写真はFO76屈指の、便利報酬を得られるクエストの達成風景。
このクエストでは、PAの設計図を手にし、PAのパーツを作り、そして着込んで登録する、ということをさせられる。そしてそのPAそのものが、クエストの報酬となる、という寸法だ。いや、材料から自分で集めて作っているので、報酬はどちらかというと設計図のほうかな。
なかなかヘビーな材料集めを強いられつつ、なんとかPAを完成させ、クエストを終えた。せっかく苦労して作ったPAなので、しばらく着込んだままうろうろプレイをしてみた。その感想なんかを述べておきたい。
1.堅い
スペックよりさらに硬く感じる。ただこのゲームは、もともとそんなに敵の攻撃が痛くないバランスなので、普通の戦いでは、単純な硬さにはそんなに恩恵を感じなかった。多くのシチュエーションは、生身+スティムパックでも十分カバーできる。
2.よろけない
これは強い。対近接でよろけない/にくいのは強い。近接Mobに寄られても、落ち着いて対処できる。エイムもぶれない。これは生身がいくらやっても到達できない領域の特性。よろけない、というPerkが欲しかった。
3.対RAD
これも強い。汚染水や放射性廃棄物缶、そして爆心地のような、環境由来のRADに対抗できるのはもちろんのこと、フェラルに取り囲まれたときなどに、RAD値がそんなに上がらないのが強い。PAクラスの対RAD性能を生身で得るためには、防護服くらいしか対抗策がないけど、これを着用すると紙装甲になってしまう。これもPAの強み。
4.フュージョンコア
このゲームのフュージョンコアは安い。今までのシリーズよりも潤沢に手に入る上に、リログすると装着中のフュージョンコアが100%に戻るせいで、枯渇知らず。低レベルから余裕で運用できる。PA運用に際して、燃費がネックになりにくい。
5.荷物が持てる
荷物容量であくせくしがちなこのゲームでは、PAのもつ積載量増加効果は大きい。さらに上述したクエスト報酬のPAの場合、積載量を大幅に増やす特殊効果まである。断捨離苦手勢には超助かる。
6.V.A.T.S.の燃費が悪い
PAを運用して感じた、PAの2つの欠点のうちの1つ。V.A.T.S.をするとあっという間にフュージョンコアを消費する。上述したようにフュージョンコアは潤沢とはいえ、全編V.A.T.S.で戦うような遊び方だと、さすがにもたない。
7.格好悪い(※個人の感想です)
もう1つの欠点にして、最大の欠点。私にとって、このゲームはあくまでも世紀末RPGなんだよね。シューターでも対人ゲームでもなく、ごっこ遊び。なので、自分の気分がアガるスタイルが非常に大事。その観点からすると、自キャラが常時PAでガッシャンガッシャンは、アガらない。特定の決戦時に乗り込む、みたいな立ち位置ならいいけど。