地点にいって、アイテムを調べて、ストーリーを補強する、というだけのミッションだったので、特に言うこともないかな。
内容を話すと完全なネタバレになってしまうし。
ともあれ、リカルド・サンドバルはなかなかに漢でしたわ。侠気ある。
惜しい人を亡くした。
輸送部門の幹部、ビューティークイーンことニディア・フロレスとの対決だ。
実際に遭遇してみると、「これが、びゅ、びゅーてぃー・くいーん?」という感じの、いまひとつな容姿の女性だったのががっがりなんだけど、まぁそれはよしとしよう。
シナリオ的には、「ヘマやってるニディアに業を煮やしたエル・スエーニョは、ニディアを始末することにした。助けて恩を売ろう」的な流れだったのだと思う。例によって詳細は把握してないけども。
うーん、どうもこのゲームのシナリオは、このパターンばっかりだな。主人公が組織にダメージを与える。その責任者が大ボスに怒られてピンチ。主人公が責任者を助ける。というような「自分で追い込んで自分で助ける」流れが多い。そうでもないかな?
ともあれ、そういう展開だったのでそれに従って、ニディア・フロレスをその娘ともども救出してミッションは完了だ。
シンプルなミッションだったけど、今回は敵の増援に1人で囲まれてしまい、20人相手に大立ち回りをしたうえで、英雄的戦闘によって生還したという、アクションゲーム的な楽しさがあって印象に残っている。
ゲームも最後が近いということで「今回はチェコ装備でいくわ」とかって805 BrenとScorpion EVO3とを装備していたから、VCで興奮気味に「チェコなめんなああああ」とか叫びながら戦っていた。ハイになれて楽しかったです、はい。
(なお、私が増援に囲まれたのは、相棒が余計な真似をして、偵察中の私の周りに敵を湧かせたせいであることを、ここに記録しておきます)
ミッションの流れは、
1)エル・ボキータを尾行
2)エル・ボキータと現金輸送車が合流したところで、双方を破壊
というもの。このミッションは「逃走する破壊対象が2つある」というのがミソだった。迅速に作戦行動を終えないと、どちらかの逃走を許してしまう。
・・・のだが。
1度、ミッションの思惑通りに対象に逃げられてしまった我々は、次のチャレンジでは「もうどこが合流地点かわかってるから、1人が尾行しつつ、もう1人は合流地点に先行して輸送車を始末&ボキータを待ち伏せしてしまえばいいんじゃない?」という、いかにもゲーム的なズルを実施。
その計画は図に当たって、尾行開始の時点で無残にも現金輸送車を破壊。
そうとは知らず合流地点に到達したエル・ボキータも、尾行していた装甲車に轢かれて即死。
あっさりと輸送部門リーダーは滅んだのでした。
チョロイ。
ついに最後の1つになった今回の攻略エリアは、輸送部門のモホコヨ地区だ。
しかし最後だというのに、ここは異常に簡単なエリアだった。
それというのもミッション内容が「破壊しろ」ばかりな上に、作戦目的地にドローンジャマーもないという有様だったからだ。レマンゾ地区のエル・カド君も詰めが甘かったけど、このエリアのボスのアントニオ君はそれを上回る詰めの甘さだったよ。
(ドローン発射 → ドカーン) × 数回 = クリア。
そんなアントニオ君の特徴といえば、グラマラスなブロンドレディーを彼女にしているということ。殺伐としたボリビアに、制作陣も一服の清涼剤を用意したかったのか、やたらとこの彼女が出張ってくるエリアでもあった。少年誌における健全エロ担当。
まぁ、パイオツカイデーだったとは言え、よくよく見るとかなり濃い顔で、まったく日本人受けはしないであろう造詣だったのだけれどもね。
ともあれ、これにて一般エリアのボスたちは殲滅しきった。残るは
輸送部門リーダー、エル・ボギータ!
輸送部門幹部、ニディア・フロレス!!
そしてラスボス、エル・スエーニョ!!!
の3名との対決のみだ。課長、部長、社長、といったほうがわかりやすい。
クライマックスは近い。
今回は輸送部門のアメリカ人、ボストン・リード率いるコアニ地区を制圧した。
珍しく手こずったエリアだったな。というか途中の「輸送車」というスニークミッションがなかなか厄介だった。2人プレイのシンクショットなしで、いかに見つからないでこなすか、というところに苦戦させられて、何度かの失敗の末に、なんとか隙をついて目的を達成することができた。
これが本来、このゲームに求められているエッセンスだという気はするけどね。ゴリ押しばかりなのも味気ないので、たまにはこういうのもいいものだ。
ただ、こういうときに活用すべき、フレア、誘導グレネード、ノイズドローンあたりが全然使い物にならないのが残念だ。使い方もうまくないのだろうけど、もう少し使い勝手がいいと、もっと多くの場面で多くの人が使うようになると思うんだけどな。
それ以外のミッションも、尾行や待ち伏せをトリックにしたものが多くて、楽しいエリアだった。
エリアそのものの風景も、世界に冠たる絶景の自然「ウユニ塩湖」をモチーフとした塩原が広がっていて、視覚的にいいスパイスになっていた。見てよし、移動も楽でよし、と好印象。写真を単なる天気のいい昼間の塩原走行シーンにしてもよかったかな、と思うくらいだ。
そんなコアニ地区の難点を敢えて挙げれば、ボスの存在感かな。
ボスとの対決は写真のように、ボスのヘリコプターをおびき出して、倒す、というもの。のこのこやってきたヘリをあっさり撃墜してしまったので、ボスの顔はおろか姿さえ見ずに終わってしまった。
ボストン・リード。一体どんなヤツだったのやら。