

 個人的にはハイファンタジーとか、スペースオペラのような、明朗快活な世界観が好きだ。中2病というよりも、小6病くらいの立ち位置。

 【Fallout Online】

 Fallout Onlineなんてものが出るらしい。このタイトルはFalloutシリーズそのものの魅力よりも、制作がInterplayである、という点が琴線に触れる。Interplayといえば、傑作RPG「バルダーズゲート」や、史上最強のスペースコンバットシム「Freespace2」を送り出してきた、かつての洋ゲー界の大御所だから、不思議な郷愁を誘うものがある。

 で、今そのβテスターを募集しているらしい。The Secret Worldと同じ理由で、少々ゲームの世界観の部分には気後れするところはあるけど、とりあえず応募だけしておこうかなっと。

 【MW5】

 Mechwarrior 5の噂は、流れてからもうかなり経つんだけど、ほとんど続報がない。開発会社がやばいとかなんとか聞いたような気もするけど、うれしいニュースはゼロだ。XboxなりPCなりで、VCしつつの大規模(?)ロボ戦争なんぞを夢見てたんだけどなぁ。

 【Diablo 3】

 ニュースなし。私が知らないだけかもしれないけど。世間ほどには期待してもいない。

 【スト鉄】

 面白い企画だとは思うけど、思い入れの度合いが「ストリートファイターシリーズ>>鉄拳シリーズ」である私にとっては、「(スト+鉄)/2」という構成では、スト成分の割合が下がっているぶんだけ、純度100%のストよりも魅力が下がる。これなら正直、スパ4Xとかスパ4ダッシュとか、マイナーバージョンアップでもしてくれたほうがなんぼかうれしかった。

 まぁ、実際は世間の盛り上がり次第かな。

 【マブカプ3】

 なんかでるらしい、くらいの期待感。アメコミに格好良さをあまり感じないので、あまり燃えるものがない。あとは同上。盛り上がり次第。

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日記: 8月16日(2010年)

 iPhoneを購入して1ヶ月半ほど。いまだに1回もiPhoneを使ってメールや通話をしたことがなくて、完全に3Gルータ付きiPod touchと化しているんだけども、毎日のように触っているので、もうこれがない生活には戻りたくないという状況だ。

 そんな私のiPhoneライフで今最も熱いのは、電子書籍だ。

 今年のホットワードらしき電子書籍なんだけども、市場は完全に沈黙しているわ、iPadがでてもさして盛り上がっていないわで、年初の盛り上がりに肩透かし感を感じている人も多いかもしれない。だけど、私はとてもこのジャンルに期待している。今のところ、最大手プラットフォームのiBookstoreもAmazon(の電子書籍)も、ほとんど日本の書籍には対応していないので、まぁ、盛り上がっていないのは、当然と言えば当然なんだけども、例えば今すぐにiBookstoreで日本のめぼしい書籍が販売されたとしたら、少なくとも私は間違いなく買うと思う。そしてきっと紙の本はほとんど買わなくなるに違いない。もちろん、紙で欲しいものも残るだろうから、まだまだまだまだ紙は残るだろうけどね。

 そんな電子書籍に関するいろいろな論説のなかで、私の感覚で一番痛々しいと感じる意見は「紙の手触りがなくなる」とかいう類の情緒的なもの。気持ちはわかるけど、それは趣旨が違うでしょうといいたい。別に電子書籍是か非かの場で言うことではないと思うのだ。たぶん太古の昔、竹簡や木簡から紙の冊子や巻物に移行するときにも、「竹を紐でつないでいく情緒がなくなるのはけしからん」とか「紙は破れるから竹や木であるべきだ」とかいう意見は出たんだろうなぁ。

 で、私はiPhoneでマンガを読んだり、活字を読んだりという形で、今電子書籍と関わり始めているところなんだけど、それまで電子書籍というものに持っていた、どちらかと言えばネガティブな先入観は、使い始めてすぐに、全て吹き飛んでしまった。

 当初は「読みにくかろう」とか「目が疲れるだろう」とか思っていたんだけど、そんなことはほとんどなかった。もちろん、サイズの小ささと言う制限で、多少可読性が劣化してはいるけども、十分許容範囲内だ。マンガだって1ページ1画面で十分読める。老眼の人は知らないけど、普通の人にはiPhoneサイズのディスプレイでも、読書体験が大幅に損なわれることはないと感じられる。

 また、片手でページめくりができるというのも、案外操作性がよかった。訓練された通勤マン、通学マンにとっては、片手でつり革を持ち、片手で器用に本のページをめくることなど、造作もないことだとは思う。だけど、それでもそんな読書スタイルに、多少の面倒くささ、指の疲れを感じることはあるだろう。でも、iPhoneでの閲覧では、こういったストレスとは無縁だ。片手で容易に保持しながらのページめくりを行える。それどころか、読む本をかえる事だって、片手で事足りてしまう。単なる先入観で、ページめくりに対しても、きっと「電子書籍はモッサリしていて使いにくい」と思い込んでいたけど、実際には多くのシーンで紙の本を上回る操作性を示した。

 しかし何よりも革新的なのは、携帯性、運搬性の高さだ。iPhone1つに、例えばこち亀全巻を入れて、ポケットに入れて出歩くことができる。この手軽さは驚異的だ。

 例えば、マンガを携帯して移動時の暇つぶしとするとき、一番のネックは「すぐに読み終わってしまう」ということだと思う。普通1冊読むのにかかる時間は15~30分程度だから、長距離移動の暇つぶしには、マンガの1冊や2冊ではもたないのだ。でも電子書籍なら、100冊でも200冊でも持ち運ぶことができる。これは思っていたよりもはるかに大きなことだった。

 ってなわけで、電子書籍@iPhone 4。想像をはるかに超える快適な読書環境を手に入れた私は、電子書籍の可能性を体感し、早く日本にもその本格的な波がきてほしいと願うのでありました。

 あ・・・ただね。すぐに紙の本がなくなると思っているかというと、実はそんなことも全然ないんだよね。ハイブリッドに両方を用途に応じて選択するのが現時点では正しい。また例えば、2冊以上の本を並べてみるのが難しいとか、いろいろな実用上の欠点もあるにはある。