日記: 10月23日(2009年)

 今日は午後休をとって池袋へ。

 目的はパスポートの更新で、手続きは案外あっさりと終わった。写真を撮っていかなかったので、併設されている写真館で2枚2200円などという暴利をむさぼる写真を撮ってしまったけども、実物よりも格好良く撮れていたので満足。今までのはひどかったからな・・・。

 で、せっかくなので池袋のゲーセンにいって、気になっていたボーダーブレイクをやってみた。

 ゲーセンでゲームをするなんて、リアルに10年ぶり近い。なんだか緊張しながら入店し、キョロキョロと辺りをうかがいながら歩を進める。なぜか警察官が2名ほど現れ、あわててコインゲームコーナーに駆け込んでいくのを尻目にしながら、目的の筐体を発見した。

 ボーダーブレイクをプレイする前には普通、個人用データを書き込むカードを購入し、それを筐体に挿入する必要があるらしい。もちろん今回はお試しプレイなので、個人用データの保存を放棄してもよく、その場合はカードの購入は不要だ。

 だから私としては必ずしもカードを買う必要はない。だけども、「ゲーセンでカードにデータを記憶させる」などという未来のゲームをしたことがなかったので、是非にと喜んで購入し、その上でゲームをプレイした。

 お値段は、カード代300円、プレイ料金が100円で4-5分という時間制。ずいぶん高いぞ。が、学生時代ならともかく、齢14ともなるとさすがにその程度屁でもないので、1回プレイの最大単位らしい500円をぶちこんで、20分強がっつり遊ぶことにした。

 テキトーにパイロットを作成し、プレイ開始。チュートリアルがあったけど、そんなものはやってられないので、いきなりオンライン対戦開始だ! さあこい、全国のパイロットども! ・・・とおもったら、階級が最低なので、しばらくはプレイヤー軍 vs COM軍の戦いをさせられるらしい。まぁいいか。500円では階級は上がらず、この日は結局COM戦しかできなかった。

 対戦規模は最大で10vs10らしいんだけど、同じタイミングで参戦する同じ階級の人が全国にいなかったせいか(?)、6vs6の戦いになった。まぁいいけど。

 で、肝心のゲーム内容なんだけど、まぁまぁかな? 一番に感じたのは、「公式ムービーほどのスピード感がないな」ってことで、それは残念だったんだけども、TPSとしては悪くない出来だと思う。弾の当たり判定が大きいのか、テキトーな照準でもそれなりにエイムできるので、大雑把に気分良く射撃できるのは、私にはプラスだ。反面、自分もステップしても結構食らうんだけども。

 ただ逆に言うと、本当に単なる「まぁまぁなTPS」であって、FPSの豊富なPCオンラインゲーマーからすると、さほど目新しいものもないように感じた。1時間で1000円以上がかかる、という高価な遊びにしては、それの対価にスペシャルなものが足りない、というところ。強いて探せば、ライトかつヒロイックなロボものTPSというのは希少かもしれないけど、それだけだなぁ。

 ってことで、悪くないけどPCで出してくれよ、という第一印象通りの結論に落ち着くのでした。

 それと、同じカード式のアーケードRPG「シャイニングフォースクロス」のロケテストもやっていたので、他人がやってるのを観戦してきた。内容は、MHやPSOの系統のTPS風アクションRPG。昔のベルトアクションD&Dを3Dにして、カード記憶媒体の育成要素をつけた、といったほうがいいかな?

 これも結論は同じ。悪くないけどPCで出してくれよ、というやつに見えたかな?

 ってなわけで、2つのアーケードのオンラインゲーム(?)を体験してみたわけなんだけども・・・うーん、なんだかオンラインゲームのアーケード化という、逆流減少がおきているのかな? 私はかつて、オンラインゲームの台頭を受けて、ゲームセンターを去ったクチなんだけども、それがまた逆の流れになるというのは、想像だにしなかった事態だ。

 ゲーセン仲間もいまやいないし、ものぐさな私は家で遊べたほうが楽なので、この流れはあんまり歓迎できないな! PCのオンラインゲーム最大の問題点の一つである、「個々のスペックの幅を想定する」というものを無視できるから、確かにアーケード化の妥当性もわかるけども。だったらせめて家庭用ゲーム機で!

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