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GW2: 初陣!WvWvW

 初日をほとんどPvEで過ごした後、2日目はあまりログインできなかったんだけども、その短いログイン時間の半分ほどをWvWvWに費やした。

 うーん、これはいいね。本当の意味でのDAoCの後継たりえるポテンシャルを感じたよ。

 まだコミュニケーションもクソもないので、大きな集団についていって、こそこそ殴っているだけだけども、砦落とし、大規模遭遇戦、2勢力間で対峙しているところに第3勢力漁夫の利、単独行動時の辺境でのタイマン勝負と、かつてDAoCのRvRがもっていたエッセンスを、いきなりことごとく味わうことができて面白かった。

 経験値も「勝っていれば」なかなかおいしかった。大集団による居留守占領プレイに金魚の糞のごとくついていって、立て続けに拠点、砦を落とし続けたときには、がっぽがっぽと経験値が入ってきた。PvEでレベル的に行き詰ったら、WvWvWでしばらく過ごすのもありかもしれない。もちろん都合よく勝ち馬に乗れるかどうかは、運しだいではあるけどね。

 あとはWvWvWエリアのVistaやPOIを埋めているときに、3回ほど敵兵と遭遇してタイマンになったんだけど、これに全勝したのはうれしかったな。私やMesmerが強いというよりは、ことごとく先手を取れたのが良かったのかもしれない。索敵は重要だ。

 ってなわけで、WvWvW。まだまだ開発の余地はあれども、すでにして将来有望なコンテンツに思えた。金魚の糞プレイはどうしても単調になりがちだから、いつか能動的に動くことも考えないと飽きちゃうかもしれないけど、しばらくのところはいい遊び場になりそうだ。

 戦場で僕と握手!

GW2: 始動

 午前1時、GW2の先行サービスが開始!

 神速でログイン! 名前争奪戦! ・・・負け!

 Oh…No…

 ってことで、おなじみの3文字キャラクターネームが、開幕5フレで奪取され、泣く泣くノイズ交じりの名前ではじめることになった「Nez M@Jade Quarry」こと蝿です、こんにちは。開幕からテンション下がるわー、とほほ。

 名前の通り、M、つまりMesmerでとりあえず開始した。種族はもちろんAsura。開始して2日経った今でも、まだなんとなくしっくりきてはいないんだけど、ダメなら作り直せばいいだろう、という風に気楽に考えることにした。

 そんなGW2の初日なんだけども、MMORPGのローンチとしては、まぁまぁ及第点なんじゃないかな。開始半日くらいは、恐ろしくラグかったり、ログイン障害が起こったりと、いろいろとあったものの、ローンチ規模と回復速度を考えれば、ギリギリで標準的だったように思う。ただしこの1、2年の大型案件は安定したスタートを切るものが多かったので、比べるとやや落ちると言わざるを得ない。

 さて、初日は主にソロでのPvEで遊んだ。2度参加したストレステストではあえて(時間がなかったとも言う)触っていなかったPvEなので、新鮮な気持ちでスタートだ。

 最初はなにをすればいいのかよくわからなかったんだけど、基本的にはStoryをこなしつつ、各地を観光していればいい、ということがわかってきた。未踏のエリアに行き、そこのRenown Heartをこなし、次のエリアに向かう。途中Dynamic Eventが起これば参加し、Skill ChallengeやVistaやPOIを開放していく。基本的にはその繰り返しだ。

 Renown HeartはPvEの方式としては、気楽なような、そうでもないような、微妙な雰囲気。最初のうちは従来の受注型クエストよりもいいかも、と思ったものの、少し遊ぶと、最初に会話が必要ないだけで、結局受注型クエストの場合と、やっていることに大差はないな、と思うようになった。

 でも少し殴れば全員に平等なリターンがある、というシステムはいいね。自然と共闘が起こって、MMORPGっぽくなっている。なんで今までのMMORPGはこうしなかったんだろうか、とさえ思ってしまうコロンブスの卵だ。ま、PvEが簡単になりすぎると、PvEがメインコンテンツのゲームでは困るからかな。昔は単純に報酬配分の計算ができなかったのかもしれないけど。

 Dynamic Eventもいい感じだ。これはいわゆるパブリッククエストと同種のコンテンツだけど、より流動的なイベントになっていて、参加しやすく、報酬も得やすい。パブリッククエストを今までのMMORPGの中では、一番上手く作用させているように思う。パブリッククエストは、WAR→RIFT→GW2と、どんどん良くなっていっている印象だ。

 あとは、Vistaかな。これもよくあるパズル&アクション要素だけど、今のところ難易度がちょうどいいバランスだと思う。場所によっては到達方法がトリッキーで多少悩みはするけど、攻略サイトを見ないとわからない、というほどのものは今のところなく、自力の達成感を得やすいライン。場所は明示的だし、入力操作に対するキャラの反応がキビキビしているので、ストレスなく挑戦できる。

 所詮はソロのPvEなので、長時間やっていると単調になるのは仕方がないけど、総合的に見てソロのPvEという部分の出来は、思いのほかいいものだった。「どうせPvE部分は手抜きなんでしょう?」とかなめてたんだけど、なかなかどうして、やるなー。甘く見てて、ごめんなさい。

 このゲームがどれだけPvE部分に力を入れているのかはわからないけど、この分だとレベル30以降で挑めるというダンジョンにも、そこそこ期待できるかもしれないな。

 いいぞいいぞ。

GW2: 初sPvPの様子動画

 ローンチまでの間やることがなく、でもなにかGW2関連のことをしていたいというウズウズ感が抑え切れなかったので、前回のストレステスト9でのsPvPの様子を撮った動画をYouTubeにアップ。

 おそらく初めてsPvPをしたときの様子だと思う。動きもビルドもなにもかもテキトーなので、画質だけは今までよりも良くしてあげておいた。

 暇つぶし程度にご覧あれ。

日記: 8月23日(2012年)

 先週末から、JINSのPC用メガネを使用し始めた。最近TVのCMなどでよく見る、ブルーライトの透過を軽減するというメガネだ。

 以前から何度かこの日記でも述べているように、私は頻繁に頭痛に襲われる。その原因は、遺伝、不摂生、睡眠不足、ストレスなど、いろいろ考えられるんだけども、最有力候補の1つに眼精疲労というものがある。仕事でPCを見て、趣味でもPCを見る。1日のモニターを見ている時間は、優に10時間を越えるのだから、それもやむなしといったところだ。

 ってことで、この部分をメガネの変更によって改善できないかと思った次第だ。

 参考にしたのは、Impressのこの記事。とてもわかりやすく2社4タイプの比較がなされている。これを読んだ結果、JINSの度付きを選択し、今に至るわけだ。

 使用した効果のほどはというと、実はまだよくわからない。今回はPC用のメガネということで、店員のアドバイスに従って、より自然にPCのモニターまでの距離に焦点が合うように、やや度を落としたレンズにしている。そのせいか、むしろ少し目のストレスが増えてしまっているような気さえする。ただ、そんなストレスを抱えているにしては、就寝前の目の疲れは減ってきているような気もするので、これから慣れてくれば、効果をより実感できるようになるかもしれない。

 ちなみに、自分のものの見えかたはまったく変化がない。サングラスのように、色つきの世界になるということはなさそうだ。

 とりあえず、今週末のGW2のヘビープレイ(予定)でどうなるかを見てみよう。目の耐久力が上がっているといいな。

TSW: また会う日まで

 TSWの契約を今月でキャンセルした。プレイ可能期間は、9/1までだ。

 私がTSWを開始したのが6/29からで、ほぼ遊ばなくなったのがここ最近なので、数回の週末ベータを含めておおよそ1ヶ月半がプレイ期間ということになりそうだ。

 TSWはすごく人を選ぶゲームだと思うけど、とても個性的でよくできたゲームだった。一般的なMMORPGとは方程式がだいぶ違うので、「期待はずれ」になる人も大勢いたと思うけど、逆にそのギャップを消化でき、かつ、新しい方程式が馴染む人にとっては、新鮮な楽しみを与えてくれるゲームだったと思う。

 バグや仕様上の詰めが甘かったという謗りは、確かに免れない。オンラインゲームを成立させる最も根本的な部分、すなわちコミュニケーションをとることすら、一般的なMMORPGに比べると遥かに困難で、ストレスのある設計だった。その他、Gear Managerなど、実装されているものの十全に機能しないという要素も多かった。

 ただ、この部分を一応弁護すれば、これらは直接的にゲームの楽しみをスポイルするほどのものではなかった。TSWを楽しめる人ならこのバグがあっても楽しめるし、楽しめない人はこのバグがなくても楽しめなかった。そのくらいの影響力であるというのが、バグの規模感の正しい評価だと思う。叩きやすいから叩かれがちだけど、そこを叩いていると本質を見失う。

 TSWが抱える真実致命的な欠点は、ボリューム不足という点に、ただただ尽きる。

 飽きるとか飽きないとかいう問題ではなく、やることがなくなるまでが早かった。ここ最近のMMORPGであるRIFTやSWTORもTSWと同じペースで遊んだけども、今のTSWと同じくらいの「やることがない(少ない)」状態に到達するまでには、もっともっと長い時間がかかった。

 これはたとえば「シナリオが少ない」とか、そういうコンテンツ量の問題というよりは、コンテンツの性質の問題が大きいように思える。エンドコンテンツとして、繰り返し楽しめる娯楽の準備が少なかった。レイドがないことを筆頭に、高難易度ダンジョンも決していい用意の仕方ではない。個人単位のエンドコンテンツ(PvPやデイリーなどでのトークン集めのようなもの)もほとんどないに等しく、やることがない状態になりやすい設計になっていた。

 個人的には1ヶ月遊べるゲームは「面白いゲーム」なので、質に関しては文句はない。でも量の部分がどうしても残念だった。TSWはそういう印象を残して、私のゲームキャリアに列せられることになりそうだ。

 さようならTSW。はじめてKingsmouthをうろついたときは、本当に楽しかったよ!