よく組むタンクの人(D&D初心者)が、自分のキャラ作成の方向性に疑問を感じ、というか、テキトーに作ったら詰んでしまい、作り直すか悩んでいた。初期ステータス振りミスった! フィートミスった!・・・etc
はい、D&Dゲームで皆が陥るポイントですね。そして、こうしてリロールを繰り返すうちに、キャラメイクが手段ではなく目的になる。D&Dの恐るべき罠なのである。
さて、かくいう私もキャラメイク好き。今までメインで紹介してきたミスター・中途半端のレンジャー/ローグ/ウィザード以外にも、コソコソと別キャラを作っては消し、作っては消ししている。電子の藻屑となったキャラが日本語版だけでも3~4人。平均寿命1.8レベル。レベルアップもせずに見切られた哀れな命(?)に、哀悼の意を禁じ得ない。いや、得るけど。
そんなラン・アンド・エラーの果てに、私のアカウントには、2キャラほど「まあコイツは私のAltキャラと認めてやろう」というのが残った。今日はそれを紹介して、終わる。
その1: ソーサラー(3)
「ソーサラーはウィザードよりも天才肌」というクラス背景にそそられるのは、プレイヤーが凡才肌の証ですか? 正直、その設定以外に、ソーサラーをチョイスした理由はない。わかりやすい私。
ソーサラーのほうがプレイヤーに知識がいる、とかよく言われるけど、実際にやってみると、序盤に限っては、ウィザードのほうが腕の差が出る気がするなぁ。手持ちのレパートリーに限界があることが、逆に戦術の単調さの言い訳材料になって、実地での応用力・対応力を要求されない防衛壁になっている(魔法が数個しかない低レベル帯では)。ので、非常にプレイは楽だ。「できないものはできない」と言い切れる気楽さ。いいねー。
ここまででとったフィートは、ラピッドリロードと、RHXB。ま、ひねくれもの界の定番仕様だ。でも正直、魔法系1本にすれば良かったかも、と早くも思っている。結局のところ、ソーサラーが矢を当てようが当てまいが、戦局は変わらないんだよね。そもそも当たりにくいし、たまに運よく3連発で当たったりすると、逆に敵に狙われて困ったり、いい事があまりない。トータルで見て、魔法性能を強化するフィートをとる以上のメリットが生まれているようには思えないのだ。完全な自己満足といえる。
ただ、この自己満足の部分が重要なのも事実。雑魚戦で、ぼーっと見ているだけよりも、無駄でも撃っているほうが楽しいし、たまに遠くの崖の上のキャスターを、SPを使わずに射殺すと、「そこの杖キャスター君にこの芸当はできまい」などと無意味にほくそ笑むことができる。だから、まぁこれはこれでいいかな。
でも、それ以外は、いたってまっとうなソーサラー。なんの変化球もない。それを楽しめるのは、私がソーサラーというクラスを好きだからだろうなぁ。ソーサラーはなんかこう、やる気のなさというか、必死さのなさというか、そんな享楽的な空気感がいいね。
その2: ファイター(2)
フィートあれもほしい、これもほしい、全部ほしい。という欲求を満たすには、我らがファイター様しかいないのだ。というキャラ。
ここまででとったフィートは、クォピス、ダッジ、ウェポンフォーカス:スラッシュ。見てのとおり、クォピスを振りたいがためのキャラとも言える。
クォピスの使用感は概ね良好。同じエキゾチックウェポンでも、バスタードソードのような目に見えた性能向上はなく、性能はほぼロングソードのそれに等しい程度なんだけど、たまに3倍クリティカルで破壊力が爆発するのが気持ちいい。スラッシュというよりスライスというような、鋭利なシルエットも、爽快感がある。
あとは、
Lv3 コンバット・エクスパーティス
Lv4 ウェポン・スペシャライゼーション
Lv6 モバイリティ、スプリングアタック
Lv8 インプルーブド・クリティカル
Lv9 ウィールウインド・アタック
って感じを考えている。Lv10は未定。ウィールウインド・アタックはロマン。これ、使い物になるのかなぁ?