FIFA09のチーム戦経験がようやく10試合ほどになった。うーん、楽しい。そして難しい。
前提条件として、私以外のメンバーは皆、私よりもFIFA09に慣れている。一方私のほうはといえば、まだシュート、ショートパス、スルーパス、フリーラン程度しかまともにはできず、クロス、ロングパスあたりまでは、それっぽくやってるフリができるものの、しばしばあらぬ方向に暴発してしまうし、キープ、マーク、タックル、パスカットに至ってはもう壊滅的だ。なので、チームでプレイしていると、足手まとい感が多少あって、申し訳なくもある。
このゲームのどの部分に一番つまづいているかというと、間違いなく「走る」という部分だ。このゲームは、俯瞰視点でキャラクターを見ながら、そのキャラクターをスティックを傾けた方向に移動させるという、実にオーソドックスな操作体系を採っている。ではあるんだけど、そこにある2つの要素にまだ慣れることができていないのだ。
1つ目は、単純にうまく方向を入れられないということ。例えば自分を8時30分方向に移動したいときでも、スティックを傾けると、8時方向に移動したり、9時方向に移動したりしてしまって、最短距離を走ることができない。スティックの精細な操作ができないのだ。なので妙にジグザグに走ったり、ピンポイントに地点に到着できないというストレスがある。
2つ目は、移動量を把握できていないということ。このゲームの移動は、「スティックを傾けている間だけ移動する」というアナログチックものではなく、「『スティックを一回傾けると一定量進む』を傾けている間繰り返すことで連続的に移動する」というデジタルチックなもののようなのだ。なので、いったん移動を始めると、すぐに方向転換をしたくても、「一定量移動し終わるまでの待ち」が発生するので、シチュエーションによっては急には転回できない。つまり擬似的に慣性がつくのだ。だから状況に応じて、ダッシュしたり、歩いたりしないと、思い通りのポジショニングを維持できないんだけど、私はまだそれが出来ず、無駄にダッシュしすぎたり、逆にヨーイドンで出遅れたりすることが多く、ルーズボールの奪い合いでは負け、マークははずされ、ドリブルは奪われてしまう。トホホー。
ってなわけで、元々はOSで慣れていたDH志望だったんだけど、DHに必要な要素は、唯一プレイヤースキルがなくてもなんとかなる戦術理解を除けば、ことごとく上記の「苦手分野」ばかりが要求されて、チームの負担が大きい。そこでこのところは、FWやSHなどの、「とりあえずはできる操作が多い」ポジションを多用している。ポストプレイは難しいので、主にセカンドトップ的な駆けずり回りプレイだ。そっちのほうが好きだしね。ドリブルできないけど。
ゼ・ロベルト、アウト。ミロスラフ・クローゼ、イン。
最近のFIFAとかウイイレは「人間くさい動き」をゲームとして
成り立つレベルに取り入れようと頑張ってるんで、「スティック
を一回傾けると一定量進む」、というよりは純粋に「人間
急には止まれない、動けない」という話ですね。だから先行
入力するんですが、そうすると今度は変な方に蹴り出したり
敵にパスしたり・・・経験が重要ですね。
システム的にはバイエルンだとゼ・ロベルトとファンボメルは
横並びでバランス取ってますが、僕がファンボメル選んでる
時に限れば守備に重きを置いてますんでゼでトップ下を
やっててもらっても破綻はしないですよ。
目的はわかるけど、手段が先行入力というのがおかしいよね。
「急には止まれない」ってのと、
「急には減速できない」ってのは違っていて、
どれだけ微量でも「減速」はできるはずなんだ。
少なくとも加速はしない状態に出来るはず。
でもこのゲームでは、「減速しない期間」と
「減速し終わった期間」が連続的にくることで、
段階的な加減速を表現している。
だからこれを「擬似的な慣性」と表現したわけ。
スピードカーブがえらく階段状に感じるとでもいうかな。
この辺の特殊性は現実との乖離が大きいぶん
慣れが特に必要な部分だと思う。
別にケチつけているわけではなくて、単なる分析としてね!
そしてマルク・ファン・ボネスとはむしろ前後より
左右でバランスをとったほうが楽かもしれない。
無論ケースバイケースだけど。