日記: 3月24日 (2004年)

 今日もネタがないので、昨日の日記のコメントへの返事のようなことで間を埋めよう。

 昨日の日記を受けて、「お気に入りのチームなら『ひいきの選手を残しながら最強を目指す』という目標が出来るのでまずどこかのサポーターになりましょう」と言われた。

 これを見たとき、これこそが一般人や特定チームを応援しないサッカーファンと、いわゆるサポーターの決定的な差なんだな、と思った。

 たぶん、一般的人や、少しだけサッカーに興味がある人、代表限定ファン、なんかは選手個人にしか興味がないんだと思う。そして現状、これが日本のサッカーファン(上記の代表限定ファンなど、軽度の人も含む)の大多数なんだと思う。

 もっと具体的な例を挙げれば、ベッカムファン。こういう人は、ベッカムがマンUにいれば、マンUを応援し、ベッカムがレアル・マドリードに移れば、レアル・マドリードを応援する。チーム自体への愛着は、驚くほどない。というか、たぶんベッカム以外にマンUの選手を知らない。ニュース番組における、海外リーグでプレーする日本人情報なんかも、所属チームの動向はまったく報道されず、選手のみを報道している。フェイエノールトやフルアムのリーグ順位を放送しているのなんて、まるで見たことがない。一般人にとって、チームの成績なんて興味がないのだ。興味のある選手の、当地における評価だけが気になる。

 でも欧米なんかだと、例えばベッカムの両親は、息子がいなくなっても熱狂的なマンUサポーターだそうだ。また日本でも、プロ野球ファン、巨人ファンなんかは、やはり選手自体よりチーム自体を応援対象としてみているように思える。プロ野球ファンで、移籍した選手についていって、別球団のファンに転向するというのは、むしろまれな例だろう。

 ようするに、そのスポーツが、そのコミュニティに、どれだけ根付いているかの差なんだろうと思う。サッカーはやはり日本ではまだ野球ほどに根付いていないのだ。また、欧米ほどに根付いていないともいえる。当然だけど。

 ひいきのチームを見つけだし、そのチームのいいところや好きなところを自分なりに発見する努力をし、継続的に応援していくするという、初期段階でかなりの労力を必要とする行動を、多くの人が行うような段階にはなっておらず、わかりやすいヒーロー数人を追い求める状態になってる。そして、私も基本的にはそういう一人だ。

 そういう一人であるところの私にとって、弱いチームで「ひいきの選手を残しながら最強を目指す」というプレイをすることと、もともと強いチームに「ひいきの選手だけを金で買って入れる」というプレイをするのは、あまり変わらない印象に思えてしまうのだ。結果的に布陣が同じなら、どのチームでやっても差が感じにくい。いうまでもなく、チーム自体にはあまり愛着がないからである。

 ってなわけで、長くなったけど、どこかのサポーターになれ、というのは至極もっともな解決策であることに、全く持って異議ナシであります。でも、どこかのサポーターではない現在、無理でもあります。

 ま、とりあえず、最寄りのJリーグクラブはFC東京なので、今シーズンはFC東京を注目していこうと・・・あんまりまだ思ってません。BWAHAHAHA。

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