カテゴリー別アーカイブ: MechWarrior 5: Mercenaries

MW5M: 山賊退治

 【ここまでの傭兵部隊】

 自機: Javelin JVN-10N
 所有メック: 軽量級1、中量級1
 メック戦士: 1

 【あらすじ】

 父の友人にして主要雇用主だった人物、Spearsから助け舟のメッセージが届いた。彼の指示に従えば、襲撃者の封鎖をかいくぐり、この星系を脱出できるようだ。

 彼の大まかな作戦は、この星系の最果てにある氷の惑星に潜み、そこにある鉱山の採掘会社の信頼を勝ち取り、資源を得て襲撃で受けた部隊の被害の修復を図るとともに、彼らの輸送隊としてこの星系を脱出する、というものだ。

 彼らが受けている山賊からの被害を食い止め、山賊を退治するのだ。

 ってことで、本格的なミッションが始まった。

 といっても、まだ部隊の規模はメック1機で、敵も戦車やヘリコプターというもの。・・・なんだけど、このシリーズの戦車やヘリは、数が多くて、的が小さくて、結構厄介なんだよな。

 そして本シリーズ、いきなり難易度が結構高め。敵のエイムが良くて、ガッツンガッツン被弾する。普通に毎ミッション腕がもげたりする。修理費と時間がかさむ。序盤からこれとは、この先が思いやられるな。

 操作や戦闘関係の現段階での所感としては、MW5Mのアクション部分は、ほぼMWOと同じだと思われる。そしてメック管理や時間管理なんかはBattletechとほぼ同じ。ここ数年の開発元のノウハウを融合させたというか、うまくリソースを再配分したというか、そういうゲームだ。

 だからMWOの現役勢なんかは、最初からかなりうまいこと操作できるんじゃないかな。私はMWOの操作感なんてこれっぽっちも覚えていないので、新兵の気分で遊んでいる。なので結構まだ操作がぎこちないけど、プレイヤーキャラクターとともに成長していこう。

MW5M: 部隊を引き継いだ

 さて、ここからはプレイのミニ報告、という形式をベースに進めていこう。

 さりとてBettletechの時にやったような、全ミッションの展開&あらすじを記録していく、みたいな更新形式はさすがに骨が折れるので、数シナリオに1回くらいのペースで、おおざっぱなストーリー展開と、その時の部隊状況なんかを更新していければいいかなと思っている。

 【ここまでの傭兵部隊】

 自機: Centurion CN9-A
 所有メック: 軽量級1、中量級1
 メック戦士: 1

 【あらすじ】

 西暦3015年。de Berry PrimeのCavalier基地で私、こと、Commander Masonは修理を終えた中量級メックCenturionの動作テストを、父Nikolaiの先導のもとで行っていた。テストは順調に進んでいったが、そこに現れたのは複数のドロップシップ。謎の敵が急襲してきたのだ! 敵の規模は圧倒的で、まともに戦えば壊滅は免れない! そんな状況でも、なんとか父Nikolaiが身を挺して囮となる間に、自機と部隊のドロップシップは宇宙へと逃げ延びることができたが、犠牲はあまりにも大きかった。

 そして謎の敵は「座標(the coordinates)」を渡すようにと父への通信で通告していたが、「座標」とは一体・・・。

 ってことで第1回報告だ。

 最初のミッションは、いつも通りのヤツ。チュートリアルからの逃避行。傭兵部隊の指揮権を得るまでを描く、定番の序章だ。

 要するに未熟な主人公が、整理された部隊を取得する理由を作るための演出ですな。傭兵部隊シリーズでは、傭兵部隊を運営しなければならないので、その立場を自然に得るためのなんらかのストーリー演出が、多くの過去作でも盛り込まれてきたのだ。

 例えばMW2Mでは親戚からの遺産相続だったし、MW4Mでは特に演出はなかったけど最初から指揮官、というような仕掛けだった。

 そして今回はというと・・・父親が殺されて引き継ぐパターンでした!

 でたー! 黄金パターン! MW4もそうだったし、昨年リリースのBattletechでもそうだった。そしてなにより、グレイデス軍団もやや変則的ながらそのパターンだった。バトルテック界における定番中の定番と言っていいスタート形式だ。

 このスタートは、傭兵部隊をまるっと引き継いでスタートできるうえに、1)襲撃されたピンチからの脱出、2)襲撃者への復讐、という強固な導線を最初から仕込めるので、いつも便利に使われている。

 しかし、開発会社がBattletechに続いて、ほとんど同じ展開をMW5Mでも持ってくるとは・・・。ちと手抜きじゃないのかねぇ。

 ってことで、初回のプレイはそんな定番の展開に終始した。

 プレイ自体の難易度は低く、チュートリアルレベルなので、慣れない操作ではあったけども、無難にこなせたんじゃないかな。

 定番の流れゆえに、まだ英語のダイアログの内容も、かなり想像ができるおかげで理解できる範疇だったし。

 しばらくは、そんな簡単なチュートリアルに毛が生えたような展開が続くのだろう。

MW5M: 継承権戦争が始まる

 MechWarrior 5: Mercenaries(MW5M)発売!

 ワー!ワー!パチパチパチパチ。

 メックウォーリアシリーズの最新作が、ついにリリースされた!

 前作MechWarrior 4: Mercenaries(日本語版メックウォーリア4傭兵部隊。MW4M)のリリースは2002年だったから、実に17年ぶりの新作だ。あまりにもめでたい。

 もう完全に続編のリリースはあきらめていたけど、MechWarrior Online(MWO)のリリース(とPiranha Gamesによる権利取得)あたりから潮目が変わったなー。去年はストラテジーゲーム版のBattletechもリリースされたし、今年はMW5Mだしで、バトルテック系PCゲームが往時の勢い・・・とまではいかないものの、その細い命脈を維持したことが非常にうれしい。

 今作の珍しいところは、純粋な無印のナンバリングタイトルを経ずに、いきなりタイトルにMercenariesとついているものがリリースされた、ということだ。

 従来作の例でいくと、MechWarrior 2と4にMercenariesのついたタイトルがあったものの、それらはMercenariesが付かない無印バージョンが出た後でリリースされる、いわば「番外編」というような立ち位置だった。

 ゲーム内容も、無印のMechWarriorシリーズはよりストーリードリブンな要素が強く、Mercenariesシリーズはストーリ要素が弱めな代わりに、傭兵部隊運営モードやフリーシナリオモードが追加される、というちょっと違った構成になっていた。

 個人的には、Mercenariesシリーズのほうが好きなので、MW5MがMercenaries系であることは望ましいんだけども、無印とMercenariesとで2度おいしい、みたいなボリューム感の水増しがないのは、ちょっと残念でもある。モンハンで言えばいきなり「G」がリリースされるようなものだ。

 ともあれ、やっとリリースされたMechWarriorシリーズの最新作だ。日本語版のリリースが未定なのが残念ではあるけど、英語版で何とか遊んでいこうと思うよ。