マイミクの人の日記で、イース・オンラインなるものを遊んだという話があった。おぅ・・・イースとは懐かしい。イースのオンライン版といえば、何年か前に「100人アドル!?」みたいなキャッチコピーで、開発開始的なニュースを見た覚えがあるようなないような・・・。
よし、体半分ずらして体当たりしに行くぜ!
ってなわけで、酔った勢いでイース・オンラインなるものをさくっとDLし、ちこっとだけ遊んでみた。
えー、とりあえず、体半分ずらして体当たりするゲームではなかった。くくって言えば量産型クリックゲームだ(ええ、わかってましたとも)。どうやら開発もファルコムじゃないみたいで、アジア産ゲームによくある系統のものだと思ってもらって、まず間違いがなかろうと思う。
しかし操作感は思ったよりはよくて、このサイトを見るような人にわかるかもしれない例を挙げれば、感覚としてはギルドウォーズの操作に近いイメージだった。クリック移動の、ホットボタンでスキル使用。レスポンスは良好で、そのへんの操作にまつわるストレスは少ない。
で、まぁどうせ続きゃしないんだけど、せっかく1.7GBもDLしたんだし・・・って気分で2,3時間ほどプレイしたので、いろいろと雑感を述べる。
・起動がブラウザから。面倒くさい。ダメ
・しかもブラウザはIE縛り
・ブラウザから起動するためのプラグインのインストールディレクトリが選択不可で「C:\」直下になる
・キャラメイキングの外見上のカスタマイズ幅が小さい(髪3種×顔3種×髪色2種、とかそんな感じ)
・クリックの反応は案外いい。EQ2よりも「クリックによるターゲット」はしやすい
・グラフィックは、負荷の割にはまぁ綺麗に見せてる。この辺は私にはよくわからんけど
・見上げると木々や天井や空が綺麗だったりするんだけど、基本的に俯瞰視点なので見えない
・深夜4時~6時のプレイなので当然だけど、リリース直後にしては人がいなかった
・内容はクリックゲーム。敵が沸く、クリックする。倒す。エンドレス
・どこらへんがイースなのか?
・音楽だけはイースっぽい
って感じかなー。基本的にクリックゲームのフォーマットどおりなので、見るべきところはないんだけど、思ったよりはちゃんとしてた気がする。クリックに対する反応がいいのは、ストレスがなくてよかったかな。
あー、そうそう。一番良かったのはこの点だ。クエストのなかにイベントチックなクエストというか、なんというか、ボスのいる部屋に入るとムービーが流れてから戦闘に入るような、そんな演出つきのクエストがある。で、そのイベントに突入したら、なんとBGMがTo Make the End of Battleになったのだ! うおおおおお! 思わずテンションが上がってしまったよ。これはしびれる。
しかし、この演出は卑怯だなぁ。
そのイベントの時、音楽聞いてなかったんだよねー。(><)
ある意味売りの1つらしいので次こそは!
ゲームは開発が始まった時点で海外開発だったので、こんなものかなとは思ったけど。(笑)
イースっぽい数少ない部分だねー。
もう少しアレンジ色を弱めて、
メロディが聞こえやすいようにしてくれてもなー、と思った。
イースはやってなかったのですが、やっぱり名前だけで中身は・・・でしたか。少々汚された気分(・ω・)
イースといえばアクションRPGなはずなのに、
実際はただの量産型なのは残念だね。
イースを名乗るなら「新ジャンルを作る」くらいの
インパクトがないと古くからのゲーム人は納得しないだろうなぁ。
あの時点でEQを真似たFFと、
今更になって量産クリゲーを真似たイース。
同じ真似でも、視点の高さが違いすぎるよ。
この辺がスクエアと今のファルコムの差なんだと
実感せざるを得ない。