カテゴリー別アーカイブ: ツーリング

日記: 7月11日(2021年)

 早朝相模湖プチツーリング。

 前日に無意味に脱着したリアホイールの様子を確認し、作業に問題がなかったと判断するために、涼しい朝のうちに軽く走行してきた。

 目的地はいつもの相模湖。ひねりも減ったくれもないけど、我が家からは距離感がちょうどいいのだから仕方がない。

 R20を西進し、八王子、高尾を過ぎ、大垂水峠を越えて神奈川県に突入。ついた先が相模湖だ。うん、ちょうどいい。

 相模湖の駐車場はまだ早朝過ぎるせいか、料金所が稼働していない模様。「本日有料」と看板が出ているのだけど、支払うことができない。バイクはたかだか60円なので、支払うにやぶさかでは全くないんだけど、支払う方法がないので無料で駐車させてもらった。悪気はないけど、一応ここで白状しておこう。

 そんな早朝の相模湖は、しかしいつもと少しだけ様子が違った。

 妙に外国人率が高い。しかも全員運動している。カヌードックからカヌーを担ぎ出してカヌーの練習に精を出す人もいれば、湖畔公園内をジョグする人、ただ歩いている人と様々なんだけど、全員が白人でアスリート体形、アスリート風体という、異常事態。そして湖上には、浮かぶ舟艇を監視しているらしい警備隊のごとき船と、そこから響く声。

 ・・・あぁ、わかった。これ、オリンピックの何かだろう。

 そう思ってググってみれば、カナダのカヌーチームが、相模湖をキャンプ地として訪日しているらしい。なるほどね。期せずして、面白いところに遭遇してしまった。

 日が昇って暑くなる前に帰りたかったので、見物もそこそこに帰路についたんだけど、こうして実際に選手を目にしてしまうと、なんだか少し贔屓目になってしまうものだな。もしカヌーの放送を見ることがあれば、カナダチームを応援することにしよう。

 あ、そうそう。バイクの調子はよかったです。問題なし。

日記: 6月18日(2021年)

 いろいろメンテをした。

 いろいろカスタムもした。

 そして足もようやく7割がた直ってきた。

 のに!

 天気予報はどんより梅雨模様。10日間天気予報も曇りや雨ばかり。

 そこへ不意にやってきた梅雨の晴れ間というべき晴れ予報の1日。

 これは走りに行くしかないだろう!

 ということで、平日だというのに早起きをして、テレワークの始業前の時間をつかって、早朝プチツーリングに行ってきましたよ。

 コースはいつもの相模湖・津久井湖周辺。そのまま道志、富士山方面に流れ込みたかったけど、始業時間が迫っているので、遠出はそこまでにして、すごすご帰ってきた。

 この日はとても良い天気。朝の青空が輝いていた。初夏のさわやかな空気のなか、郊外の山林沿いの道を走ると、緑のにおいとガソリンのにおいとが鼻孔をついて、これぞツーリングという気分になった。うーん、これよ、これ。気持ちいい。

 頑張って早起きした甲斐があった。たとえ2時間弱の走行であろうとも、骨折後の鬱屈していた気分がだいぶ晴れた。行ってよかった。

 さて、今回の早朝プチツーリングは、第一の目的はもちろん「走りたい」だったんだけども、副次的な目的として、いくつかの確認したい事項があった、ということもあった。

 その確認すべきことは、大別して2種類。1つはカスタム/メンテの成果で、もう1つは骨折の回復状況だった。

 【カスタム/メンテの結果】

 一番懸念していたのは、交換したクラッチ、ブレーキレバーの効き。これらはいずれも走行性能そのもの、ひいては人命にもかかわる基幹機能なので、そこに問題がないことを確信できるまでは、過剰に慎重に走った。結果的には、これらには問題なかった。それぞれの機能は、十全に働いた。一安心だ。

 一方レバーの使い心地のほうはというと・・・正直微妙。今までの純正レバーに比べると、レバーの断面が角ばっているので、角が当たって指が痛いし、握り込みに伴う指の上での滑りのようなものが少ないのも握りにくかった。見た目重視アイテムだな、と痛感した次第。

 またレバーには距離調節機能がついていたので、距離を色々変えて、具合のいい設定を探ってもみた。最終的に1から5まである目盛りの、ちょうど中間地点の3にした。結局ほぼ今まで通りの距離のまま。距離調節機能はあんまり必要なかったかもしれないな。

 クラッシュパッドは、幸いにも今回のプチツーリングではコケていないため、機能面の感想はもちろんない。ただ、運転していても、出先で写真を撮っても、存在を特に意識せずにいられたので、「出っ張りがダサい、邪魔」というようなネガティブな印象を惹起することもなかった。安全の代償は特にない、と分かっただけで十分だ。

 オイル交換については、スコスコとギアチェンジできたので、問題はなさそうだ。ただこの点は、交換前からずっと問題のない箇所だったので、交換の成果としては実感していない。むしろ、ややニュートラルに入りにくかった気もするんだけど・・・衰えた私のライテクのせいにしておこう。

 あとはあんこウラ抜きか。これはズバリ全く、効果を感じなかった。実効シート高は減って0.5mmって感じ。手間をかけただけのリターンはなかったな。抜いたスポンジの量が少なすぎたようだ。

 【骨折の回復状況】

 全く問題なく運転できた。ほぼ無痛。あの骨折の日の、気を失いそうな激痛に耐えながらのギアチェンジを思うと、まさに天国だった。

 ただ、自分の左足の筋力を自分で信用できていないので、左足をつくような局面では、無用に慎重になったかもしれない。そういうメンタル的な部分が自然になるまでには、もう少し時間がかかるかもしれないな。

日記: 5月11日(2021年)

 骨折ツーリング後編。

 GWの暇を活かして、動画を編集・・・というか、ただただ動画をつなげて仕上げた。いつも通り、特にこれといった工夫もない一品。一番時間がかかったのはたぶん、フリーのBGM探し。まぁ、手すさびではこんなもんだろう。こんなんでも、やはりモノ作りは楽しい。

 日本のいわゆるVlogとかモトブログは全然観ないんだけど、海外のバイクのロードトリップ動画は最近よく見る。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア。いつか旅をしてみたいと思っている世界の道路たち。それをバイク乗りの主観視点で楽しめる動画が、それこそ無限にあるというのは、いい時代になったものだ。

 訪れたことがない道を観るのも楽しいし、逆に訪れたことのある道を観るのも、また懐かしく楽しい。

 品質は玉石混交というか、石が多めではあるんだけど、それだけに玉を発見した時の喜びは大きい。

 そんなわけで今回はサムネとタイトルだけその辺に影響された雰囲気にした。海外のサムネはとりあえずHelvetica (Arial)使っとけ的な気配がある。簡単。中身は別になにもかわらない。

日記: 4月6日(2021年)

 事故ったツーリングの映像を細かく切り張りしてショートムービーにした。

 忌まわしき事故の記憶ではあるものの、買ったばかりのGoProを手にしてはじめての、喜び勇んで行ってきた旅の記録だから、一応簡単にまとめておいた次第。

 GoPro HERO9に期待していた手ブレ補正機能は、率直に言って期待以上だった。バイクに車載した映像がガタつかないのもすごいし、なにより歩いて手持ちしている映像が揺れずにぬるぬる動くのには驚いた。持ち手が揺れないように気を使うといったことを、あえてしなかったのにこれだ。

 映像的には、編集も撮影も技術がないのでその辺は触れないこととして、天気が良くないのがやっぱり映えないなー。こればっかりは仕方がないけど、残念だ。

 さて、この映像の後、帰り道でコケるわけだけど、はたして次にGoProを使う機会はいつになるのやら。

 今年はGoProを携えて、ここ数年乗ってなかったバイクに乗ってやろう、と密かにたくらんでいたというのに、その矢先にこれだ。やれやれ、

日記: 4月3日(2021年)

 簡単な経緯の記録。

 ツーリングに行った。

 夕刻。駐車しようとしたところ自分が思っていたよりも急な傾斜地だったらしく、ストップした瞬間に立ちごけた。

 車体と地面に左足が挟まれた。激痛。

 左足で踏ん張ることもできず、倒れた車体の引き起こしもままならぬ状態で進退窮まるが、親切なお兄さんに助けられた。足の痛みに耐えることと、どうやって家に帰るかを考えるのに必死で、ろくにお礼もできなかった気がする。今になって心残り。

 痛む足を無理やり使って走行するというごり押しプランで帰宅。ギアチェンジの度に痛みで死ぬ思い。

 夕食。風呂。就寝。

 翌朝には左足が倍に膨れていた(Fig. 1)。痛みで左足を地面につけることすらできず、歩行不可能。昨日歩けるうちに無理して帰ってきてよかった。

 朝一で整形外科へ。片足飛びでしか移動ができないので病院の駐車場から病院まですら遠い。院内では車いすをあてがわれた。

 診察結果は、足の骨3か所の骨折。第5中足骨の付け根がバラバラ。第4中足骨がポッキリ。第3中足骨にひび。さんざんなありさま(Fig. 2)。5週間ほど固定して様子見。治りが悪ければオペもあり得る。全治5か月。気が遠くなる。

 松葉杖講習を受け、松葉杖を貸与され、退院。松葉杖生活が始まった(Fig. 3)。

 痛み止めを処方された。