カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2012年02月

日記: 2月27日(2012年)

 MMORPGの攻撃スキル(主に殴るスキル)はなんでこんなに増えてしまったんだろう。そんなことをふと思ってしまった。

 現在プレイ中のSWTORにはマクロ機能がない。そのため、10種類の攻撃用スキルをまわすためには、10種類のキーが必要になっている。一方EQ2やRIFTのようなマクロ機能のあるゲームでは、必要なキーが一気に減る。同一機能のスキルをマクロでひとつのキーにまとめることができるからだ。

 そのためSWTORプレイ開始直後から現在に至るまで、マクロ機能の欠落は、SWTORの大きな欠点だと思っていた(実際その通りだ)。でも、思い返してみると、EQやDAoCあたりまではそんな機能はなかったんだよな。そしてそれに大きな不満もなかった。使うスキルがそう多くはなかったからだ。

 攻撃スキルが多いのにマクロ機能がない、というのはデザイン上の欠点だと思うけど、その解決策が「マクロを作る」というのは、今主流のシステムに拘泥した考え方に過ぎない。

 そうではなくて「攻撃スキルを減らす」、という原点回帰に解決を委ねてもいいのではないだろうか?

 たとえば、もういっそ面倒くさいから、通常の攻撃スキル以外の取得スキルは、すべてバフにしてしまおう。「4秒に1回使えるデバフ付き攻撃と、6秒に1回使えるバフ付き攻撃と、10秒に1回使える威力の高い攻撃と、いつでも使える攻撃、の4つをまわす」というようなデザインの代わりに、「通常攻撃で、4秒に1回デバフが、6秒に1回バフが、10秒に1回強攻撃が発動する」というバフにしてしまう。ある程度競合関係を作れば、どのバフをかけるかの選択の楽しみも残る。もちろん、その上でマクロ機能があるぶんには大歓迎だ。

 こうすれば操作や管理はシンプルで、結果は同じ、成長の喜びも同じだ。誰も損しない。完璧。最高。天才。

 ああ、ぼくのかんがえたおもしろいしすてむ妄想は楽しいなぁ。

日記: 2月12日(2012年)

 そもそも値段につられたのが失敗だった。

 家から徒歩5分ほどのところに、新しく中華料理店ができるとのことで、近隣の我が家にも、その報を告げるチラシが届けられた。これが事の始まり。そこには、開店一週間は全品半額という魅力的なサービスが記されており、ついつい半額の魅力に誘われて、私もふらっと赴いてしまったのだ。

 店内は、まぁ綺麗と言っていいレベルの内装。中国人経営らしく、たどたどしい日本語での接客でオーダーを取りにきたあたりに、当初から若干の不安があったものの、今日びそんな店は珍しくもないので、気にせず「五目チャーハン」を注文して、待った。

 そして待つこと40分。一向に料理がこない。チャーハンって最速で出るメニューのひとつだと思うのだが。むむ。

 45分経過。店員を問いただす。「もうすぐです」。

 50分経過。私よりも20分以上後から来た後ろのテーブルへ、チャーハンが届けられた。「五目チャーハンです」。

 カッチーン。私は切れた。

 「これこれ待ちたまえ。なぜそういう配膳順になるのかね」さすがの私もついに苦情を述べたわけだが、これが思わぬ導火線となってしまった。

 私がおそらくその時点での最長待ち時間の客ではあったわけだけど、他にもかなり待たされている客が大勢いた。だから彼らにしても、文句を言いたい気持ちはすでに十分あっただろうが、私という「もっと待っている人」がいる手前、「あの人(=私)を差し置いて待ち時間に文句を言うのも・・・」、という気持ちが歯止めになっていたに違いない。しかし、その私が文句を述べたことで、堰を切ったかのように、あちこちのテーブルで不満が噴出してしまった。「うちもまだなんだけど」「うちもまだなんだけど」。客たちは一斉に十字砲火を浴びせかけはじめた。

 店はもう大混乱だ。こっちも、こっちも、と店員は呼ばれては苦情を拝聴してはいるが、早口の日本語で浴びせかけられる苦情内容を、十分に理解したのかは怪しいところ。それで、この修羅場でただただ頭を下げるばかり。要領を得た対応ができず、混乱を治められない。

 で、結局私はそのままの勢いでオーダーをキャンセルし、店を出てしまった。いまさらどんなに美味いものを出されても、落ち着いて味わえるとは思えなかったからだ。正直、待った時間分の時給金が欲しいくらいだったけど、そこはもうあきらめよう。

 そんなこんなで開店初日に、少なくとも10人以上の近隣住民に反感を与えた中華料理屋T。きっと、長くは持つまいなぁ。

日記: 2月10日(2012年)

 発売日の非公式情報がでたThe Secret World。ひさびさに公式サイトを見てみたら、ずいぶん垢抜けていたので、期待感がないとか言った舌の根も乾かぬうちに、興味を持って斜め読みをしてしまった。

 曰く。

 ・秘密結社が動かす現代社会が舞台
 ・3勢力(Illuminati、Dragon、Templars)が鼎立
 ・プレイヤーは3つのどれかに所属
 ・勢力ごとの特典あり
 ・Illuminatiの拠点はニューヨーク
 ・Dragonの拠点はソウル
 ・Templarsの拠点はロンドン
 ・100人規模のPvP(RvR?)あり
 ・クラス/レベルなし
 ・Powerを選択取得していくスキル制
 ・舞台は現代
 ・都市圏:ロンドン、ソウル、ニューヨーク
 ・冒険の地:エジプト、トランシルバニア等
 ・実在の伝説等を折りませたストーリーライン
 ・拳銃、アサルトライフル、カタナ、爆弾
 ・黒魔術、ファイヤーボール

 というような特徴らしい。

 公式サイトの絵柄といい、現代社会+悪魔の設定といい、女神転生シリーズを想起させるね(ただし私は真1、2しか知らないので、最近のものに似通っているかはわからない)。ファンタジーでもSFでもないというのは新鮮だ。

 世界観が現代社会で、実在の都市に拠点があるというのも面白い。個人的にはアジア代表の拠点都市が東京じゃないというのが残念なところだけど、まぁ仕方あるまい。拠点の好みで選ぶならロンドンかなぁ。組織としてはTemplarsって一番つまらなそうだけど。

 で、大枠は勢力所属型のPvPありMMORPGという、昨今では標準的な仕様。ただし3勢力鼎立はDAoCを除けば案外珍しい。とはいえ具体的なPvP、RvRの仕様は、公式サイトを斜め読みしただけではよくわからないから、これがどのくらいプラスに作用するかは読めない。

 キャラクターの成長はPowerなるスキルを取得することでおこなうようだ。取得条件やらラインナップはわからない。Powerに熟練度的な、反復作業で挙げる要素があるのかもわからない。なのでまだ実際のゲームプレイも想像できないのが残念。敵を狩りまくるゲームなのか、クエストを進めまくるゲームなのか、ソロ主体なのか、グループやレイドはどうなのか。なにもかもわからんづくし。

 思ったより面白そうかもしれないけど、すっごくこけるような気もするという、あやふやな印象。続報を待ちたい。

日記: 2月9日(2012年)

 まだあと1ヶ月はSWTORでゆうにあそべそうではあるとはいえ、多少底が見えてきたのも事実。

 ってことで、久々に現在~未来の活力となる予定のゲームリストを更新しよう。できるだけ時系列順。

 【SWTOR】

 2月いっぱいは間違いなく主力。3月になるとどうなるかな。大型パッチにはあまり期待していない。個人的にはSWTORはこれ以上盛り上がりそうにないと思っているんだけど、その要因はゲームそのもの以上に、日本のコミュニティが複数のサーバー/勢力に分散しているという部分にある。

 より多くの日本人が同一サーバーだったら、日本人大好きな私としてはもっとテンションが上がっていたし、活動の幅も広がっていただろうと思う。複数のレイド団体が進捗を競ったり、敵対勢力と日々PvPで競い合っているのを、外野の落ちこぼれ組みとして眺めるなどしたかった。しかし実際は、日本人が多そうなサーバーを選んでいるにもかかわらず、日本人のコミュニティがほとんど目に映らない。残念。

 【スパ4】

 PC版の2012が3月ごろ出るのだろうか? 出たら本格復帰するかなぁ。しかしさすがにいまさら感もある。

 【ACV】

 結局オンラインゲームとしてはもうあんまやらなそう。

 領土戦の概念などは目新しいものではないにせよ、日本のゲームにしてはそこそこ画期的な試みだったと思う。ただオンラインゲーマーの心理がまったくわかってなかった点で、ほとんど絵に描いた餅以上のものになってないね。ACVの領土戦やチームの仕様は、ユーザーの自主性に頼る部分が大きすぎる。

 何度も言っていることだけど「ライトユーザーは自主的に集わない」。そして同時に「強制的に集うようにはされたがっている」。要するにSWTORのWar Zoneのようなものがあって、その結果が全体の領土支配率を動かすような、そんな他人任せでチームが組まれる仕様でないと、一部のコアなユーザーしかチームベースの構造に参加できない。

 結論的には、3つか4つの運営が用意したチームに、強制的に参加するという仕様(cf. FEZ)でよかった、と思う。チームの中で気が合う仲間とは、小隊というようなかたちでチーム内チームを作ればいい。

 【スト×鉄】

 バルログきた! とはいうものの、どうなのかね、これ。スパ4が廃れて、スト×鉄が流行るというようなトンでも展開がないとやる気が沸かないかも。オンライン対戦環境の評判とかも要チェックかもしれないな。PC版が出ればなおよし。

 【Secret World】

 モイキーMMORPG。期待感が全然ないけど、とりあえず4月末にでるとかでないとか。超絶に暇だったら手を出すかも、くらい。DL販売があれば手を出す率は上がる。

 【PSO2】

 発売時期未定でなんともいえない。基本的には遊ぶと思う。

 ただハクスラアイテムハントゲームは、私の中ではジャンル的には1段落ちるので、そんなにテンションは上がらない。どっちかというと、Vitaかなにかでオンライン対応で出してくれたほうがスーパーヒットしそうなんだけど。

 【Diablo 3】

 PSO2と同階層。PSO2のほうが今のところ見た目は面白そう。というか暗いより明るいほうが好きなので、起動するときに気楽。

 【GW2】

 今のところ興味なし。

 【Mechwarrior Online】

 夏頃にF2Pででるという話だけど、まだ海のものとも山のものとも。まぁ、間違いなく手は出す。

 【Hawken】

 ロボゲー界の新星。ムービーを見る限りではイカス。が、同じロボゲーでも、ロボシムと、ロボットの見た目のFPS、は大きく異なるので、後者であれば興味はない。

 【ドラクエX】

 期待してない。でもやっておくのも経験として悪くない。というような印象。しかしこれ、もしかしなくても小学生とかいっぱいいそう。下手に流行ると、社会問題→オンラインゲーム叩き、ってなりそうで怖い。まずモバゲーやグリーを叩いてくれ。

 【Skyrim】

 上記がすべてない空白期間に再開予定。

 【他】

 なにかあったっけ? 期待のMMORPGの予定がもうほぼないのはつらいなぁ。

日記: 2月5日(2012年)

 さらにACVを2時間ほどプレイ。

 うち1.5時間はクリアできないストーリーでリプレイ&死亡の繰り返しで、結局何も成長しなかった。うへうへ。挫折しそうだわー。装備開放が苦痛。

 さて、そんなACVなんだけども、今は少しネガティブな印象になってしまっている。これは言うまでもなくストーリーで躓いたせい、ってのが大きいんだけど、「難しい」というACVの特徴の部分が、「やりがいがある」というポジティブな方向より、「面倒くさい」というネガティブな方向に、自分の中での印象が寄ってしまいつつあるんだよなぁ。

 個人的に、これだめだろ、って思う要素に対しては頑張ろうと言う気力がわかない。そんな状態だ。

 代表的なのはブーストのオン/オフ。ドリフトと自由落下のためだけの機能。これトグルにする意味ないだろう。そもそもドリフトの仕様自体が車ゲームかぶれの下品なアイデアで、そんなものを採用すること自体承服し難いんだけども、百歩譲って、それでもどうしてもドリフトを再現したいというのなら、常時ブーストはオンにして、ドリフト、急降下用にブレーキキーを用意する、というほうが操作性は自然になったと思う。

 スキャンモードも個人的には微妙。スキャン周りのアイデアはいいけど、あの青味がかった世界を見つづけさせられるのは気分が良くない。ただでさえゴミゴミした世界なのに、色合いまで自発的に悪くさせるというのは、エンターテイナーとして配慮が足りない。スキャンモードでゲームが格段に面白くなる、ってほどの要素でもないから、代償はあまりに大きすぎる。せめてEN回復要素はスキャンモードとは別途用意して、ビジュアルを落とした状態が短期で済むようにすべきだったとおもう。

 装甲3系統はオンラインの多対多を想定して、助け合い要素を出そうとしているんだろうけど、仕様が尖りすぎに思えるなぁ。相性による防御量は最大でも威力半減止まり、くらいに抑えても良かったと思う。

 見えてきた不満点、っていうのはこんなところかな。まぁ、直角にジグザグ起動ができるまで、ひたすら実機&妄想で操作訓練をし続けるような、そういう変態さんだけが生き残ってきたシリーズっていう気もするから、これはこれで正解なのかもしれないけどね。

 ただでさえブツ切れプレイな私のモチベは最後まで持つだろうか。はてさて。

 【現在のアセン】
 軽二脚、バトルライフル、ガトリング。トンネルの中で戦車といい勝負を繰り広げる。