カテゴリー別アーカイブ: Vanguard英語版β

VGβ: β終わって

 Vanguardのオープンβテストが終わった。あとは日本時間1/27未明の開始を待つばかりだ。

 最終日には、なにやらおもしろイベントが多数催されたようだけど、最近多忙な私は、参加することができなかった。まぁ、仕方がない。βテストに参加できただけでもヨシとしよう。

 これでこのVGβ関連のエントリーも終了だ。ということで、最後にVGのインプレッションでも述べようかと、エディタに向かってキーを叩き続けた。・・・んだけども、調子に乗って書いていたら、コンピューターRPGの歴史をさかのぼってまでして述べまくるという、とんでもない駄文長文になりかけた上に、そのくせ結論が「まだわからん」という、しょーもない内容になってしまったので、途中で推敲も掲載もやめた。黒歴史行き。

 まぁとりあえず、今の時点では「VGをしていないときにVGをしたいと思っている」ので、きっと面白いのだと思う。これが、EQクラスの衝撃を与えてくれるか? とか、WoWクラスのヒットをかますか? とか言われると、多分そうはならないと思うんだけどね。

 でも私ことNezの個人的なランキングからすると、現時点でさえ、AC、AO、SWG、を凌ぐ。DAoCの域に達するかはまだわからないが、きっとEQ2には比肩しうるだろうと感じている。

 ならば製品版に手を出すに、ためらう要素はないだろう。未完成も味わいだと思い込もう。きっとよくなると盲信しよう。MMORPGでもっとも大切な要素は、間違いなく「旬」なのだ。5年目のEQより、初日のAOのほうが面白い。1ヵ月後に飽きていても、その1ヶ月の楽しい記憶は、たかが数千円を上回るはずだ。

 ってなわけで、製品版Vanguard: Saga of Heroes。
 サーバー名Targonorで、ボクと握手! マジで握手!

 なお、私はHalfling WarriorまたはRogueで行くつもり。いまだに悩んでる~。

VGβ: TWβ10「飛び級体験」

 今回は画像なし。画像があれば面白いようなこともあったんだけど、環境の都合でまるで撮れなかった。トホホ。

 βテストも最終日が目前になり、いろいろな実験的イベントが催された週末だった。基本的にアメリカ時間に合わせた開催だったんだけど、週末ということもあり、そのいくつかに参加することが出来た。その様子というか、雑感を述べる。

 ・グリフィン試乗イベント

 無料でグリフィンを売るNPCベンダーが街に現れ、誰でもグリフィンに乗れる、というイベント。グリフィンといえば、VG界のフェラーリ、またはポルシェ。それに乗れるとあらば、乗らないわけにはまいりますまい。

 ってなわけで、私も早速乗ってみた。

 ベンダーからグリフィンを受け取り、飛行騎獣スロットに入れ、乗る。操作がよくわからなかったんだけど、上を向いてジャンプを連打すると、空に舞い上がったることができた。テキトーにスペースバーを連打して浮いただけなので、正確な操作方法は不明だけど、まぁ飛べばいいだろう。浮いたあとの操作は、ほぼ水泳のそれと同じだった。操作はマウスルックで操作したほうがしやすいけど、矢印とPageUP/DOWNだけでも操作は可能だ。EQで水泳が苦手だった人は大変かもしれない。

 空高く舞い上がり、眼下に街や荒野を見下ろすのは、純粋に気持ちがよかった。また純粋に乗り物としてみたときの移動性能も、時折視界にはいる危険な飛行生物(ドラゴン、ドレイク等)に気をつけさえすれば、徒歩はおろか、騎馬ですら足元にも及ばないものがある。まさに、極上の一品だ。

 ・・・なんだけど、これをベータで味わいすぎるのは、大変危険な気がした。世界の広さが著しく狭まり、一歩一歩自己世界を拡大していくという、MMORPGの初期にしか味わえない快感を、大きく損ねることになるに違いないからだ。

 なので、故郷の街の上空を少し旋回して遊覧飛行を楽しんだあと、すぐに飛行テストをやめることにした。この続きは未来の夢に取っておこう。・・・そこの君、「お前はグリフィンを自力で取る前にどうせ飽きる」とか言うな!

 ・Lv30イベント

 名前どおりそのままズバリ、Lv30にしてくれるイベントがあった。WAR、ROG、DRUで試そうと思ったけど、最初に試そうとしたDRUをLv30にした時点で、レベルを上げてくれるNPCが消えてしまい、WARとROGは試せなかった。WARとROGが本命だったのになぁ。

 テストプレイとしては、Lv30が大勢い過ぎるのは望ましくないらしく、機会が非常に短いイベントだった。まぁ、仕方がないか。

 というわけで、Lv30DRUを少し試した。

 主要能力は、DD、DoT、AEDD、Heal、Buff各種、DS、Levi、SoW、そして狼変身など。基本的にはやはりダメージ係なのかな? ダメージスペルが豊富で、特殊な数値を溜めて打つDDなどは、かなりの威力のようだった。エフェクトは雷系だけは格好良かったけど、あとは地味というか平均的だったかな。Starfallなどは、どんなかっこいい隕石が落ちてくるかと期待して撃ったのに、すごくちんまい小石だった。アイスコメットを見習えと言いたい。

 移動系のスペルに関しては、かなり便利になる印象だった。水平方向の移動は文句なしだし、垂直方向の移動も、時間さえかければかなりの急斜面も上っていける、という具合。EQで植えつけられた「DRU=移動のエキスパート」のイメージは健在といったところか。SoWは騎馬状態でも僅かながら効果があるので、騎乗動物の普及によっても、有効性が完全に失われることはなさそうだ。

 でも、土地勘もろくにないところで、いきなりLv30キャラで放り出されても、一歩一歩進めないので逆にやりにくい。面白くもなんともないな。

 ってことで、レベル1桁の小動物相手に、テキトーにDDを乱射して、暴君プレイを楽しんだあと、あっさりとプレイをやめてしまった。テストプレイヤー失格。

 と、まぁ以上かな。

 結論としては、いきなり強くなっても、大して面白くないということがわかった(当たり前だ)。もう数日で消えるキャラを育てる気力もないし、あとは本稼動待ちですなー。

 種族はHalflingになりそうだ。
 クラスはどうしよう?
 サーバーはどうしよう?

VGβ: TWβ09「ボンボヤージュ」

 βテストであんまり必死になってキャラを育ててもしょうがないだろー。

 という生来の根性無し魂を活かした怠け心を発揮して、早速別のキャラに浮気をした。

 今度作ったのは、私の中のVanguard種族ランキングにおいて、Gnomeと双璧を為す存在、Halflingだ。クラスはRangerにしたけど、こっちはこれといって特に意味はない。二刀流のモーションを見たかった、というのが最大の理由という、かなりいい加減な選択だ。

 さて、このキャラを作ったのには、上記の怠け心のほかに、もう1つ理由がある。β中にぜひとも試してみたかったことを試すためだ。

 すなわち、「大陸間移動」である。

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VGβ: TWβ08「交渉カード」

 VGには、MMORPGでありがちな冒険、生産というスフィアのほかに、「交渉」というスフィアがある。ゲームの背景世界のコミュニティにおける地位を、口八丁でもって高めていくというようなゲームの1要素だ。

 交渉のプレイは、NPC相手の対戦型カードゲームによって行われる。いわばVGのゲーム内ミニゲーム、のような存在だ。

 この交渉、やったことがない人には今ひとつどんなものなのか、ピンとこないと思う。かくいう私もそうで、やるのが面倒くさかったんだけど、やってみたら実に単純なルールのゲームだった。

 最近はこの交渉の過程で、最低ランクとはいえウマが手に入るという情報がいきわたり、数日前に比べて、格段に交渉をしている人を多く見かけるようになったような気がする。とはいえ、いまだに手を出しかねている人や、ベータに参加していない人にとっては、交渉スフィアは、やはり謎の存在であるに違いない。

 ってなわけで、ちょっとその内容を紹介してみようと思う。

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VGβ: TWβ07「Qa河岸徘徊」

 Qa河を越え、というか潜り、ワニとの死闘を制した私。大都市Khalの観光に行くのもいいかな、と思ったけど、人ごみのラグでストレスがたまるのも億劫だったし、スタートタウンはクエストのレベルが微妙かもしれないと判断して、そのまましばらくこの近辺に居残って、周囲のクエストをこなすことにした。

 KhalとNeamsogの間には、Raiaという村がある。規模としてはEQのジプシーキャンプ程度の、実に小さな村だけど、そこで低めのレベルのクエストがいくつかもらうことができた。ちょうどKhal生まれのキャラクターを操る友人(Mordebi/Diciple)も、Raiaの村のクエストをしているところらしいので、このクエストを一緒にやることにした。

 クエストは、Raiaの村の南にある塔の周辺のNPCを退治したり、その塔の最上階にいるNPCに物を届けたりといった内容だ。

 早速、塔の周辺に行き、私からすると弱すぎる部類に入るNPCをしばき倒したあと、塔の最上階に上っていった。するとそこには・・・

 なんか親近感を覚える名前を持ったNPCがいた。

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