日記: 1月10日 (2006年)

 ワールドカップの影響で、それまでガン無視だったサッカーに、突然興味を抱いた例などからもわかるように、私は、わりとミーハーで影響を受けやすい性格だ。それに加えて、熱しやすく冷めやすい部類なので、興味を持つや否や、えらい勢いでその分野についての調査を開始し、調査が安易な表層的な部分について調べ終わると、すぐに面倒くさくなり、その分野に対する興味を失ってしまう。

 要約すれば、少しだけ広く、割と浅い知識を、着々と蓄えてきたこの人生。

 そんな私が、年末から年始にかけて興味を持ったのが、バスケットボールだ。無論、やる方じゃなくて、観る方。これはいうまでもなく、ゲーム「Free Style」の影響だ。浅い! 浅いぜ、私!

 我々のように、スラムダンクとマイケル・ジョーダン時代に、小中高生だった世代は、最もバスケットボールに親和性の高い「バスケットボール世代」らしいんだけど、私はほとんどこれらに興味を抱くことなく、歳月を重ねてきた。要するに、ほぼ予備知識ゼロからの調査開始だ。

 まず、バスケットボールの試合を観たことすらほぼない。体育の授業でクラスメイト同士の試合を観た、というのを除けば、一度たりとも試合開始から終了まで、通してバスケの試合を観たことはないはずだ。よし、まずは観ないことには話にならないでしょ!

 ってなわけで、試合を観ようと思ったんだけど…これがまた一苦労のようだ。観るバスケといえば、真っ先に思い浮かぶのがNBA。ところが、ちょうど今はNBAのシーズン中らしいんだけど、地上波でのTV放送は皆無だし、NHK-BSでたまーにやるらしいけど、残念ながら我が家に受信機能はない。受信可能な実家に帰れば一応観れるけど、実家に放送時間(平日夜)に遠路はるばる帰るのは、かなり現実性が薄い。砕いていえば、根性なし日本代表を自負する私には、そこまでするほどのガッツはないのだ。

 そこで目をつけたのが、去年開幕したという、日本初のプロバスケットボールリーグ、bjリーグなるもの。そんなもんが創始されていたことすら、このたびの調査まで、全然知らなかったわけだけど、東京にもホームチームがあるらしい。これなら、TV放送がなくても生で観れるではないか。休日にちょっと足を伸ばし、授業料だとおもって金を払えばよいのだ。

 なーんておもって、東京のホームチーム「東京アパッチ(なぜアパッチ…)」について調べてみると、調べれば調べるほど観戦に行く意欲を失わせる内容ばかりがピックアップされる。

 曰く、
  ・レベルが低い
  ・客席ガラガラ
  ・なんか応援スタイルでもめてるらしい?
  ・フロントの勘違いヒップホップ
  ・…etc

 興味本位でいいオッサンが1人眺めにいっていいものか、非常に疑問な調査結果だ。私程度の認識の人間が、貴重なオフに、近いといっても1時間弱かかる移動時間を費やし、かつ入場料を払う価値があるかというと、すごく怪しいよなぁ。

 結局、熱しやすく冷めやすい私は、ここまで調べてあっさりとバスケットボール観戦をあきらめ、わすれることにしたのでした。

 やっぱ、浅いな、私!

日記: 1月10日 (2006年)」への2件のフィードバック

  1. アバター画像Nez/蝿

    ほほー。

    全部テレビでしか知らんけど、私の感じからすると、

     サッカー:のぺーっとしてる
     野球:間が持たない
     アメフト:同じく間が持たない
     バスケ:どかーっとしてる

    ってな印象アリ(含・ミスター的表現)。

    あえて序列をつければ(括弧内はまともに見たことはないけど)、

     サッカー(バスケ)>(アメフト)>野球

    かな。うむ、真逆。

    そもそもワタクシ、継続性のない競技は、
    テレビだとすぐチャンネル変えちゃうんだよねー。

      ―スポーツ観戦向きではない蝿

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