作成者別アーカイブ: Nez/蝿

GRB: サブミッションをやってみた

 はい、メインミッションを進めた前回に引き続き、今回はサブミッションです。

 こちらもストーリー仕立てでカットシーンありという点では、メインミッションと同じ感じ。

 ただちょっと違うのは、多分にコミカルというか、色物というか、そういう毛色のミッションもあるようだ、ということ。シリアス一辺倒(たぶん)のメインミッションとはうってかわって、非常事態であることを忘れさせてくれるようなユーモアを、少なくとも今回遊んだサブミッションでは含んでいた。

 写真はそんなサブミッションの1シーン。

 高地で怪しいキノコを探すという、MMORPGのような採集系ミッション。ファークライシリーズのごとき採集&生産のシステムが搭載されたブレイクポイントならではのミッションだ。こういうものはワイルドランズにはなかった。正直、結構面倒くさかったので、こういったものばかりだとつらいものがあるけど、たまにであればいい気分転換になった。

 しかしこのミッションの特徴は、やはりキノコを探すことはともかくとして、登場するNPCに変人しかいなかった、ということだろう。ネタバレするのははばかれるから細かくは言わないけど、そんな変人NPCたちに対して生真面目に対応するノマドの様子が、実にシュールで、コミカルなミッションだった。古き良き洋ゲー、バカゲーの匂いが濃厚に立ち込めていた。

 このゲーム、もしかするとサブミッションという名のバカゲーを楽しむのが本筋なのではあるまいな。

GRB: メインミッションをやってみた

 開始以来、どういうわけだかメインミッションやサブミッションを避け、アイテム収集や勢力ミッションばかりを行っていた私。

 いやー、どうもオープンワールドゲームで遊ぶ場合、できるだけ重要じゃなさそうなものから、外堀を埋めるようにゲームを進めてしまう癖があるんだよなぁ。メインミッションを進めるのが、もったいなく感じてしまう。

 スカイリムなんかでも、ドラゴンボーンの使命よりも、吟遊詩人の学校に通ったり、マンモスの牙を集めたりするほうを優先したものだ。

 こういう気持ちわかるよね? ね?

 そんな私なんだけど、ここでやっと重い腰を上げて、まずはメインミッションを1つ進めてみることにした。

 さすがにメインミッションともなると、ストーリは進むわ、カットシーンは多いわで、芸が細かい。そしてなによりも、よくわかっていなかったゲーム全体の背景事情が、それとなく分かってくる。

 なるほど、私はそんなわけでこの島にいるわけか。そして今までさんざん戦ってきた相手は、そういう立ち位置なわけか。ふむふむ。理解できると、ゲームへの没入度も高まるというものだ。

 そんなこんなで週末のプレイの結果、「第2章の終わり」というような実績をゲットするところまでミッションを進めることができた。

 第何章まであるのかわからないけど、せいぜい4か5かってところだろう。とすると、もう半分近くになってしまったのかな? あれ? 案外ボリューム少ないかも? む?

GRB: ゴーストウォー

 1戦だけプレイした。

 感想は・・・まーこんなもんかなぁ。

 まずは、リリースと同時にゴーストウォーも完備した点は評価したい。ワイルドランズではこれが遅れたことで、ワイルドランズそのものからも、ゴーストウォーからも、どちらからも人口を奪ってしまったから。

 ワイルドランズのゴーストウォーとの大きな違いは、プリセットキャラではなく、自分のPvEキャラで戦える、ということだろう。

 このことは、愛着のあるキャラで戦える、という利点がある。自キャラ愛勢としてはこれは嬉しい。

 でもその一方で、PvP限定キャラだから許されていたトンデモスキルの数々がなくなった、というのが欠点となりそうだ。ピックによる個性がなくなるので、プレイ体験が平坦になってしまうことが危惧されてならない。この欠点をどの程度、ブレイクポイントのスキルシステムがカバーしているのかどうかが、面白さを左右するカギになるのだと思う。

 プレイしての感想は、1番変化を感じたのは、「地面から拾って使うアイテム」が多いということかな。

 特にドローンを拾う必要があるのは、視認性が低く索敵が重要なこのゲームでは、非常に重要になりそうだ。前線でアイテムを拾いながら索敵ドローンを回す係と、後方でアイテムはあまり集められない狙撃兵との連携が問われるのかもしれない。そして運の要素が多少なりとも強いのかもしれない。

 ともあれ、初回のプレイではそんなことはもちろん関係がなく、敵味方ともに、わーっと突撃して、撃ち勝ったほうが勝利するという大味なプレイだった。この段階では面白いかというと・・・微妙だなぁ。

 もう少しプレイしてみないとなんとも言えないけど、これは流行るのだろうかね。なんとなく、ワイルドランズのゴーストウォーのほうが第一印象はよかったような?

日記: 9月30日(2019年)

 我が家の水道管に穴が開いたため、その対応に半日ほど忙殺させられた。

 ことの顛末はこうだ。

 去る日曜日のこと。実家でぬくぬくと暮らしていた私の携帯電話に、見知らぬ番号からの通話が受信された。

 「なんだろうか」と思いつつ電話に出てみると、それがマンションの管理会社からの、水漏れ事件の第一報だった。

 曰く、「5階で水漏れが発生した。直上の6階、7階を調べたが、そこでも上から水が漏っているようだった。そして9階を調べたが、そこでは異常がなかった。ゆえに、8階のあなたの部屋が怪しいのであります(どーん)」

 なんということでしょう。
 
 しかしその時私がいたのは、自宅から遠く離れた実家。時間的にその日中に対応することはできそうもなかった。そこで取り急ぎこれ以上の漏水を止めるために、漏水箇所と推定されるお湯系統の元栓を、すべて閉めておいてもらい、翌日に本格的に対応することとなった。

 そして翌日。

 水道工事という金科玉条を振りかざし、まんまと早退を勝ち取った私は、悠々と自宅で管理会社と工事業者とを待ち受けた。

 やがて定刻通りに我が家へとやってきた彼らは、早速原因究明に取り掛かった。

 下階の様子から、漏れているエリアはおおむね特定できているので、脇目も振らず一直線に洗面台に向かった。

 そこで取り出だしたるは、「携帯型胃カメラ」のようなもの。大きさや形状は、おおよそロボット掃除機ルンバと同じ。円盤形の機械になっており、中央にはモニターが、外周部には胃カメラ線がぐるぐると巻かれている。

 そのカメラを洗面台下の点検口から床下に突っ込み、そこの様子を観察するところから調査は始まった。

 給湯器からくる水道の2つの系統のうち、洗面台系統の水道管をまずチェックしているらしい。

 ここで異常が見つかればよし。点検口もあるのでイージーモード。すぐに工事開始。

 という皮算用だったようだが、そうは問屋が卸さなかった。ここに異常は見当たらなかったのだ。

 となると・・・ハードモードだ。そこからさらに風呂場のほうへ延びる、もう1系統の水道管が容疑者ということになる。

 もうそれしか選択肢はないようで、確信に近い語調でその工事について説明された。

 「つきましては、その工事のために・・・洗面台をわきにのけて、その下と横の床と壁を斬ります。はい、斬りますとも(ニタァ)」

 ・・・ワォ。

 ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインンンンンンン!!!!!

 静かな平日午後のマンションに、突如響き渡る電動ノコギリの破壊的サウンド。音もすさまじければ、振動もなかなかのもので、少し離れて観察していた私の足の裏にまでその振動は響いてきた。

 その凶暴さを余すところなく発揮した電動ノコギリは、頼もしいばかりに着実に床板を切り裂いてゆき、やがて40cm四方ほどの床板がぽっかりとくりぬかれた。床板は結構分厚い木材でできていて、イメージとしてはマンホールが外れたかのような感じだった。厚さにどこか頼もしさや安心感を覚えた。

 そしてその状態で再び胃カメラを挿入してみると・・・。

 も、も、も、漏れてたー!!!

 洗面台下から風呂場の壁面へと続く水道管の、ちょうど水平移動から垂直移動に代わる部分のL字の部分、そこから水がピューっと噴き出しているのが、胃カメラのモニターに克明に映し出されたではないか。

 イメージとしては、ビニール袋に水を入れて、そこに針で穴をあけた時の感じだ。ああいう感じに、ピンホールからピューと水が、弧を描いてスプリンクラーのように出続けていた。

 水漏れってもっとおしとやかにしっとりと湿っていくものかと思っていたから、そのあまりの元気小僧っぷりには驚いてしまった。これは水漏れというより、水撃ちって感じだよ。

 そして自宅の専有部分に本当に水漏れがあったことを確認して、残念なような、でも謎が解けてほっとするような、不思議な気分にも、襲われた。

 さて、患部は縦横のL字部分なので、床板だけではなく、壁板も切り抜かなければ、工事にアクセスできない。

 そこで床板の時と同じようにして、壁面もくりぬかれ。こちらは素材が石膏ボードかなにかの、切断が容易なものだったようで、作業はあっという間だった。

 そして事がここまですすめば、あとは簡単だ(いや、作業は大変なんだろうけど。不明点はなくなった)。

 問題のL字状の水道管を取り外し、新しい水道管に付け替えた。元々ついていた水道管は銅製のものだったけど、新しいものは樹脂製と思しきものだった。これでええんかね? と思ったけど、詳しそうな知人の言ではこれでよいらしい。

 そしてくりぬいた床板と壁板とを元に戻し、それを覆い隠すように洗面台を置きなおして、おおよそ作業は完了した。

 かかった時間はきっかり2時間。

 あとに残ったのは、他人が長時間自宅に居座るという気疲れと、そこかしこに残る作業の汚れと、そして15,000円の請求書だった。

 あー、なんにもしてないのにエライ疲れた。まぁ、これで後顧の憂いは断てたからいいとするかな。

GRB: 初CO-OPマルチプレイ

 友人と初めてのCO-OPマルチプレイをした。

 仕様はよく覚えてはいないけど、ワイルドランズと同じかな?

 リーダーがミッションをピン止めすると、メンバーには「承諾する/しない」の選択肢が飛んでくる。それで承諾すると、メンバーもそれがピン止めされる。そうすることで、同じミッションを一緒に体験できる。各種イベントムービーも全員に再生される。自分の世界で取ったアイテムは拾えない。でも、自分の世界で終えたミッションは、お手伝いとしてリプレイできるかもしれない(ワイルドランズと同じであれば)。

 まぁ、プレイを続けていくうちに、もう少しよくわかってくることだろう。

 初のマルチプレイはなかなかに面白かった。いや、かなり面白かった。

 ともすれば「単調な『偵察→殲滅』のループ」に陥りがちなこのゲームにおいて、「他人」というカオスの混入は、それだけでプレイに突発イベントを呼び込んでくれる。

 1人だったらドン引くだけの交通事故による爆発炎上死も、マルチプレイだと何故か爆笑にかわる。マルチってすごい。

 とはいえ、野良で4人パーティーを組むと、「誰が一番多く敵を倒すか競争」になって、全員がアサルターになって突撃する、というゴーストリコンの醍醐味もへったくれもない、効率最優先モードになることも多いそうだけどね。

 ともあれ、そういう弊害を加味してもなお、このシリーズはやっぱり「CO-OPでオープンワールドを冒険できるオンラインゲーム」というのが最大のアピールポイントだな。

 機会がある限り、マルチプレイを楽しんでいくとしよう。