メインシナリオで必須となる討伐戦、リットアティン強襲戦を行った。
ちょっとネタバレチックな話になるけども、メインシナリオは進めていくにつれて、だんだんだんだんストーリーや演出がいまひとつになっていってるなぁ。
JRPGらしく少年向けのアニメチックでヒロイックな演出にするか、それともJRPGらしさから脱却した、ちゃんとした大人向けのファンタジーの演出にするか、どっちかにして欲しいんだけど、どっちつかずの中途半端なものになっているね。
大国同士の衝突という題材を描いているにしては、ストーリーも演出も設定もスケールが小さすぎて、全然現実味がない。主義も思想もない。なによりも致命的に悲壮感がない。題材に必要な要素が備わっていない。
ゲームだから語れる内容には限界があるし、別にリアリティが必ず大事と言いたいわけでもないんだけども、じゃぁリアリティを殺したかわりに、どんなメリットを享受したかというと、そういうものもない。単純にパラメーターがおしなべて低い。セリフまわしがいろいろとこじらせている感じなのも、逆に冷めてしまう。
個人的にFF14には、欧米のMMORPGでは軽視されがちな、JRPGらしい燃える展開や演出を期待していたんだけど、そういう面のクオリティは、残念ながらそんなに高くはなさそうだ。その手の要素は、タイタン戦前のあたりがピークだったように思う。
ブレイフロクスが「五傑集をなめるなぁぁぁぁっっっっっ!!」とか言いながら、己の生命力を削ってタイタンの核を吸収し、「帝国とエオルゼアの戦いは! 断じてこのような蛮神に頼るものではない! そうだろう!? そうだろう!? そうだろう!? ・・・なぁ、リットアティン」と言いつつ壮絶な戦死を遂げていたら満点。そこがエンディングでよかった(よくない)。
というわけで、そんな(どんなだ)リットアティン強襲戦。ストーリーではいろいろと作戦が述べられているけど、要するに敵陣深くにいる敵の司令官を暗殺すればいいよね、というおよそありえない計画。しかしこんな実現可能性のない作戦が、なぜか容易に成功する上に、ご丁寧に敵指揮官はわざわざ1人になって孤軍奮闘してくれる。意味が分かりません。
ゲーム的には、8人で挑む討伐戦で、難易度もさして高くなかった。気をつけるのはADD処理ちゃんとすることと、時々リットアティンが撃ってくるミサイルかな? 食らうと死ぬ。基本的には、「知らないと避けれない、知っていれば簡単」系のミサイル。私はこの仕様を知らずに、初見で見事に爆死しました。仕方ない、仕方ない、ええ仕方ないですとも。
でも、それ以外にこれといった難しいところもないので、1人や2人死んでも大丈夫。後半ミサイルで爆死した私は、そのまま観戦モードで、ミサイルを知っている味方がクリアしてくれるのを、左団扇で眺めていたのでした。
うむ、ご苦労! 余裕でござった。
>>大国同士の衝突
エオルゼアは弱小国家の集まりで
帝国も「ガレマール帝国軍・第XIV軍団」っていってるくらいだから
一部の部隊と弱小国家の戦いにしか見えない!
山賊と村の自警団の戦いにしか見えない!
でも装備だけは豪華!
どうせなら魔道アーマー5体で合体とかしてくれればよかったのに!