LiF: 穴掘り修行

 穴を掘りまくった。

 別に鉱業に従事したいわけではないんだけども、なんとなく穴を掘りだしたら止まらなくなってしまった。そこで、せっかくだから、ある程度この機に穴掘り(Diging)のスキルを上げてしまおう、と思った次第だ。

 結果から言うと、これでDigingは29.99まで上がった。しかし、そこで突然、成長が止まってしまった。

 話を聞くに、これ以上上げるには、Digingの親スキルであるところのArtisanを60以上にしなければならないらしい。

 そんなシステムだったのか・・・。早く言ってよぉぉぉ。

 ってことで、写真のようにかなり頑張って穴掘りにいそしんだんだけど、ここであっさりと廃業してしまった。Artisanを上げるまで、穴掘りとはお別れだ。

 そしてArtisan。・・・これが、なかなか上げにくそうなんだよなぁ。移動やクリック操作を頻繁に伴う行動でしか上げられない。一か所にとどまって、黙々と反復するような上げ方にはならない。手間暇がかかりそうだ。

 こんなことなら初期スキル振りでArtisanにたくさん降ればよかったかもしれないな。他の親スキルは、もう少し簡単に上げられるイメージだよ。

 ともあれ、いまさら言ってもしょうがない。中世生活(まだ原始だけど)を楽しみつつ地道に上げていきますか。

LiF: 狩猟解禁

 はじめての狩猟をした。

 事の始まりは拠点そばで穴掘り遊びに興じていた時のこと。

 「そっちにイノシシがいったぞー!」

 という声が聞こえてきた。

 と同時に響いてくる動物の足音。ズダダッ、ズダダッ、ズダダッ。やたら足音がでかい。これは近いんじゃァないか?

 そう思ってつるはしを持ち上げ、周りを見渡すと・・・おお、いる。いるぞ! イノシシが私の採掘現場のすぐそばで、こちらをじっと見つめていた。

 これは・・・狩るしかねぇ!

 そう決意した私は、とりあえずつるはし片手に、勇猛果敢に殴りかかってみた。どぅりゃ!

 が、全然効かない。いや、効いてるのかもしれないけど、よくわからない。イノシシは涼しい顔をしているように見える。

 そしてイノシシの反撃が痛い! 防御力皆無の半裸原始人としては、イノシシの攻撃は痛すぎた。イノシシの突撃数回で一気にヘルスが20%を切ってしまった。これはまずい。逃げよう。

 背中を向けて、脱兎のごとく逃げる私。その瞬間、一緒に殴りに参加していた友人が、視界の隅でイノシシに殺されていたように見えたけど・・・まぁ気にしないでおこう。今は我が身大事だ。

 しかしいったん逃げ回ってみると、案外動物のAIは馬鹿だということが分かった。うまく誘導すると、掘っていた穴や、盛り上げた土、建てた小屋などに引っかかって立ち往生する。かつて原始人はマンモスを崖に追い落として狩ったというが、それに近い状況がここにあった。

 これは・・・勝機!

 上手く地形にひっかけたところで、ごそごそと投石器の準備をした。そして遠隔攻撃だ。ブーン、ブーン、シャッ! ゴスッ! おお、当たる! 君はゴリアテ僕ダビデ。スリング祭りの開催だ。

 そんな風にして何発かイノシシに石をぶつけてやると、イノシシはだいぶ弱ったらしく、地形に引っかかるのをやめて、逃げ出し始めた。

 ふっふっふ。完全に立場は逆転だ。

 逃げるイノシシを追いかけて、なおも投石を続ける。腕の問題なのか、スキルが足りないのか、何度か弾があさっての方向へ飛ぶこともあったものの、何発かの命中弾を与えることに成功し、ついにとどめを刺すに至った。

 ゆっくりと地に倒れるイノシシ。おおお。やった。

 このゲームで初めて狩猟を成功させたぞ。なるほど、こうなるのか。イノシシの死体から、肉、皮、骨を回収し、いろいろと納得しながら、拠点に戻ったのでした。

 こうやって1匹狩ったくらいで一喜一憂できるいまのうちが、一番楽しいんだろうなぁ。

LiF: 最初の我が家

 小屋を建てた!

 公式ムービーの「最初の家の建て方(How to Build Your First House)」を参考にして、試行錯誤すること1時間余り。なんとか「小さな小屋(Tiny Shack)」を建立することができた。記念すべき最初の我が家だ。めでたい。

 これでたとえ死んだとしても、ランダムに世界のどこかに飛ばされることなく、この家に復活するようになったはずだ。昨日せっかく走りに走って、やっとの思いで友人と合流したのに、うっかり死んでまた走り直しになるのが、とにかく怖かったから、まずは拠点をと、最優先で家を作ったのだ。

 これでやっと安心して中世生活の試行錯誤に入れるというものだ。

 ちなみに家を建てるまでのステップは、おおむね以下のような感じだった。

 1.木から枝(branch)を集める
 2.地面から繊維(plant fiber)を集める
 3.地面から火打石(flint stone)を集める
 4.枝、繊維、火打石で、原始斧(primitive axe)を作る
 5.枝、繊維、火打石で、原始槌(primitive hummer)を作る
 6.枝、繊維、火打石で、原始のこぎり(primitive saw)を作る
 7.枝、繊維、火打石で、原始シャベル(primitive shovel)を作る
 8.建築予定地を決める。できるだけ平坦な場所を探す
 9.原始シャベルで建築予定地の地ならしをする
 10.原始ハンマーで小さな小屋(Tiny Shack)の建築を開始する
 11.大きな木を探して原始斧で伐採する
 12.伐採した丸太から原始のこぎりでlogを切り出し建築現場に投入する
 13.伐採した丸太から原始のこぎりでboardを切り出し建築現場に投入する
 14.地面から繊維を集めて建築現場に投入する
 15.完成

 うーん、これしきの小屋を建てるだけだけど、なかなかステップが多くて大変だったわ。

 1番面倒くさかったのは、9.の地ならしかな。最初、コツがつかめなくて、苦労した。というか、高さを揃えればいいのかと思っていたんだけど、高さを揃えたうえで、Flatコマンドで整地して「緑」にしないとダメなんだね。そこに気が付くのに時間がかかった。

 ともあれ、愛すべき我が家だ。ここから徐々に文明化していきたいんだけども、この次はどうしたものかな。

LiF: 原始人からの中世ライフ

 Life is Feudal: MMO。

 中世欧州を再現する、MMOサンドボックスゲームだ。そのオープンベータテストが始まったので、1日遅れくらいで少しだけ参加してみた。

 ちなみに、このオープンベータテストは、いわゆる「有料ベータ」のようだ。製品版のパックを買うか、MO版のLiFを持っている人しか参加できない。「オープン」なのかといわれると微妙なラインだ。

 私の場合MO版を持っていたので、その権利で参加してきたということになる。そうでない人は、最低で3000円強の投資が必要なようだ。ちょっと他人様にはおススメしにくいのが残念だ。いまのところ3000円の投資に見合うかは明言できない。

 プレイを開始すると、まずキャラメイクから始まった。

 キャラメイクでは人種、皮膚の色、顔、化粧、髪型、髪の色、髭、髭の色、といった見た目の設定。それにステータス値、生産スキル値、戦闘スキル値の初期値の設定。といったことを行う。

 見た目は、どの項目も用意された3パターン程度の中から選ぶだけなので、組み合わせそのものはいろいろできるものの、似たり寄ったりの見た目にしかできない。どうあがいても小汚い生き物しか出来上がらないので、努力は無駄だ。

 一方、ステータスやスキルのほうは、よくわからないな。どの数値が何に影響するのかがわからないので、どうしていいのかよくわからない。せめてマウスオーバーしたら、簡単な説明文くらい出してほしいものだ。「こいつは物知りにしよう」とか「こいつは職人っぽくしよう」という、自分のイメージになんとなく沿わせられる程度だ。

 キャラメイクが終わると、いざゲーム開始となる。

 ゲームが始まると、まず初心者島に転送される。そこでチュートリアルに従って、移動、調査、採取、加工、といったことを覚えていく仕組みになっているようだ。

 ただ、あんまり初心者島で頑張っても、メインランドに移動すると、持ち物はいったん没収されてしまうらしい。なので操作を覚えたら、あまり初心者島で頑張らずに、速やかにメインランドに移動したほうがいいようだ。

 こういったことは、先行してプレイしていた友人に教わった。そしてこの日は時間もあまりなかったので、この友人に出会うことを目標にプレイしたんだけど・・・。

 これが、なかなか会えない。

 世界が広いうえに、メインランドのどこからスタートするかがランダムという仕様だからだ。今回は幸いにも、スタート地点自体は比較的近かったものの、それでも1時間近く走って、やっと巡り合えるというありさまだった。カラナ平原も真っ青。これは、広いわ。

 海岸沿いの彼方に、こちらに走ってくる友人の姿を見た時には、感動したね。「おおお、やっとか!」「いたー!」。そして出合い頭に右フック! どぅりゃぁ! あちらも反撃! どぅふ!・・・ふふ、与ダメージでは勝ったぜ・・・。

 しかし・・・うーん。

 感動の対面ではあるんだけど・・・間近に寄って並んでみると、二人ともルックスがひどいな。半裸に胸毛ぼーぼー。中世どころか原始人に近い。このままでは、とても自キャラを愛せない。はやく文明化して服や持ち物を整えなければ。

 そんな思いを胸に、中世生活初日は合流するだけで幕を閉じたのでした。今後は、本拠地を決めて、本格的に集落の造成開始・・・かなぁ。

WF: Power Leveling

 いつものように1人でパンパンとピストルを撃ちながら、地道にミッションを進めていると・・・。

 突然目の前に、分身4体を従えた派手な宇宙忍者が現れた。

 かつてWarframeを重度にプレイしていたという友人が、様子を見に来てくれたのだった。

 で、しばらく一緒にプレイをしたんだけど・・・。

 次元が違った。

 とにかく攻撃力が違いすぎる。私がマガジン1ラウンドかけて倒していた敵を、たった1発で倒す勢い。それどころか、1発で敵を数体倒してさえいる。戦闘効率が30倍違う。正直、「結構強いんだろうな」とは思っていたんだけど、予想していた強さとは桁が違った。

 ソロで1体1体丁寧に倒しながら、十数分かけてゆっくり進めていたミッションが、戦闘をしているふりをしながら、暴れている友人について行くだけで、ものの数分で終わっていく。そして経験値はそれでも入ってくる。おいしい。

 おかげで、もともとフォボスまでしか到達していなかった状態から、たった1日でケレスを通過して木星の入り口にまで到達してしまった。

 そこに至るまでの私の貢献度は推定5%。まごうことなき寄生。「パワーレベリングされている人」状態。でもいいのだ。うへうへ。

 ただ、ここで1つ行き詰ってしまった。最短距離で駆け抜けてきたせいで、エリアの進度にキャラの成長が追い付いていないようなのだ。

 木星へのジャンクションを抜けるためには、ソロでガーディアンを倒さないといけないんだけど、これに勝てない。力が足りない。

 いったん通過してきたエリアに引き返して、少々修行をしなおさないといけないみたいだ。とほほ。