カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2021年06月

日記: 6月28日(2021年)

 先日、ここ半年くらいでみたAmazonプライムビデオの感想回を書いたんだけども、その続きというか、その後数日で観たものを追記したい。

 【ボッシュ(シーズン7)】

 私のAmazonプライムビデオ随一のお気に入りオリジナルドラマシリーズであるボッシュシリーズが、先日公開されたシーズン7でついに終わってしまった。

 シーズン7も相変わらずのハードボイルドな雰囲気だったし、ストーリーもシリーズの締めにふさわしいものだったので、私は満足。

 ただシーズン7は、これまでのシーズンより2話短い全8話構成で、てっきり10話まであるのかと思って観ていたので、ちょっと「あ、あれ、これで終わり?」となってしまった部分だけ不満かな。もう少し長く観ていたかったんじゃ・・・。

 ストーリーは、たぶんこう締めるんだろうな、と事前に予想していた最終シーズンの終わりかた通りのものだったので、終わったこと自体は悲しいものの、予想通りである意味嬉しかった。この辺は、ボッシュ原作のWikipediaを以前観たためなので、予想力というよりカンニングなんですけども。はい。

 それぞれの登場人物について、ある程度の決着をつけ、今後も示唆されており、消化不良感がないのが、スマートで特によかった。

 【アップロード】

 ボッシュロスに陥った私がなにげなく視聴した、Amazonプライムビデオの別のオリジナルドラマ。

 いやー。一瞬でハマった。これは面白い。

 2日間でシーズン1の全10話。あっという間に観つくしてしまった。

 ボッシュが古き良きハードボイルド刑事ドラマという位置づけとするならば、このアップロードは、今の時代のコメディドラマという感じで、180度方向性が違う。ドラマ作りをする世代が違う。価値観が違う。感性が違う。そんな時代の変遷すら感じさせるドラマだった。

 我々インターネットネイティブ世代には、かなり刺さる感覚のドラマで、新しいながらもどこか「私のフィールド」感があるというか、しっくりくる刺激が心地よかった。

 難点を言うならシーズン1単体では、全くストーリーがまとまっていないということだろうか。せっかくの傑作なのに、シーズンを観終えての第一の感想が「まだ途中じゃん、続きはよ」となってしまう。シーズンものだから、次のシーズンへの引きがある程度あるのはいいけど、なんらかの一段落くらいは欲しかった。それすらほとんどなく、完全に「途中」でシーズンが切れたのは残念だ。

 とはいえ、本当に続きが気になる。テックサポート! 続きだ!

日記: 6月20日(2021年)

 最近観たAmazonプライムビデオの思い出し記録。足を折ったころから今までのものを、ただただ並べる。思い出した順。評点ははっきりって甘い。私には観てしまえばだいたいなんでも面白いもの。

 【シカゴ関連:★★★★☆】

 Amazonプライムビデオで観られるファイアとP.D.は観つくした。Medはあまり楽しめずシーズン1の途中でリタイア。

 メインキャストの降板に合わせたストーリー上の退場劇があったりして、初期キャストが入れ替わりつつあり、それに伴って少々寂しい感じ。まぁ、十分ここまでで楽しんだし、新シーズンがAmazonプライムビデオに来たら、また観るだろう。

 【星の王子ニューヨークへ行く2:★☆☆☆☆】

 むかーし観た1の続編が、数十年の時を経て、Amazonプライムビデオのオリジナルで登場。ってことで観たんだけど、いまいちでした。パロディがわからん、下ネタが寒い、おやじギャグも寒い。当時を懐かしむためのファンアイテムの域を出ないかな。

 【引っ越し大名!:★★★★☆】

 トレンディードラマ風の時代劇。安定感のあるネオレトロ感。高橋一生の見せ場が格好良すぎてもうそれだけで十分。

 【ラスト・ソルジャー:★★★☆☆】

 久々のジャッキー映画。ジャッキーのいいところが久々に出てた気がするけど、最終的には暗い感じというか、どこか芸術点を狙ってしまって失敗している感。最初から最後まで明るく楽しく突き抜けてほしい。

 【レディ・プレイヤー1:★★★☆☆】

 公開時になんだか騒がれたような記憶があるやつ。でも騒ぐほどではなかった。面白かったけど。主人公が優遇されてるのがよくわからん。オンラインゲームでこんな特別待遇されたやつがいたら冷める。そういう視点で見てしまったので冷めたのかも。

 【フッド:ザ・ビギニング:★★★★☆】

 いつものロビンフッド。その世界観が好きで、水戸黄門のごときお約束の展開が好きなら、ご満足いただけるでしょう、というだけの映画。私はそういうのがストライクゾーンど真ん中で好きなので、大いに満足した。過去観てきたどのロビンフッド映画も、だいたい面白い。だから別にひねる必要もない。王道でいい。

 【ドクター・ドリトル:★★★☆☆】

 欧米って動物がしゃべる映画が好きだよなー。私は嫌い。なので、この映画も観るつもりはなかったんだけど、なぜか観てしまった。まぁ、無難にできてた。児童文学が原作なので、そういう優しい雰囲気があり、心は穏やかになった。ディズニーっぽい。

 【サリュート7:★★★☆☆】

 泥臭いアポロ13。こういう事件があったんだ。旧ソ連の雰囲気ってこうなのかな。という未知の世界への好奇心的刺激が、面白さの原動力になった。地味な前置きが長く、地味に盛り上がり、地味に終わるという、徹底した地味さがネックであり個性。

 【シェイクスピア&ハサウェイの事件簿:★★★★☆】

 シーズン1だけ見て放置していたシリーズ。シーズン3も来てたので、未視聴だったシーズン2から視聴した。旅行したことのあるエリア、お気に入りのエリアがロケ地なので、贔屓目に見てしまう。登場人物がコミカルで、常時明るい雰囲気で事件が進むので、気が滅入らなくてよい。

 【魔術師MERLIN:★★★★☆】

 低価格なハリーポッターというか、対象年齢の低いゲーム・オブ・スローンズというか。アーサー王とマーリンを題材にしたオリジナルストーリーなTVドラマシリーズ。シナリオは荒唐無稽だし、CGもお粗末なんだけど、世界観だけで私は白飯3倍はイケた。ポリコネ的グィネヴィアのキャスティングだけは納得できない。

 【ホワイトチャペル:★★★☆☆】

 サイコスリラー風味のある現代英国刑事もの。雰囲気が暗いので私好みではない。ただその分を差し引けば、まぁまぁ面白かった。エリートと叩き上げが最初は反目し、やがて認め合う流れは、いつだって胸が熱くなる。シーズンあたり3話だけというのも、中だるみしなくていい。

 【ジーサンズはじめての強盗:★★★☆☆】

 邦題がひどいな。しかし確かに邦題通りの内容だった。強盗計画はアリバイ作りが緻密な割に、強盗そのものの実行計画は、成功するとは思えないほど杜撰。なのに成功するという点が、いかにもご都合主義的で、やや興ざめ。ただ全体的には、勧善懲悪のネズミ小僧的な内容なので、みんな大好きだろう。

 【ジェレミー・クラークソン農家になる:★★★★★】

 Top Gear、そしてGrand Tourの面々によるAmazonオリジナルシリーズの、ジェレミー編。これは非常に面白かった。過去のジェームズ・メイの日本旅行編に匹敵する面白さで、彼の料理編や、リチャードの無人島遊び編と比較すれば、圧倒的に面白い。農業というものから、英国の農業事情、農業機械の数々といった、接する機会の少ない事物も知れて、興味の範囲が広い。

 【グリーンブック:★★★★☆】

 黒人差別問題系の映画。プロパガンダ色が強い、つまらない映画かなと思ったけど、なかなか面白い、熱い男の友情物語だった。友情、努力、勝利。最近のアメリカ社会における、黒人の過剰な権利主張の風潮は、他人事ながらも、いまいち共感できずにいたんだけど、それでもこういう映画で、過去の苛烈な差別の実際を知らされると、もう20年くらいは、黒人たちは調子に乗って権利を主張する資格があるかもな、と思ってしまう。

 【トップギア・シーズン27:★★★☆☆】

 オリジナルトリオ降板以降、めちゃめちゃ酷評されてるけど、普通に一定の面白さはあると思う。オリジナルトリオの面白くなかった回より、新シリーズの面白い回のほうが面白いのは間違いない。シーズン27のエピソード1なんかは、ミニがでてきたので、特に私には刺さった。

日記: 6月18日(2021年)

 いろいろメンテをした。

 いろいろカスタムもした。

 そして足もようやく7割がた直ってきた。

 のに!

 天気予報はどんより梅雨模様。10日間天気予報も曇りや雨ばかり。

 そこへ不意にやってきた梅雨の晴れ間というべき晴れ予報の1日。

 これは走りに行くしかないだろう!

 ということで、平日だというのに早起きをして、テレワークの始業前の時間をつかって、早朝プチツーリングに行ってきましたよ。

 コースはいつもの相模湖・津久井湖周辺。そのまま道志、富士山方面に流れ込みたかったけど、始業時間が迫っているので、遠出はそこまでにして、すごすご帰ってきた。

 この日はとても良い天気。朝の青空が輝いていた。初夏のさわやかな空気のなか、郊外の山林沿いの道を走ると、緑のにおいとガソリンのにおいとが鼻孔をついて、これぞツーリングという気分になった。うーん、これよ、これ。気持ちいい。

 頑張って早起きした甲斐があった。たとえ2時間弱の走行であろうとも、骨折後の鬱屈していた気分がだいぶ晴れた。行ってよかった。

 さて、今回の早朝プチツーリングは、第一の目的はもちろん「走りたい」だったんだけども、副次的な目的として、いくつかの確認したい事項があった、ということもあった。

 その確認すべきことは、大別して2種類。1つはカスタム/メンテの成果で、もう1つは骨折の回復状況だった。

 【カスタム/メンテの結果】

 一番懸念していたのは、交換したクラッチ、ブレーキレバーの効き。これらはいずれも走行性能そのもの、ひいては人命にもかかわる基幹機能なので、そこに問題がないことを確信できるまでは、過剰に慎重に走った。結果的には、これらには問題なかった。それぞれの機能は、十全に働いた。一安心だ。

 一方レバーの使い心地のほうはというと・・・正直微妙。今までの純正レバーに比べると、レバーの断面が角ばっているので、角が当たって指が痛いし、握り込みに伴う指の上での滑りのようなものが少ないのも握りにくかった。見た目重視アイテムだな、と痛感した次第。

 またレバーには距離調節機能がついていたので、距離を色々変えて、具合のいい設定を探ってもみた。最終的に1から5まである目盛りの、ちょうど中間地点の3にした。結局ほぼ今まで通りの距離のまま。距離調節機能はあんまり必要なかったかもしれないな。

 クラッシュパッドは、幸いにも今回のプチツーリングではコケていないため、機能面の感想はもちろんない。ただ、運転していても、出先で写真を撮っても、存在を特に意識せずにいられたので、「出っ張りがダサい、邪魔」というようなネガティブな印象を惹起することもなかった。安全の代償は特にない、と分かっただけで十分だ。

 オイル交換については、スコスコとギアチェンジできたので、問題はなさそうだ。ただこの点は、交換前からずっと問題のない箇所だったので、交換の成果としては実感していない。むしろ、ややニュートラルに入りにくかった気もするんだけど・・・衰えた私のライテクのせいにしておこう。

 あとはあんこウラ抜きか。これはズバリ全く、効果を感じなかった。実効シート高は減って0.5mmって感じ。手間をかけただけのリターンはなかったな。抜いたスポンジの量が少なすぎたようだ。

 【骨折の回復状況】

 全く問題なく運転できた。ほぼ無痛。あの骨折の日の、気を失いそうな激痛に耐えながらのギアチェンジを思うと、まさに天国だった。

 ただ、自分の左足の筋力を自分で信用できていないので、左足をつくような局面では、無用に慎重になったかもしれない。そういうメンタル的な部分が自然になるまでには、もう少し時間がかかるかもしれないな。

日記: 6月14日(2021年)

 引き続きバイクメンテ。

 事故後の反省中メンテも終盤戦。

 今回はチェーンメンテ。

 ただただクリーナーとブラシで磨いて注油しただけ。

 それと同時に、チェーンとスプロケの状態もチェック。

 チェーンはちょっとさびが浮いているけど、シールが破れているような個所はないようなので、まぁまだ使えるとしよう。

 スプロケもドリブンしかみてないけど、山がそんなに減ってもいないので、まだまだ使えそう。

 ってことで、チェーン周りはこれでいいとしよう。

 最近のメンテブームで、私の気分もかなり「なんでもやっちまえ」的になっているので、ここで思いきってチェーンとスプロケも交換しようか、とか、520コンバートしようか、とかも正直考えた。だけど、まだ寿命的には交換が必要なさそうだし、最近バイクへの出費が多すぎて、歯止めがきいてない感があるしで、今回はやめておくことにした。

 ほかに「近いうちにしようと思っているカスタム」は、リアサスまわりにあと1つあるんだけど、これは実施できる前に梅雨入りしてしまいそうだな。パーツはもうあるから、晴れ間を見て進められるといいけど。

日記: 6月13日(2021年)

 乗れない間に盆栽化が進むバイク。

 今回はクラッチレバー、ブレーキレバーを社外品に交換してみた。

 本来やりたかったのは、クラッチケーブルへの注油なんだけど、どうせ注油するためにレバーを外すなら、この際レバーそのものも交換してみよう、と思い立った次第。

 もちろんその背景には、先の立ちゴケ事件がある。立ちゴケした際には、幸いにもクラッチレバーが折れはしなかったものの、位置ずれは起こしていた。次にコケたときには、レバーが折れてしまわないとも限らない。それに備えて、予備のレバーを携行したい。じゃぁ、新しいレバーに付け替えて、もともとのレバーを予備としてシート下に入れておこう。というような思考回路だ。慎重に慎重を重ねるスタイル。心の傷は深い。

 ってことでクラッチケーブルへの注油&レバー交換だ。

 まず注油。インジェクターを使って、ワイヤールブを流し込む。入ってるんだか入ってないんだかよくわからない。ついでにワイヤーの様子も見てみたけど、太鼓付近はまだほつれもさびもなく、健康そうだったので一安心。

 続いてレバー交換。ボディ色と合わせた、青いものに交換だ。実売5000円くらいの中堅層中華レバー。

 作業はさほど難しいものでもないので、サクサクと進めた。汚いグリスをふき取り、新しいグリスを塗りたくって装着。長年の汚れが一掃されて気持ちいい。そして予定通り、もともとのレバーはシート下に収まった。

 さて、新しいレバーの感触は・・・うーん、いまいち。不慣れなせい、という要素も強いとは思うけど、まだしっくりこないな。またブレーキレバー側の精度が悪く、若干カチャカチャするのも気になった。事故につながるほどのものではないけど、気持ちよくはないなぁ。

 ただ、見た目は気に入った。青一色ではなくて、青と黒のツートンなのがいい。もともとのFZ6の車体も青黒ツートンなところが合うので、雰囲気がマッチしている。

 あとは実際に使ってみての感想、となるんだけど、まだ足が復調しておらず、無理はしたくないので試せない。先のお楽しみだ。