現在Elite: Dangerousはγテストというフェーズらしい。
で、まだテスト中だからどうせデータワイプだよな、正式リリースを待てばいいよな、と思っていたんだけども、ここへきて「γのデータはワイプしないよーん」とか公式フォーラムで言い出しやがった! らしい!
ってことで、久々にElite: Dangerousを起動して、大宇宙の海原に漕ぎ出してみることにしたよ。
私がプレイしていたのはβテスト時代で、その時のデータはさすがにワイプされていた。だからプレイヤーはともかく、キャラクターは1からのスタートだ。というか、そもそもクライアントからして変わっていたので、ランチャーをダウンロード&インストールしなおしてからのスタートになった。
ランチャーもちょっとリッチになっていたし、インターフェースも多少色気のあるものに変わっていた。2時間弱のプレイした範囲では、β時代からの変更点で気が付いたのは、以下のような点だ。
- 全体的にUIが洗練された
- パイロット名をクライアント上で入力できるようになった(今までは公式サイトで入力という謎仕様だった)
- ゲーム開始ステーションがランダム(?)になった
- クエストが「達成可能なもの」と「無理なもの(船の積載量が足りない、航続距離が足りない等)」とを自動で区分してくれるようになった
- 宇宙船の購入画面でその船の性能が分かり易く表示されるようになった
開始地点が変わったのは、面白いけどちょっと残念でもある。βで馴染んだEranin星系近辺とは、かなりかけ離れたところでスタートになってしまって、なんだか寂しい気分だ。いつの日か懐かしのEranin星系に戻ることを目標にしよう。
クエストの表示は分かり易くなったけど、クエスト自体が辛くなったように感じた。これはスタート星系の運不運にも左右されるのかもしれない。私のスタートした星系周辺では、効率の悪い仕事ばかりが流れていて、仕事が軌道に乗るまでに時間がかかりそうに感じられた。
しかもクエストの効率が悪いだけに留まらず、そのクエストの航路が危険、という苦難まで早々に味わってしまった。復帰後初プレイの初クエストで、いきなりスーパークルーズ中に海賊に襲われて死んだのだ。これはひどい。このコンボを日本人の初心者が食らったら、間違いなく即ゲームを辞めるぞ。
とはいえ、ゲームの根幹部分は変わっていなかった。かなりの想像力を要求されるものの、宇宙で気ままに商売、生活、戦闘気分を味わうには、現状最適なゲームなんじゃなかろうか。時間を忘れて一心不乱にのめりこむようなゲームではないけど、スルメのような長続きする味わいがある。
宇宙気分を満喫したい時に、ちょくちょく遊んでいく事にしよう。