プレイできなかった。
理由は画像の通りで、サーバーがものの見事にパンクしており、ログインキューが長すぎて、まったく遊べる気配がなかったせいだ。
待つのもアホらしいレベルで混雑していたので、この日はさっくりとあきらめて、別のゲームに走った。
あー、別ゲーおもしれえええええ!
さて。
真面目に分析というか、評価してね。原因は運営の対応というよりも、ゲームのシステムにあるね。
運営の対応としては、サーバーの総数を多く用意したりして、「ゲーム全体のキャパシティ」を増やすなど、できることはしているように見えた。それでも多くのサーバーが混みあってはいたものの、快適と言っていい混雑度のサーバーも数多くあり、「ゲーム全体のキャパシティ」という話で言えば、まぁある程度対応していたといってもいいように思う。
ただ、問題は「1サーバー当たりのキャパシティ」が小さすぎるということだった。
今日のオンラインゲーム、特にMMORPGにおいては、有名配信者や大型ギルドのいるサーバーに、人口が集中するのが常だ。そして、たとえそういう要素がなくとも、オンラインゲームの死病ともいえる「過疎」の発症率を低くするために、人気のあるサーバーを選択しておきたいのは、プレイヤーとして当然の心理だ。私だって当然その例に漏れない。
そんな心理を持つプレイヤーを抱えながら、しかし実数で言うと、このゲームの「1サーバー当たりのキャパシティ」は、わずか2000人でしかないらしい。
それに対して昨日の現状では、1サーバー当たり20000人を超える人がログイン待ちをしていた。しかもそんなサーバーは、1つや2つどころの話ではなく、10を超える勢いで存在していた。お手上げというほかない。
そして述べたように、そうやってログイン待ちをしている人たちは、「その人気サーバー」で遊びたいのであって、空いていればどこでもいいとは考えていない。人気がない、人気がでるかわからない有象無象のサーバーを、あとからいくつ用意されても、見向きもしない。「将来の過疎サーバー候補」に行く気はさらさらないのだ。
だから、この事態への対処として、2000人入れるサーバーを10増やそうが、50増やそうが、事態の解決にはならない。欲しいパイは決まっている。別のパイを何枚用意されても、そちらに食指は動かない。
かといって、「1サーバー当たりのキャパシティ」をいまさら増やせるか、というとそれも難しいだろう。そんな大手術を昨日今日で行えるとは思えないし、それで2000人が4000人になっても、現状を鑑みると焼け石に水だ。
昨今のオンラインゲームでは、こういうことを解決するため(・・・かどうかは知らないが)に、キャラクターは全サーバー共通にして、ログイン時にログインサーバーを都度選択できる、いわゆるインスタンス制を採っているものも多いように思う。そういうシステムであれば、インスタンスを増減するだけで、こういったテンポラリーな人口爆発にも対応できるんだろうけど、残念ながらこのゲームはサーバーにキャラクターが紐づいた、昔ながらのシステムになっている。さすがに、今からインスタンス制に切り替えるのも無理だろう。
つまり状況としては、結構詰んでいる。プレイヤー側の「集まろう」という精神が折れるのを待つしかない。この状況を見限ってプレイヤーが去るのを待つしかない。本当にどうしようもない。
ってなわけでNew World。そもそもプレイするかも悩んでいたところを、えいやっとプレイすることにしたと思ったら、こんな面倒くさい事態になってしまって、結構テンションが下がっている。
もうしばらくは石にかじりつくようにしてプレイを試みると思うけど・・・。
新世界の開闢は遠い。
今プレイしているMMOは、当初はサーバー固定だったのだけど公式サービス開始半年くらいでインスタンス制に移行するという離れ業をやってのけた。サーバー移動するたびにワールド内に自分の分身が複製されるというおもしろバグが発生したものの致命的なバグはなく程なくして安定した。
実はサーバーの再構築より、移動できることでゲームバランスとかチャットシステムとかの調整が大変だろうと思う。
黒い砂漠?だっけ?
NWも今日のニュースで運営がサーバーのキャラ移動(いつでも自由に、ではなくてたぶん一度きり)に対応すると発表していたよ。なので、一応あとから移動する前提で過疎サーバーを選ぶということもできるみたい。なので、そうした。いうほど過疎じゃなくて、結局混んでたけども。