カテゴリー別アーカイブ: D&D Online

DDOJE: EWJE08「キャラメイクホリック」

 よく組むタンクの人(D&D初心者)が、自分のキャラ作成の方向性に疑問を感じ、というか、テキトーに作ったら詰んでしまい、作り直すか悩んでいた。初期ステータス振りミスった! フィートミスった!・・・etc

 はい、D&Dゲームで皆が陥るポイントですね。そして、こうしてリロールを繰り返すうちに、キャラメイクが手段ではなく目的になる。D&Dの恐るべき罠なのである。

 さて、かくいう私もキャラメイク好き。今までメインで紹介してきたミスター・中途半端のレンジャー/ローグ/ウィザード以外にも、コソコソと別キャラを作っては消し、作っては消ししている。電子の藻屑となったキャラが日本語版だけでも3~4人。平均寿命1.8レベル。レベルアップもせずに見切られた哀れな命(?)に、哀悼の意を禁じ得ない。いや、得るけど。

 そんなラン・アンド・エラーの果てに、私のアカウントには、2キャラほど「まあコイツは私のAltキャラと認めてやろう」というのが残った。今日はそれを紹介して、終わる。

 その1: ソーサラー(3)

 「ソーサラーはウィザードよりも天才肌」というクラス背景にそそられるのは、プレイヤーが凡才肌の証ですか? 正直、その設定以外に、ソーサラーをチョイスした理由はない。わかりやすい私。

 ソーサラーのほうがプレイヤーに知識がいる、とかよく言われるけど、実際にやってみると、序盤に限っては、ウィザードのほうが腕の差が出る気がするなぁ。手持ちのレパートリーに限界があることが、逆に戦術の単調さの言い訳材料になって、実地での応用力・対応力を要求されない防衛壁になっている(魔法が数個しかない低レベル帯では)。ので、非常にプレイは楽だ。「できないものはできない」と言い切れる気楽さ。いいねー。

 ここまででとったフィートは、ラピッドリロードと、RHXB。ま、ひねくれもの界の定番仕様だ。でも正直、魔法系1本にすれば良かったかも、と早くも思っている。結局のところ、ソーサラーが矢を当てようが当てまいが、戦局は変わらないんだよね。そもそも当たりにくいし、たまに運よく3連発で当たったりすると、逆に敵に狙われて困ったり、いい事があまりない。トータルで見て、魔法性能を強化するフィートをとる以上のメリットが生まれているようには思えないのだ。完全な自己満足といえる。

 ただ、この自己満足の部分が重要なのも事実。雑魚戦で、ぼーっと見ているだけよりも、無駄でも撃っているほうが楽しいし、たまに遠くの崖の上のキャスターを、SPを使わずに射殺すと、「そこの杖キャスター君にこの芸当はできまい」などと無意味にほくそ笑むことができる。だから、まぁこれはこれでいいかな。

 でも、それ以外は、いたってまっとうなソーサラー。なんの変化球もない。それを楽しめるのは、私がソーサラーというクラスを好きだからだろうなぁ。ソーサラーはなんかこう、やる気のなさというか、必死さのなさというか、そんな享楽的な空気感がいいね。

 その2: ファイター(2)

 フィートあれもほしい、これもほしい、全部ほしい。という欲求を満たすには、我らがファイター様しかいないのだ。というキャラ。

 ここまででとったフィートは、クォピス、ダッジ、ウェポンフォーカス:スラッシュ。見てのとおり、クォピスを振りたいがためのキャラとも言える。

 クォピスの使用感は概ね良好。同じエキゾチックウェポンでも、バスタードソードのような目に見えた性能向上はなく、性能はほぼロングソードのそれに等しい程度なんだけど、たまに3倍クリティカルで破壊力が爆発するのが気持ちいい。スラッシュというよりスライスというような、鋭利なシルエットも、爽快感がある。

 あとは、

 Lv3 コンバット・エクスパーティス
 Lv4 ウェポン・スペシャライゼーション
 Lv6 モバイリティ、スプリングアタック
 Lv8 インプルーブド・クリティカル
 Lv9 ウィールウインド・アタック

 って感じを考えている。Lv10は未定。ウィールウインド・アタックはロマン。これ、使い物になるのかなぁ?

DDOJE: EWJE07「誤算」

 最近どうも不思議だったんだけども、攻撃が思っていたより当たらない。・・・あれ? BABが思っていたより1低いぞ。・・・あぁっ!

 計算ミスってたぁぁぁ!

 現在、レンジャー(3)/ローグ(1)/ウィザード(1)。で、BAB3。そう、3なんだよなぁ。4だとなぜか勘違いしていた。

 ウィザード(2)のBABが2だから、ローグ(1)/ウィザード(1)のBABも2だと思い込んじゃってたんだよなぁ。同じ間違いを、英語版時代にしたのに忘れていたよ。ローグ(1)=BAB0。ウィザード(1)=BAB0。で、足しても0だ。なんとなく、ローグ(1)=BAB0.7。ウィザード(1)=BAB0.5。足せば1.2。って思い込んでしまう。

 純前衛よりもBABが1低い予定で作っていたのに、実際は2低かったわけだ。うーん、2の差は大きいな。中ボスクラス以上の相手への近接攻撃能力が、相当低くなってしまったといわざるを得ない。ウィザード取ったの失敗だったかなぁ。Lv20(そこまでやるか?)までには、ワンド・オブ・フレイムアローをバスバス振れる身分になるだろうという、希望的観測だけが拠り所だ。

 ま、期待通りの中途半端キャラになったし、いいとするか。昨日もLFMに参加要請して、2連続で断られました。うへうへ。あれ・・・視界が霞んで・・・見えないや。

DDOJE: EWJE06「マックベイン」

 マックベイン。

 誰もが欲しがる伝説の魔法の棍棒。でもわりと誰でも持ってる、安い伝説。

 マックベイン最大の特徴は、素材がガラスであるがゆえに(外見上はどうみても木製にしか見えないのが残念)、木や金属を腐食するウーズ・スライム系を殴っても、武器が損傷を受けにくいという点にある。しかも腐食しないだけに留まらず、ウーズ系に対して追加ダメージまでもがあるという、まさに対ウーズ・スライム系の決戦兵器なのだ。

 このマックベインを、必死こいて取ってきた。

 マックベインの純粋な入手難易度はそう高くない。リィーキー・ディンギー亭で受けることのできるクエスト、「デュルク・ゴット・ア・シークレット(ダンジョン名:デン・オブ・コボルド・ブラザーズ)(記憶あいまい)」の過程で入手することができるもので、このクエストは、Lv1のパーティでもこなせるレベルのものだ。

 ただ、入手条件が、

 「ランダムでPOPする『マック』なるnamedウーズを倒し、セットで出現する宝箱に、さらにランダムで『マックベイン』が入っている」

というものであることが、マックベインの入手を困難にしているのだ。2重のランダムを越えた先にあるため、入手には強さではなく運のよさが必要になる。

 ってなわけで、入手できるまで延々このクエストを繰り返してきた。ギルドのドワーフ/バトルクレリックさんとグループを組み、
 
 ・もぐる
 ・激ラッシュ
 ・マックを探す
 ・いたら倒す
 ・箱開ける
 ・リコール
 ・グループ組みなおしでダンジョン破棄
 ・また、もぐる

 というループを延々繰り返す。1周5分のペースでぐるぐるぐるぐる・・・。

 やがて、途中の毎回POPの箱から中身がなくなった頃、ドワーフさんがやっとマックベインをゲット。おめでとう! しかし、私はいまだゲットできず!

 自分の分は入手してしまったドワーフさんが、なお付き合ってくれたので、さらにループを続行することになった。そして、このタイミングで、メンバーが1人追加。ぐるぐる部隊は3人になった。ぐるぐるぐるぐる・・・。

 すると、あとから来たメンバーが、最初のマックでいきなりマックベインゲット。なにおう!?

 そして、それから遅れること2マック。私もついにマックベインゲット! イヤッホウ!

 推定通算15ぐるぐるの8マック。こうしてやっと、ウーズ処理のためにクラブを2本も3本も持ち運ぶ生活から解放された私なのでした。

 予断ですが、私がゲットしたタイミングで、途中参加の人が2本目のマックベインをゲットしてやがりました。どんだけ運が良いのだ。くぅ。

DDOJE: EWJE05「棺おけは壊さなければならない」

 WW、STKとこなした私。すっかりキャンペーンハンターに(たった2つだけど)なりつつある一方で、単発クエストの経験が非常に浅いキャラクターになってしまった。まぁ、いいか。

 そんなわけで、今回はやっぱりキャンペーンものの、カタコンベに挑戦してきた。

 カタコンベはマーケットプレイスにある霊廟で、そこで起こったトラブルを解決する、一連のキャンペーンを行うことができる場所だ。カタコンベ・キャンペーンは、ベタながらもストーリーに起伏があり、話の展開としては面白い部類に入るクエストといえる。

 英語版で私がやったころは、経験値が少なく、ユニークな報酬もなくて、ストーリー以外は面倒くさいだけのクエストだったんだけど、今では経験値が増え、ユニークな報酬もあるため、そこそこに人気があるようだ。

 カタコンベ・キャンペーンは、総クエスト数5? 6? 7?・・・とにかくそのくらいからなる、比較的長いキャンペーン。今回私は、時間的な都合で、最後までやりとおせなかったので、1から4までに参加してきた。

 Comb1:
 ウーズ、骨、ゾンビ。ウーズの相手をしたくないので、サボる。ヒトデナシ。

 Comb2:
 同上。

 Comb3:
 図書館うろうろ。骨多め。余裕。

 Comb4:
 ここは棺おけだらけ。壊すと敵が出てくるので、自動的に壊れる以外は壊さないほうが楽。

 ・・・なのだけど。ギルドの事実上のボスが、「ここは壊さないといけない」と意味不明な主張をしている上に、その弟子を自認するパーティメイトが、「師匠の言いつけとあらば壊すぞ」と間違ったテンションで息巻いていた。

 ので。

 やられる前にやってやる、のテンションで率先して破壊活動に参加。棺おけを壊し、敵を呼び起こし、いくらかは自分で敵を破壊(←自分で多少ケアするのが、せめてもの良心)。こうして、偉い人の弟子の人に、棺おけを壊す暇を与えない勢いで、私自らが壊し続けた結果、クエストが終わってみれば、敵殺害数、オブジェクト破壊数を、ともに3桁に乗せることができたのだった。イエア!

 うむ、やりすぎた。反省はしていない。

 ここで私はタイムアップ。棺おけ破壊で、かなり疲れたおかげで、ぐっすりと眠れましたとさ(全く関係なし)。

DDOJE: EWJE04「S!T!K!」

 WWの日々が去り、今回はその続編であるところのSTKへ行ってきた。STKは正式名称シール・オブ・シャン・ト・コー、英語名Seal of Shan-to-Kor。英語名のShan-to-Korの頭文字をとって、STKと呼ばれている。

 余談ながら、しゃんとこー、って響きが、私の脳内発音であるところの「しゃんとぅくぉぁ」と微量に違っていて(違いがわからんという話もあるけど)いささか、しっくりこない。英語のリスニングだとなんて聞こえてたんだったかな? ・・・はい、どうでもいいですね。

 今回のパーティは、初めてのSTKな人を含む、総勢6人での挑戦。私4、BAR3、CLR3、CLR4、ROG4、WIZ4だったかな。STKは、Lv3~Lv5の3連続クエストなので、レベル的にもちょうどいいメンバーだ。

 ちなみに、参加者のうち4人がVC使い。冒険中、なんだか聞こえるような聞こえないような、微妙な音量・音質のボイスが、にぎやかに響き続けていた。こうしてVCに囲まれていると、便利そうだなー、と思うのと同時に、どーも聞き取りにくいのが、情報伝達手段としての信頼性を低く感じてしまう。その辺でどうも、足踏みしている私。それに私の正体が女子中g(略)。

 クエストは、ローグの先導下で着々と進んでいく。私はネタを知っているので、どのくらい口を出したものか難しいところだった。とりあえず、無駄な遠回りになりそうな場合とか、宝箱を見逃しそうな場合とかに、ビシビシとバレ光線を発射して進む。

 最初の山場はSTK2のボス部屋だった。ボス部屋前で入念にBuffを施し、いざ対決! と思ったのに、開始直後・・・

 GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!

 即死ですよ、即死。ちゃんと火レジストをもらい、自前でもレジスタンスブーストをしていたにもかかわらず、熱光線の十字砲火は痛かった。それに打撃のクリティカルが重なって、0.5秒くらいで昇天。私のDDO歴で、あれほど瞬間的に死んだのは初めてだというくらい、笑っちゃうほどに即死だった。

 私の死でスタートした戦いは、じりじりと味方軍の配色を濃くしていき、やがて退路を立たれたまま全滅、再突入の憂き目に会ってしまった。幸い、再突入後は、衰えた敵戦力を相手に、万全の我々が圧勝をおさめたんだけど、・・・うーん、役に立たなかった敗北であった。私の即死の責任は大きいなぁ。トホホ。

 そして、STK3。ちょっと時間がやばく、ロスが多いと私が途中オチになりそうだったので、多めにディレクションをしながら進んでいく。

 罠祭りのSTK3では、ローグさんが大活躍。チャキチャキと罠を解除しつつ進み、問題なくボス部屋まで到着できた。

 ボス部屋では、私がくどくどと作戦説明をして、「タンクの壁の後ろでマジックミサイル作戦」を遂行してもらった。素直に応じてくれた皆さんありがとう。おかげさまで概ね作戦通りにことが運び、犠牲者を出すことなくボスを退治することができた。イヤッホイ。

 皆で勝利を祝いつつ、箱を回収して、リコール。無事に報酬を受け取ることができた。途中でトラブりはしたものの、終わりよければ全てよし、ってことでいいでしょ! いいはずだ!

 今度はカタコンブとかタングルいくぞおおおお。