カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2019年03月

日記: 3月10日(2019年)

 ルンバのエアロブラシをはじめて交換した。

 エアロブラシ(エクストラクター)というのは、ルンバ800シリーズ以上の底面、メイン吸入口の入り口に装着されているブラシのことだ。ブラシという名前ではあるものの、その名前からイメージされるような、毛がわしゃわしゃ生えたようなものではなく、形状としてはゴムローラーといった風情のものになっている。

 2本1対で逆方向に回転しつつ、回転の内側にゴミを巻き込んでいく構造のもので、わかりやすく言えば、キン肉マンのサンシャインの地獄のローラーが、イメージに近い。・・・ん? わかりにくい? じゃぁ、パスタの生地伸ばし器に近い。とにかくそういうものだ。

 これをなぜ交換することになったかというと、このところルンバの吸引力が下がったような気になったからだ。帰宅後にルンバ掃除エリアに、糸くずが残っていることが増えてきた。

 そこでルンバを調べてみたら、エアロブラシがかなり・・・というか完全に摩耗していたので、交換に踏み切ったというわけ。

 実際にルンバからエアロブラシを取り外し、新品と並べてみたのが上掲の写真だ。黒いのと白いので1セット。それぞれ左が古くて、右が新しい。

 うーん、これは想像以上の摩耗っぷり。

 特に黒いほうのブラシがひどい。本来エアロブラシは、数ミリ高のヒダがついているはずなんだけど、それが完全に摩耗して、ただの黒い筒になっている。つるっつるだ。白いほうは黒いほうに比べればまだ軽傷とはいえ、それでも新品と比較するとやはりずいぶんと摩耗していて、中央部分などはすっかりヒダが無くなっている。

 これだけ摩耗していると、交換作業もやりがいがある。意気揚々と瀕死のエアロブラシを抜き去り、新品のエアロブラシに交換だ。

 作業自体は、パチパチとワンタッチで簡単に終わった。ルンバの「お手入れのしやすさ」という部分は、なかなかよくできていて、パーツの色や形状で、マニュアルをみなくても、直感的に交換できるようになっている。普段は見えないファインプレーが、各所に隠されているな。

 最後に底面全体についた誇りを除去して、お手入れ完了だ。これで掃除のパワーも復活することだろう。

 しかし、これはもっと早い段階で交換すべきだったなー。およそ5年くらいを、同じエアロブラシのまま使い続けたら、このつるっつるの惨状だ。次は3年くらいで交換してやるべきかもしれないな。

 どうせ忘れるだろうけど。

日記: 3月8日(2019年)

 予想最高/最低気温の謎に迫りたい。

 常々疑問だったけど、どうでもいいので調べていなかったことがある。それが天気予報における予想最高/最低気温だ。

 例えば予想最高/最低気温が以下のように推移している天気予報があるとする(写真は2年前の秋の東京地方だ)。

 今日: 27℃/19℃
 明日: 16℃/16℃

 そんなことあるかー? と思ってしまうこの予想なんだけど、気温の変化の激しい時期になるとときどきある。そのたびにおかしいなぁ、と思う。おもいますよね? ね?

 今日の最低気温が19℃ということは、今日の23:59:59の時点では「少なくとも19℃ある」わけだ。

 しかし明日の最高気温が16℃ということは、1秒後の明日の0:00:00の時点では「高くとも16℃ない」わけだ。

 矛盾してるやんけ!!

 これが私が長年抱いてきた謎だ。

 で、その答えはというと、ちょっと調べればわかった。多分こういうことらしい。

 (天気予報における)最高気温: 0時から15時までの最高気温
 (天気予報における)最低気温: 前日21時から当日9時までの最低気温

 なるほど。

 つまり上掲の例の場合は、「今日の朝は19℃あった、昼は27℃まであがる、夜から次の日の朝にかけて16℃まで急降下し、そのまま日中の気温上昇はない」と読み取れるわけか。

 簡単な謎でしたとさ。

日記: 3月7日(2019年)

 病の話。その2。

 みんな大好き花粉症。

 今年はついにね、私もね、降参ですよ、降参。

 かつては花粉症で苦しむ人々を、他人事のように眺めていた私なんだけど、ここ数年というもの、毎年毎年徐々に徐々に、花粉症の症状を自覚するようになってしまった。この時期になると、目のかゆみや鼻の諸症状に悩まされるようになったのだ。でも、去年まではまだまだ、自分が本当に花粉症だとは認めてはいなかった。認めるにしても、ごくごく軽微な、花粉症もどき程度だと言い張っていた。

 だから花粉症対策も、ときどきマスクを着用する程度で、薬物には頼っていなかった。おクスリに手を出したら、もう本当に花粉症だと自分で認めたようなものだ、とぎりぎりで踏みとどまっていたのだ。だけど・・・もう駄目だぁぁぁ、耐えられないぃぃぃぃ。

 ってことで、今期は薬物に手を染めてしまいました。クスリを・・・ヤクを・・・くれぇぇぇ。

 服用を始めたのは、フェキソフェナジン塩酸塩系のもの。テレビで嵐の大野くんが奇天烈な紫色のコスチュームを着て宣伝している、アレグラFXってやつが代表的な、花粉症薬の系統だ。

 そのアレグラFXのジェネリックバージョンに、アレルビというものがあり、今回はこれを購入した。

 アレルビはアレグラのジェネリックバージョンだけあって、成分はまったく同じなのに、価格はかなり安い。ドラッグストアで買っても安いんだけど、これがAmazonではたまにえらく安く売ってたりするので、さらに安い。100%値段を理由に、アレルビを選択した次第だ。

 参考までに私の購入時の値段を挙げると、アレグラは28錠でAmazon価格が1600円、アレルビは56錠でドラッグストア価格が2500円、そしてアレルビ56錠のAmazon価格が購入時は1000円で、今は1800円になっている。もうなにが定価だかよくわからんなこれ。

 で、気になる効能はというと・・・いまのところ奏功している気がする。

 こういうのって、「飲まなかった場合」のifと比較ができないから、症状が薄いのが薬のおかげなのか、その日の花粉の飛散量のおかげなのかが、いまいちわからないんだけどね。でも、飲むようにしてからというもの、しんどい鼻水や目のかゆみを感じていないから、多分効いているんだろう。ビギナーだから、薬の効きもよいだろうし。

 ってなわけで、ついに薬物に手を染めてしまったワタクシ。これ以上、花粉症が悪化しないことを願いつつ、薬物漬けの春を迎えるとしよう。

日記: 3月6日(2019年)

 病の話。その1。

 重篤な話ではないのでさらっと。あとで見て、この時期に、こういう症状に、こういう対処をしたな、と思い出せればヨシ。

 足が痛い。

 という症状が半年ほど続いている。

 痛い部分は土踏まずの中央付近。歩くとそこが突っ張るようにチクチクと痛む。特に朝の寝起き直後に、痛みが強い。歩いているとだんだん痛みが和らぐことが多い。しかし、長距離を歩くとまた痛くなったりもする。

 自覚症状の出始めのころは、朝一だけが痛くて、すぐに症状が治まった。そういう感じだったので、筋肉痛とか筋肉の凝りとか、そういう種類の「ストレッチやマッサージで直るもの」だと思っていた。

 しかし、これが半年近く続いて、だんだん痛みがはっきりとなり、治癒までの時間も長くなってきたので、流石にこれはおかしいなと対策を考え出した・・・というのが今現在の立ち位置だ。

 最近では朝一だけではなく、日によっては1日中痛かったり、土踏まずの中央だけではなくて、もう少し前のほうまで、連動して違和感を感じるようにもなったりしている。

 特に病院などにはかかっていないんだけど、調べた限りではこれは、足底筋膜炎というやつではないかな、と自己診断している。好発部位はかかとらしいので、私の場合とは少し違うものの、土踏まずが痛む場合もあるようだ。

 安静を意識していれば「1ヶ月から3年以内に自然治癒する(Wikipedia)」らしいので、とりあえずは放っておくつもりだ。ただ、足の裏ってどうやっても使わないと生きていけないので、案外安静にするのも難しいな、と悩んでいる。

 まずは少しでも負担軽減になればと、足底筋膜炎対策用の靴のインソールだけ着用して、様子をみている。いまのところ悪くない感じだ。

 この記事を3年後に見返して「まだ痛いんですけどー?」とならないことを願おう。

日記: 3月5日(2019年)

 久々のグルメ回。

 今回試したのは、写真のもの。

 カルディで買える「海南鶏飯の素」だ。

 ここ数年で海南鶏飯、あるいはカオマンガイという料理の、日本での認知度は急上昇している。かくいう私も、この数年来、好んで食べるようになった。

 そして、そんなご時世を反映するように、「海南鶏飯の素」というような商品も、今回言及するカルディのものだけではなく、いくつもの食料品メーカーから、相争うように発売されている。

 でも、実際にそれらを自分で作ってみると、どのメーカーのものを試してみても、どうも美味しくはなかった。

 いや、不味くもなかったんだけど、エスニック料理店で食べるものとは全く違った。いわば「変わり種炊き込みご飯」にしかならなかった。違う、これじゃぁないんだよ!

 だからそれ以来、「海南鶏飯の素」のような商品には、見向きもしていなかった。

 しかし、今回カルディで見かけた「海南鶏飯の素」は、事情が違った。

 売り物としての属性は同じだ。ご飯を炊くための「スープの素」と最後につける「ソース」という構成。従来商品となにもかわりはない。違っていたのは、陳列棚における販売状態だった。

 私が訪れた店舗では、「海南鶏飯の素」の隣に、ジャスミンライスが売られていたのだ。

 以前、幾たびかの「海南鶏飯の素」での失敗で強く感じたのは、「結局これは日本の米だとダメなんだろうな」ということだった。長粒種の持つパラパラ感は、日本の米ではどうしたって出せない。

 しかし、今この陳列棚には、それを解決できるかもしれないものがある! ソリューションがある! ジャスミンライスがある! これは試さないわけにはいかないだろう!

 ってなわけで、カルディの「海南鶏飯の素」とジャスミンライスとの組み合わせで、今度こそはの思いを込めて、海南鶏飯を作ってみたのだった。

 作り方はいたって簡単で、「海南鶏飯の素」と米と水と鶏肉を炊飯器に入れて炊くだけだ。

 炊飯が進むと、やがていい匂いが部屋に立ち込めてきた。これは・・・エスニック料理店の匂いだ! ほんものの匂いだ!

 異国の香りにいやがうえにも期待が高まっていった。

 1時間ほどで炊飯は完了した。炊飯器から鶏肉を取り出し、スライスして、盛りつけたご飯の上に乗せた。

 そして一口。パクっ。

 ・・・おお、旨い。

 残念ながらお店の味には今一歩及ばない。当然だ。でも、以前に日本の米で作った「海南鶏飯」に比べれば、数段上の、つたないながらも、ちゃんと「海南鶏飯」と言い張れる程度には、本物感のある出来栄えだった。

 言うなれば、以前のものは「海南鶏飯」ですらなかった。しかし今回のは紛れもなく「海南鶏飯」だ。付属のソースも、黒いほうは好みじゃなかったけど、白いほうはとても美味しかった。

 あえて難を言うなら量かな。レシピ通りに米2合に鶏肉300gで作ったけど、米が多い割合に感じられた。ペース配分をミスっただけかもしれないけど、残り0.5合くらいは米だけで食うことになってしまったよ。

 ともあれ、これはなかなかの成功体験になった。「海南鶏飯の素」もよかったけど、それにも増してジャスミンライスの勝利だ。食材そのものの異国感が、料理に新鮮さを与えてくれた。今までろくに使ったことがなかったけど、ジャスミンライスという食材には、料理次第でまだまだ未知の発見が眠ってそうだ。

 新しい扉が開いた気がするよ。