ってことで大洗ツーリング2日目。
・・・なんだけども、まずは今回のお宿情報。今回利用したのは、「ファミリーロッジ旅籠屋」というチェーン店だ。基本的には素泊まり+パンとジュース程度の朝食、というシンプルな宿。1人での利用だと割高になってしまうけど、ツーリング先の寝床としてよいのではないかと思って、今回利用してみた。
ただの素泊まりならば、世の中にはもっと安い宿もいっぱいあるけど、ここの良いところは、部屋が清潔そうで、プライバシーも守られ、ほぼ全店舗でインターネットが利用可能、という3点だ。先日購入したN10Jcは、こういうシチュエーションのためにあるといっても過言ではない。また、安価で清潔&インターネットという点では、ほぼ同条件のライバルとなるものに、ビジネスホテルというものがあるんだけども、ビジネスホテルが地域のビジネス区域に密集しているのに対して、こちらはより観光地近くに立地しているという、行楽者にとっては大きなアドバンテージがある。
で、利用した感想なんだけども、うん、良かったよ。1人で使うには広すぎ、家族4人とかでは狭すぎる微妙な広さだったけど、部屋は清潔だし、インターネットは高速だったし、余計なサービスがないのも気楽で良かった。リピーターになってもよさそうに思った。繰り返すけど、1人では少々割高。それは事実。
さて、そんな宿で一泊し、目が覚めたのは6時半。って、早いな! 目覚ましは8時半にかけたのに、2時間も早く目が覚めてしまった。もう一眠りしようとしても、どうにも目がさえてしまったので、もうあきらめて出発することにした。
この日は、底抜けに気持ちの良い晴天。朝から暖かい陽に元気をもらいつつ、朝食を求めて那珂湊漁港に隣接した、那珂湊おさかな市場へと向かった。
早朝からはたして飯屋は営業しているのだろうか・・・。せっかくインターネット環境を持ち込んだというのに、下調べもせずに突入してしまったので、ちょっと不安だったんだけども、幸いいくつかの魚市場の2Fの食堂が営業していた。どの店がオススメなのかもわからないし、考えたってわかりゃしないので、ろくに吟味もせずに、目に付いたお店に突入し、海鮮丼をいただいた。
本当は昨日の夕飯が似たようなものだったから、今回は焼き魚か煮魚を食いたかったんだけど、それらしい手ごろなメニューがなかったので、海鮮丼で妥協。しかしやっぱり妥協したせいか、感動は今ひとつ。旨いか不味いかといわれれば、まあ旨いに近いんだけど、「やっぱりご当地の味は違うな!」ってほどでもないかなぁ。昨日の昼のうなぎは、「より高い東京のもの」より旨かったけど、これは「より高い東京のもの」のほうが旨い。そういうレベル。
ちょっと残念に思いつつ、食後は魚市場を冷やかして回る。威勢のいいお兄さんに「こんにちは!」とか言われるんだけど、なんとも言い返しようがなく、会釈だけしてこそこそと退散し、少し離れたところをまた冷やかす。典型的な買う気のない客だ。いや、買いたい気持ちはあるんだけどね。でも、バイクじゃ持って帰りにくすぎて駄目なのだ。
そんな風にして冷やかして回っていると、ある市場の一角で、岩ガキをその場で開いて食わせてくれる、ということをしていた。
おおお、これだよ、これ! こういう、「漁港ならでは」っぽいグルメをこそ、味わいたかったんだよ!
ふと周囲を見てみれば、ほかにもホタテの串焼きだの、ウニの貝焼きだの、大海老焼きだのと、いろいろな軽食販売が始まっているではないか。どうやら、私の到着は買い食いするには早朝すぎたらしく、そろそろ撤収しようかという頃になって、やっといろいろと始まったようだ。
もうおなかはいっぱいだったけど、これは食わないわけにはいくまい。岩ガキに照準を定めて挑む。ラインナップは、養殖もの200円、天然ものが500円、600円、800円の合計4種類だ。ここまできたら天然ものしか選択肢はない。あとは3つあるランクだけど・・・どうせ大きさの差だろう。勝手にそう決め付けて、天然もの最安値の500円のやつをいただくことにした。
開かれたカキを手にとって見てみる。いやー、500円でも十分でかいよ。私のこぶしほどの投影面積だ。とてもヒトクチでは食えないサイズ。その大きさだけでも、期待は高まる。
備え付けられた台には、レモンや醤油も置いてあったけど、そんなもんは無論つけない。磯の塩味だけで勝負をするのが本当だろう。いざ、食うぞ!
う、うめー!
いやー、やっと「新鮮な海の幸」に遭遇できたよ。これは、「より高い東京のもの」よりも旨い系統だな。生臭さを微塵も感じない、旨みだけが濃縮されたかのようなカキをたちまち食い終えると、それで十分満足してしまった。
よし、帰ろう。
予定では、このあと酒列磯前神社までいくことになっていたけど、面倒くさくなってしまったのでパス。というのも、私の脳内プランによれば、この酒列磯前神社参拝は、鹿島神宮参拝とセットの企画だったんだよね。鹿島神宮で天津神タケミカズチをナカマにして、酒列磯前神社で国津神スクナヒコナをナカマにするという、ゲーマー魂あふれるアホ思想が原動力だったのだ。なので、その一方がつぶれた今、もう一方への野心も薄れてしまった。
ってことで、このあとさっくりと高速を飛ばして、東京までわずか2時間たらずで帰り、今回のツーリングは終了となったのでした。往路で下道を1日かけてたどり着いたというのに、高速道路は早いなぁ。
最後に余談だけども、常磐自動車道が恐ろしくハイペースで流れていて、走行車線は120km/h、追越車線は145km/h、というのが「私以外の」皆さんの平均速度だった。これが北関東の水準ですか? そうだとすると、あなおそろし。
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【データ】
総走行距離: 約300km
おこづかい帳:
・特上うな重定食: 1800円
・ソフトクリーム: 230円
・いくらネギトロ丼: 1280円
・宿泊代: 8400円
・缶ジュース: 120円
・海鮮丼: 1575円
・岩ガキ: 500円
・カフェラテ: 230円(くらい?覚えてない)
・ガソリン代(25Ll給油。ハイオク121円/L): 3025円
・常磐自動車道(ひたちなか―三郷): 2400円
・首都高速道路: 700円
・合計: 20260円
結局のところ、今回はグルメ旅という解釈でOK?w
うなぎとカキにやられました´¬`
かきとか手に入らないので冷凍牡蠣フライを大喜びで食ってる私…うまそうだなぁ
teltelさん:
モチのロンでありグルメのないツーリングなんてコーヒーのないクリープといえる。
うなぎもカキもうまかったぞおおおお。
さぁ、teltelさんも2輪旅にでるんだ!
れいぶんさん:
カキうまかったぞおおおお。
さぁ、れいぶんさんも(以下略)。
なんか海外ってオイスター食いまくりな港町が
ありそうなイメージだけど・・・デンバーって遠いな!
カキもウナギも苦手食材な私は海辺育ち・・・
ウニとアワビは好物です^^
エビとカニも好きですが、若干アレルギーを持ってる可能性が…;w;(殻剥いてると痒くなる)
生かきうまそーだなぁ・・
バイクでも宅急便すればいいじゃない
孫さん:
ウニとアワビは普通食材な私は住宅街育ち。
エビとカニならエビのほうが好きだ!
そして海草が嫌い。
vさん:
宅急便。その発想はなかった。
でもなんか、それだと普通に通販とか
デパートで買えばいい気もしちゃう。