カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2010年02月

日記: 2月25日(2010年)

 ふとしたことでこんな話題になった。

 「子供のころチーム分けをするためにグーとパーで決めるとき、掛け声はなんだった?」

 これがずいぶんと地域色が出るらしく、思いのほかみんなばらばらの掛け声を使っていた。そういえば、大学以降になると、いろいろな地域から人が集まっているせいか、こういうチーム分けをするときの掛け声をなんというべきか、自分の地域色を出していいのか、ちょっと躊躇するようになったような気がする。

 さて、そんな私の幼少期はなんと言っていたかというと・・・

 「ぐっぱーじゃす!」

 だ。1回目で決まらない場合は、以降ひたすら「じゃす!」「じゃす!」「じゃす!」。

 インターネットで検索してみると、私の郷里以外でも、案外グッパージャス勢は多くいるようだ。傾向としては東京周辺部に多いらしい。高校の頃はこれに加え、グットッパ勢がいたように思うけど、そもそも高校にもなるとチーム分けをする機会が激減してくるので、傾向を見るほどの統計は取れそうにない。よって私の中では、チーム分けの掛け声に関しては、「ぐっぱーじゃす!じゃす!じゃす!」が唯一にして正統にして正義であると言える。

 そのほかいろいろな言い方を検索で見たけども、どう考えても「ぐっぱーじゃす!」がかっこいいね。ジャス、ですよ、ジャス。どこか舶来の風も感じるこの掛け声の勢いは最強といわざるを得ない。

 さぁ、あなたも、ぐっぱーじゃす!

日記: 2月24日(2010年)

 久々に買った小説、「亡命者―ザ・ジョーカー(大沢在昌:講談社文庫)」を読んだ。

 本書の内容を、ジャンプ黄金世代に判りやすく言えば、年食って硬派なシティーハンター、というようなライトなハードボイルドものの短編集だ。ハードボイルドではあるんだけども、重苦しい雰囲気が少なく、ストーリーもテンポよく進むので、さらっと読み進めることができた。これといって傑出したところがあるような作品ではないんだけど、誰が読んでも楽しめる作品だと思う。高級フランス料理店ではなく、普通のおいしい定食屋、というような敷居の低い良作というところかな。

 最近活字離れが著しい私には、こういう肩の力を抜ける作品がベストマッチだった。シリーズの前作である「ザ・ジョーカー」も面白かったので、間違いなかろうと思って買ったんだけども、予想通り間違いなく楽しめた。オンラインゲームの話なんかも出てきて、「古くさいジャンル」のハードボイルドが、現代のカルチャーと融合しているのが、私などには実にツボだった。

 同時に同著者の有名シリーズ最新作「狼花―新宿鮫9」も購入したので、あとはこっちを読み進めるとしよう。これはジョーカーシリーズよりも、ちょっと重いし、それ以上に分厚いので、時間をとらねばなぁ。もう少し暖かくなったら、キャンプに持っていくのもありかな?

日記: 2月23日(2010年)

 第2回エムエムオフ会を開催、無事終了した。

 参加人数は前回と同じメンバーで4人。なんかこう、ただ単に友人と集まって飲んだ、というような規模だけども、まぁ、それもいいだろう。次回は人が増えるのかなー? 増える要素がないかなー?

 私は集合時間の30分前に到着してしまったので、駅前にちょうどあったイングリッシュパブでギネスを1パイント頼み、ちびちびとやって時間をつぶすことにした。こういう店は、オフ会のような宴会には向かないけど、1人2人で飲むにはいいよなー。ギネスやエールが好きな私としては、自分の生活圏内にもパブがほしいところだ。

 本当はつまみも頼みたかったんだけど、その後があるのでぐっと我慢して、ギネス1杯だけで時間をつぶした。

 やがて集合時間がきたので集合場所へ移動。ほぼ定刻どおりに無事メンバーが集まったところで、予約しておいた店に入った。前回は予約をしていなくて、散々な目(?)にあったんだけども、今回はしっかりと計画的に実施したので安心の入店だ。

 店はもつ鍋メインの和風居酒屋「もつ福」。掘りごたつ形式の席で、混雑時にはやや窮屈そうな間取りだった。だけどこの日は火曜日ということもあって、店内にはずいぶんと余裕があり、6人席に4人で陣取らせてもらって、ゆったりと過ごすことができた。

 料理は、名物のもつ鍋をはじめ、T8食料の「クルマエビのお頭カリカリ揚げ」風おつまみや、クエストアイテムの「ピリ辛シッサー春巻」風おつまみなどを賞味。やや終盤は脂っこさにやられつつも、リアルEQ2雰囲気を楽しく醸し出せたりもして、おいしくいただけた。

 わいわいと益体もない話に花を咲かせ、夜は更けていった・・・。

 ってことで、第2回も無事完遂。3ヶ月ペースくらいでいこうかと思うので、次回は5月くらいかな? だんだん公募するオフ会というよりも、友人間の定例会になりつつあるけども、次は新しい風が吹くといいな!

日記: 2月21日(2010年)

 遥かドイツから、はるばる海路で我が家に荷物が届いた。

 届いた荷物とは、SW-Motech社のトップケースホルダー、Alu-Rackだ。

 今年は愛車を購入して3年になり、ちょうど最初の車検を迎える年にあたる。キャンプツーリングを始めた去年、バイク関連で唯一抱いた不満は、積載性の低さだった。だから積載性の不満を軸に、このタイミングで買い替えを検討するのもひとつの手だったんだけども、いろいろ悩んだ末に、買い替えではなく、カスタマイズをする道を選択した。

 ってことで、旧愛車で使用していたHepco&Becker社のトップケースを設置するために、SW-Motech社のトップケースホルダーAlu-Rackを注文した次第。この辺のことについては、鍵屋の話をしたときにも少し触れたと思う。ここでホルダーをHepco&Becker製のものではなく、SW-Motech製のものにしたのは、箱をつけていないときのルックスが、こちらのほうが良いと思ったからだ。

 さて、無事に荷物は届いた。あとは設置をするだけだ。旧愛車の時には自分で設置をしたけれども、今回は面倒くさいのでバイク屋にお願いして設置してもらおうと思っている。やや面倒くさそうな加工が必要な箇所もあるし、旧愛車ほど「どうなってもいい」というようなボロさではないから、未熟な自分で手を下すのが怖いのだ。

 さーて、春に向けて少しずつ始動してきて、テンションもあがってきたぞう。

日記: 2月16日(2010年)

 鍵の話の続き。

 さて、訪れた鍵屋。カウンターの向こうには、想像よりもだいぶ若い店主がいた。鍵職人ということで、勝手に60歳くらいの偏屈なオヤジをイメージしていたんだけど、せいぜい30台後半から40歳くらいのオッサンだった。

 カウンターに歩み寄って鍵を見せ、合鍵が作れるかと私が聞くと、店主は「大丈夫だと思いますよ」と即答した。その顔にはまるで不安の色がない。おお、これは心強いな! さらに「これは何の鍵ですか?」と聞かれたので、バイクのトップケースのものだと言うと、「ではそれを持ってきてください」とのこと。なんでも、鍵は作れると思うが、鍵をつくり、それを持って帰った後で、万が一鍵が合わなかったら二度手間になるので、この場で開閉テストを行い、完璧なものを渡したい、と言う。なんという職人魂。

 私はいったん家まで引き上げ、トップケースを持って鍵屋に戻った。そして、合鍵の作製を依頼すると、わずか5分で合鍵が完成してしまった。ずいぶん早い。どうやら、トップケースを持って帰っている間に、ちょうどいい鍵のベースを選定しておいたらしい。鍵を預けておいたわけではないので、上記のやり取りの中で触った記憶だけをたよりに選定したのだろう。このあたりも、さすがの匠の業だ。

 そして、持ってきたケースを合鍵で開閉してみると、わずかにでも引っかかるということはなく、スムーズに開閉することができた。鍵の素材も堅牢なステンレスで、開閉時の不安はまったくない。一部のすきもない完璧な仕事だった。

 これで料金は1本500円余り。安すぎるよ。

 迅速かつ完全な仕事を、心配りまでパーフェクトに行って、なおかつこの低料金。本物の職人を見たその見物料だけでも500円払ってもよさそうに思えた。

 Fly Dukedomは鍵屋FUKIの某店を応援しています。