一応今はまだアーリーアクセスの期間。通常版よりも3000円ばかりだったかな? そのくらい多めにお布施をすることで、4日間ほど早く遊ぶことができ、私はその権利を金で買ったという次第だ。
だけどね・・・。このアーリーアクセスの週末を、ものの見事に体調不良でつぶした結果、全然プレイ時間を確保することができなかった。アーリーアクセス期間を活かすことは、ついぞできなかったよ。
残念無念。
とはいえ、一応ぼちぼちとは遊んだので、プレイ内容とか感想とかを、ファーストインプレッション的に記録しておこう。
【感想1:オープンワールドハクスラとして】
従来のディアブロと、MMORPGを足して二で割った感じ。
ハクスラ+お使いクエストゲーム。
この印象はディアブロイモータルで感じたものと同様でもあり、そしてそれはあまりいい印象ではなかった。
だから、プレイ開始早々から、かなり不安感があったんだけども、本作はイモータルと比べれば、だいぶ良くなっているようだった。
イモータルは、ディアブロ成分がかなり薄まっていて、どちらかといえば、ただの「大陸系MMORPGのレベリング部分を抽出したもの」という、つまらないゲームのつまらない部分を寄せ集めた感じだったんだけど、本作はそこまでひどくはなかった。
MMORPGのお使いクエスト要素を、「退屈なお使い」というよりは「豊富なコンテンツ」と感じられる存在に、しっかりと置き換えられていた。
なにをもってそういう印象の違いが生まれるのかは、私にもよくわからないけど、たぶん「ハクスラらしく大量の敵をバッタバッタと薙ぎ倒すことが目的になっているかどうか」なんじゃないかと思う。
敵を倒す経験値よりクエスト経験値によって育つデザインのゲームでは、敵を倒さず無視して進むことが、時に効率的になってしまう。敵を倒すことが億劫になってくる。邪魔になる。そうなるとMMORPGのお使い感が強まる。イモータルはそういう構造があったような気がする(ろくにプレイしていないのでよく覚えてないが)。
一方で敵を倒す経験値が最重要になると、お使いクエストは敵を倒しに行くきっかけにすぎず、メインコンテンツはあくまでも「敵を倒すことそのもの」のほうになる。そういう構造のほうが、従来のハクスラ感が強いまま維持される。そして、今作はそうなっていた。
なので、思ったよりはお使いクエストが満載であっても、そこに悪印象は感じずに済んだ。
そこが良い点であり、イモータルの悪印象を払拭する鍵であり、ハクスラにオープンワールド要素を足す際のコツなのだろうと思った。
【感想2:スキルとか】
ハクスラとしての戦闘面の感想、要するにプレイフィールは、うーん、ちょっとめんどくせぇなぁ、という気はしている。
私はめんどくさがりなので、コンボとかシナジーとかを考えて戦うのはだるいのだ。遠くからフローズンオーブを脳死で連射して、画面外の敵までまとめて一掃する、みたいな簡単プレイでいいのだ。
そういう向きからすると、スキルを5つも6つもセットして使い分けを要求されるのは正直だるい。
3でもイモータルでも同じことを思っていた。めんどくさい。
一応、この辺りの悩みは、ビルドを工夫することである程度解決できる。だから私はおそらく「一番強いビルド」ではなく「一番楽なビルド」を模索していくことになるだろう。
【感想3:日本語】
ディアブロシリーズを日本語でプレイするのは初めて(イモータルを除く)。正直、いままでストーリーとか意識してなかったので、そこは新鮮だし、良い。
【感想4:安定性】
おまかんって言われそうだけど、すさまじくクラッシュする。
単品で遊んでいる分にはそうそうクラッシュはしないんだけど、裏でブラウザを開いていたり、Discordにつないでいたりすると、急に落ちやすくなる印象がある。
メモリ16GBは、もはや現代のゲーミングPCとしては不足?
【感想5:キャラ外見】
自キャラの外見。これまでのディアブロシリーズの中で、4が最高だと思える部分は、正直これ。
見た目をいじれる。外観装備も設定できる。非表示、着色、なんでもござれ。こういう要素が大好きであります。
ボクは格好いいアバターで戦うんだ!
【プレイ報告1:キャラ】
ローグで、モジャモジャで、男・・・な外観の体系(LGBTQ+配慮の表現)。
ビルドは、最初は「刺した剣が時間差で飛んでくやつ」をコアにして遊んでたけど、スキルのポテンシャルを十分に発揮するためには、位置調整やらスキル使用順の配慮やらがしっかり必要で、上述の通りそういったことが面倒で耐えられなかった。なので今は「ズバズバ刺すやつ」をコアにしたビルドにして、脳死で突撃するプレイをしている。
突っ込む。斬りまくる。勝利。
D2のZeal PAL風味。
ハクスラには単純さが必要だ。
余談ながらズバズバ刺すやつのスキルの名前が、英語だと「Flurry」と格好いいのに、日本語だと「コンビネーション」とクソダサい。センスゼロ。
【プレイ報告2:進度】
見つけた青クエストは黄色を進める前にすべて潰し、初回報酬のあるダンジョンも見つけ次第攻略し、新しいエリアではリリスの祭壇もすべて踏む、というプレイスタイルで遊んだ結果、まるでストーリは進んでいません。そもそもプレイ時間をそんなに取れていないしね。
とはいえ、寄り道に寄り道を重ねられるのは、オープンワールドゲームの醍醐味であり、ディアブロ4にはそれがあるということだ。これは大変良いことだと思う。