日記: 5月10日(2022年)

 「日清ジーパイスパイシー系台湾風から揚げ粉」を購入、調理し、食してみた。

 ジーパイ。つまり鶏排といえば、台湾の士林夜市で食べた名物の豪大大雞排が思い起こされる。というか、おそらくまんまこれをモチーフにした調味料なのだろう。

 というわけで、作って、食べた。

 結論からすると、うまかった。

 台湾現地風の香辛料が含まれているので、なんとなく南方系というか、そういう異国の味わいになっているところが良かった。

 本場で食べたのはもう何年も前の事なので、ホンモノ(?)の味は全く覚えておらず、それとの相違点などは正直なところまったくわからない。通に言わせると、ひょっとしたら「こんなのは違う!」とか言うことになるのかもしれない。

 だけど私としては、純粋に料理のバリエーションとして、普通に自分で作る唐揚げ、竜田揚げ、フライドチキンといったものとは、一味違う美味しさを演出できる、便利なアイテムだと感じられた。またリピートしたいと思えるものがあった。

 これはなかなか成功の買い物だったんじゃないかな。

 細かい気付いたところを補足的にいくつか。

 まず成分。衣はでんぷん粉メイン。まぁ片栗粉の類ですな。それに米粉、小麦粉も含まれていた模様(確か。記憶あいまい)。なので日本の分類で言えば、竜田揚げに近い種族といえる。

 また、ほかに成分で気になるのは、鶏油が含まれているということ。粉だけでもまずまずのカロリーなところに、さらにカロリーどん。ちなみに1パッケージのカロリーは200kcal越えだった。粉だけで200kaclとはなかなか豪気。使うのが鶏むね肉なので、トータルではプラマイゼロというか、健康な類の唐揚げだとは思うけど。

 調理は衣つけも1回だし、肉を1枚揚げるだけでもあるので、カツレツを作ったり、唐揚げをいくつも作ったりするのと比べれば、ずいぶんと楽だった。揚げ物というカテゴリーの中では最も簡易な部類と言っていいかもしれない。

 調理後に残った油は、割と強めに台湾風スパイスの風味がついた油になった。これを使うと、炒め物にプラスアルファのいい風味が乗る。揚げ物後の濾した油は、私は1、2週間くらいは気にせず使う派なので、しばらくの間はいつもの料理に彩りが増しそうだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です