VGβ: TWβ03「地上へ」

 やっとMekalia(ノームの故郷の町)の中心部に到着できて、感激の私。RivervaleのDuptyを髣髴とさせるおニューのオヤジベスト(なぜベスト・・・)に着替えてご満悦である。


 ところでここへきて、初めて買い物をしたわけなんだけど、売買のシステムが少し普通と違うことに気がついた。買うほうは、まあ普通に買うだけなんだけど、売るほうがEQ等と比して特殊な感じなのだ。

 ベンダーのウィンドウが開いている状態で、自分の所持アイテムを右クリックすると、そのアイテムがいきなり売られてしまう。右シングルクリック1発で売られてしまうというのは、なかなかに怖い。しかし、売られたアイテムは、消えてしまうわけではなくて、ベンダーのウィンドウの「Buy Back」という買戻しウィンドウにストックされるのだ。「Buy Back」の中には、アイテムの買戻し価格が表示されていて、その分のお金を持ってさえいれば、すぐに売ったアイテムを買い戻すことが出来る(売値と買値が等しいかは未検証)。要するに、「アイテムを売る」という行為がほぼないに等しくて、かわりに、「アイテムを質に入れる」という行為がある、という印象なのだ。しかしこのシステムだと、そのうち「Buy Back」がパンクしてしまう気がするんだけど、時間で消えるのだろうか。うーん、まだまだ謎は多い。

 さて、Mekaliaの各施設にアクセスできるようになったら、いろんなクエストをくれるNPCに会うことができるようになった。これまでの、ほぼ1本道なクエストに比べて、「なにをするか」という選択権をようやく持つことが出来て、1人前の人権を獲得したような感さえある。

 その中のひとつ、一連の初心者クエストの「だれだれに会え」で会うことになった、偉そうなノームのオネーサンからのクエストが興味深かったので、これをやってみることにした。

 クエストの内容は、「地上へ行け」というもの。正確には、地上にあるノームの前線基地のようなところへ行くという内容だ。

 ああ、ついにこの暗い洞窟の街を抜け出して、日の光を拝むことが出来るのか! こんな薄暗いクソッタレ洞窟からはとっとと抜け出すぜ! と、地底の民たるノームにあるまじき太陽崇拝をしつつ、いざ地上を目指して出発だ。

 クエストを受けたのは、誕生地点から最も近い建造物である、街外れの建物の中。幾名かの売り子と、いろいろな事務所や詰め所がある、雑居ビルのようなものだ(本当か?)。

 そこを出て、脇にあった街灯の設置してある安全なトンネルを進んでいく。Mekaliaはいかにも地底の町といったつくりで、建物のあるいくつもの広いドーム状の地底空間が、細長いトンネルでつながっているという構造になっているようだ。

 しばらく進んでいくと、街の居住区のようなドームに出た。なんとなくここが、Mekaliaの繁華街という位置づけの場所っぽいけど、それにしてはずいぶん暗くて寂しげだなぁ。ノームの目のよさ(?)や、地底の街であることを考えれば、この暗さが自然な設定なのかもしれないけど、故郷に賑わいがないように見えるのは、ちょっと悲しいものがある。

 少し見回してみると、ここでもなにやらクエストを受けたり、いろいろできることがありそうだ。だけど、今は地上への道を急ごう。見て回りたい衝動を抑えつつ、先を急ぐ。

 居住区のドームを抜け、さらに進んでいく。次に到着したのは、我らがUnderkingの城のあるドームだ。Underkingとは、たぶんGnomeの王様であろう。良く知らないけど、勝手にそうだと決め付けて、とりあえず崇拝しておく。ハハーッ。

 心の中でUnderkingの城に一礼をして通過し、さらに進む。どんどんどんどんトンネルを進んでいくと、ついに日の光が見えた! 地上だ!

 地上に出てみると、そこは南国風の植生と砂っぽい大地が広がる荒野だった。なんとなく勝手に、出た先をEQのSteamfontのような緑の世界だと考えていたんだけど、そういえばMekaliaのあるQalia大陸は、アラビアンナイトの世界だったなぁ。当然砂漠っぽいわけだ。

 しかし、さすがに外は眩しいな。Mekaliaの中では必須だった魔法の灯りを消し、しばし周囲の景色を観察する私。砂漠が舞台ということで、少し殺風景なのは否めないけど、すごく広さを感じさせてくれるフィールドだ。初めてコモンランドに行った日を彷彿とさせる何かがある。

 視界には、クエストの目的地らしい前線基地と、ダンジョン風の洞窟の入り口が見える。とりあえず、目の前の前線基地でクエストを終わらせるとして、その次はなにをしようか。とりあえず延々と突き進んでいって、死ぬまで世界を見て回るのもいいし、Mekaliaでやり残したことをするのもいいかもしれない。

 世界の広さにやや呆然としながら、今後の身の振り方を考えては、興奮する私なのであった。

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