ついに満を持して、初心者島脱出用の船を建造し、新大陸に向かったのだった。
・・・そこは、家だらけの世界だった。
新大陸が狭いのか、それとも人が多すぎるのか。
おそらくその両方だと思うんだけど、とにかく新大陸は、所狭しと個人の領土が並ぶ、大都会というか、難民キャンプの様相を呈していた。ゴールデンウィークのオートキャンプ場だな、これは。
うーん、情緒もクソもないぞ。この100倍くらいの密度感がいいのになぁ。
つづく。
それがタイトルの「カルティストの剣士」だ。
こいつが強い。攻撃力がかなり高く、普通に殴られると3、4発で殺されてしまう。
こういうときはレベルを上げて挑めばよさそうなものではあるんだけど、初心者島にいるモンスターのレベルの上限の関係で、育てるにも限界がある。そして装備についても、資源の制限のせいでこれ以上の強化は望めない。つまり、戦術だけで攻略しなければならないわけだ。
そんな、難関だらけのラスボス戦を、必死にこなし、これを倒してきた。
勝利の戦術はズバリ、投槍によるカイティングだ。まぁ、基本と言えば基本ですな。殴られると痛いといえども、当たらなければどうということはない、というわけだ。
しかし言うは易し。実践するのはなかなか難儀だった。投擲レベルを上げたことで、スネア攻撃を使えるようになったので、それである程度は楽になったものの、そもそもカイティングを的確にやるには、操作性とラグの両面で厳しいゲームなので、難易度はそれなりに高い挑戦だった。
それでもなんとかカイティングで倒し切り、無事クリア。
倒したところで、さほどいい報酬があったわけでもないのが、労力に見合わない感じで残念だったけど、これで初心者島に思い残すこともなくなった。
初心者島脱出用の船をつくって、新大陸を目指すとしよう。
この手のゲームと常として、「初心者島はとっとと出たほうがいい」というのがあるのかもしれない(知らないけど)。
でも、なんとなく「初心者島でできることはやり切っておきたい」という気分になってしまったので、以下のような方針で、この3日間、Fallout 76やLoLと並行してほどほどにWT2を、初心者島に留まって遊び続けた。
方針は大きく2つ。
まぁ、普通と言えば普通だ。
で、この1つ目をし続けて、写真のように拠点が仕上がった。
炉に、るつぼ炉、粉挽きになめし桶と、いろいろと初期的な生産設備が出来上がった。
これ以上の進化のためには、どうやら「青銅」が必要なようなんだけど、そこが初心者島の進化の限界みたいだ。青銅を作るには錫が必要なんだけど、残念ながら初心者島では錫鉱石が見当たらない。たまに女神のなんちゃらで拾えるけど、安定的な供給はなさそうだ。
ということで、これにて初心者島での生産体験は打ち止め。クエストをすべてこなすことを意識した行動をとることにしよう。
なお、写真が前回とかなり似通ってしまったのは、似た写真しか取っていなかったからだ。スマヌ。
ゲームのジャンルというか特性は、前回も述べたようにUO + LiF。これはもうそのまんまなので、あまり付け足すこともない。
このUO + LiFというコアになる要素が面白いと思えれば、あとの要素は枝葉でしかない。荒野におっぽり出されてから、枝だと石で道具を作り、その道具で原始的な拠点を建て、そこでさらに進歩的な道具と設備に少しずつステップアップしていく。そういうことを面白く感じられれば、このゲームを楽しむ素質がある。逆に、こういう部分を面倒くさいと感じるようでは向いていないだろう。
それでいてまた、こういうチマチマした部分に、過度に期待してもだめかもしれない、というのがこのゲームの難しいところだ。確かにサンドボックス/サバイバル要素があるとはいえ、それはLiFやマイクラのそれに比べれると数段低い自由度、マゾ度に留まっているからだ。本格的なものに比べると、少し控えめの実装になっている。中途半端と言えば中途半端と言えなくもないのだ。
万人に受け入れられやすい、ちょうどいい匙加減を狙っているようには感じるけど、だからこそ、コアすぎる物を要求している人には、物足りない可能性がある。まぁ、その辺は実際にやってみないと、自分に合うかどうかはわからないかな。
操作性はまあまあくらい。少々ラグる時があるけど許容範囲。キーコンフィグがないのがマイナスポイント。このゲームは移動が左クリックかWASD、使用や攻撃は右クリックやEキーなんだけど、そういう部分をいじれないのは、ちょっともどかしい。
戦闘はたぶん浅い。そこが売りじゃないからいいんだけど、UOで魔法がないことを想像してほしい。近寄って殴るだけのゲームになる。だから相対的に、弓や投擲が強いかもしれない。この手のゲームの常といえば常だけど。あと、戦闘にはアクティブアビリティがいろいろあるようなので、その辺である程度は多様性があるのかもしれない。
UIは悪くない。日本語化されているという時点でかなり好感度が高いし、設計図の素材をどんどん逆引きしていけるのも便利。生産計画を立てやすい。
少し将来的に物足りなくなりそうなのは、装備における同種の別バリエーションがなさそうなところかな。同じ剣使いでも、シミター、ロングソード、レイピア、みたいにバリエーションが豊富だと、より個性を出せて楽しいと私なんかは感じるんだけど、そういう厚みが今のところはなさそうだ。剣、メイス、斧、弓、投げ槍、というくらいしか住み分けがない。この辺はアップデートに期待だろうか。服装とかはどうなんだろうな? まだわからないこともいっぱいだ。
もう一つ先の不安があるとすれば、私がやや出遅れスタートだということ。発売後1週間くらいのスタートになってしまったので、すでに先行している人が城主の時代なのに、私はまだ原始時代、というような状況だ。今は原始時代民しかいない初心者島にいるから格差を感じないで済むけど、本島にいったら、いい土地はすでに占領されつくしているわ、文明レベルが違うわで、打ちのめされるかもしれない。
ま、そうなったときのことは、そうなったら考えるとしよう。
久しぶりのMMO!
久しぶりの銃火器のない世界!
・・・そんなゲームをはじめてみたので、しばらく記録していきたい。
Wild Terra 2: New Lands(WT2)は、3DクオータービューのMMO/サンドボックス/サバイバル/RPGと言ったようなゲーム。私のゲームキャリアからたとえて言うならば、Ultima OnlineとLife is Feudalを合わせたようなコンセプトのゲームだ。たぶん。
UOのような見下ろしスタイルで、ただ今どきのゲームなのでカメラはぐりぐり動かせる。RPG的な戦闘要素やクエスト要素もある。ただし魔法のような超自然的な要素はないと思われる。
そしてLiFのようなサンドボックス/サバイバルゲームの要素。建築や農耕、鍛冶に皮革加工などを、かなり高い自由度で行えるようだ。
地面を削って地形を変える、というほどには自由ではないようだけど、自分の土地の中に、好きな配置で建築物や家具を置いていけるくらいには自由度が高いみたい。
ってことで、まずは焚火で焼肉を焼いて食べてみた。やはりここからでしょ、基本は。
Hmm.. smell good.