かかった時間はトータルでせいぜい3、4時間くらいかな。何度も何度も小さなお使いミッションをこなし、親密度を上げていった先に、最終ステージとして用意された、長めのダンジョンを1つ攻略して、キャンペーンは締めくくられる、というような流れだった。
ミッションごとに挟まれるNPCとの会話や、それによってNPCと親密になっていく過程を楽しむ、といったRPGらしい要素がふんだんに盛り込まれていて、良かったんじゃないかな。
特に最終ステージは、Fallout 4のコンパニオンミッションの終盤と同じようなプレイ感で、大いに楽しめた。いつもはC.A.M.P.でくだを巻いているベケット君も、最終ステージだけはFallout 4のコンパニオンよろしく、一緒に同行して戦ってくれたので、道中も孤独感がなくにぎやかで楽しかった。最後には声優の熱演も見られたし。
また、舞台もWastelandersの発売前プロモーションでクローズアップされていたワトガの地下駐車場という、新鮮で豪華なロケーションだったから、そういう点でもより一層楽しめたよ。
出現する敵のレベルは、お使いクエストの中盤あたりまでは、意図的に抑えられている印象だった。だけど、それ以降は私のレベルに合わせられた、レベル66だか68の最強クラスの敵にほぼ固定されたので、適度な緊張感を持って遊ぶことができた。
難易度の話をさらにすると、そんな強めの敵のラインナップの中でも最大の難敵はといえば、なんといっても、最終ステージの最終局面で対峙した、アサルトロンドミネーター(48)を挙げざるを得ない。
いやー、やっぱりアサルトロンドミネーター姐さんはつえぇぇぇ。「生身」「V.A.T.S.主体」「ピストル」というビルドである私にとって、「透明」「堅い」「痛い」というドミ姐は、まさに天敵。遮蔽物に隠れながら、豆鉄砲を何度も何度も撃って、なんとか倒したけど、できれば2度と戦いたくないものだ。
ってなわけで、仲間キャンペーン。基本構造は「お使いミッションでボリュームを水増しした、実質1つのダンジョンを攻略するだけのキャンペーン」っていう感じだったけど、十分楽しめたのでした。FO76全体で見ても、ミストレスキャンペーンと同じくらいよかったよ。
さて次はどうしようかな。別の仲間を増やすのもいいけど、そろそろWastelandrsの本編のキャンペーンを遊んでみるのもよさそうだ。